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映画「プーンヤイ・ジョームサラット」のクランクイン式

 去る6月17日、ノンスィ・ニミブット監督の新作歴史ファンタジーアクション映画 「プーンヤイ・ジョームサラット」(Queen of Lung-Gasuka)のクランクイン式が催 された。

 このサハモンコン社製作配給の映画は、三代の女王が統治したパッタニー国の話 で、現在国防省前に置かれている大砲の歴史物語である。

 脚本は東南アジア文学賞(SEA Wright Award)作家ウィン・リアウワーリンとコン デート・チャートゥランラッサミーの共筆、デザインはエーク・イヤムチューン、製 作監督はチュートポン・ラウヨン、そしてアドバイザーにチャーンキット・チャムニ ウィカイポン。

 主要出演者には、第一線の俳優と意気の良い若手が総動員された。先ず、永遠のヒ ロイン、チャルニー・スックサワット(プン)が数年ぶりに銀幕に復帰する。それ に、大ベテランのソーラポン・チャートリーが加わり、二枚目スターのアナンダー・ エーウェーリンヘームと不死身のアクション俳優チューポン・チャーンプルンが重要 な役で競演する。

 また、過去にノンスィー監督の作品に出演した多くの俳優が、再び監督と仕事をす る。例えば、「2499アンタパーン・クローン・ムアン」(Dan Birely and the Young Gangsters)のチェッサダー・ポンディ(ティック)とスパコーン・キッスワン (トック)、「2499アンタパーン・クローン・ムアン」と「オーケー・ベトン」(OK Baytong)のアタポーン・ティーマーコーン、「ナンナーク」のウィナイ・クライ ブット(メーク)、そして「ジャンダラ」と「Three/臨死」のスウィニット・パン ジャマワット(ヌム)。

 その他、女優陣では、アンナ・ヘムバーリット、ジャックリン・アピチャナーン (ジャッキー)、マナットナン・パチャラソーパーチャイ、そしてメーリニー・ケー オラートリーといったニューフェースが、甘い魅力と才能を披露する。

 この映画「プーンヤイ・ジョームサラット」は、6月末にクランクインし2007年に 公開予定。(06.6.22)

グレースがナレースワン大王の姉君役で映画初出演

 グレース・マハーダムロンクンは、チャートリー・ユコン(タン・ムイ)殿下から 映画「タムナーン・ソムデット・プラナレースワン・マハーラート」(ナレースワン 大王の伝説)への出演を要請され、この史劇映画に出られた喜びと、ナレースワン大 王の姉君プラスパンカンラヤー殿下の役を得て、特に泣く場面は難しかった、新人で はあるが全力を尽くしたと、感想を語ってくれた。

 『映画の演技は初めてでした。とても大切な機会と思いました。特に、タン・ムイ 殿下とお仕事が出来るのですから。このお仕事については全てが新しく、難しかった です。撮影に入る前、未だ台詞を読み暗記する前、ストーリーを話し、どのように演 技すべきか直に教えて下さる殿下のやり方に感心しました。感情表現ですが、私には 泣くことがとても難しかったです。台詞は昔の言葉で、しかも宮廷用語です。台詞の 暗記がとても重要でした。感情を込めて憶えなければなりません。事前練習がなく緊 張しましたが、なんとか努力しました。殿下が各場面のストーリーを明確に話して下 さり、感情を合わせることが出来ました』

 プラスパンカンラヤー殿下役の準備について、グレースは『殿下のことを研究する ため、沢山の本を読みました。個人的には殿下は実在されたと信じます。我が国のた め身を犠牲にされた女傑です。この映画と私の演技が成功するよう、スパンブリー県 の大王の記念碑にお参りして来ました。撮影に入る前には、毎回お線香を立ててお祈 りしました。私自身に勇気が湧いてきました』と語った。

 映画初出演について、これまで演技について家族はなにも応援してくれなかった が、この史劇映画については家族の誰もが励まして呉れたそうだ。『クルーとのお仕 事の全てに感激しています。ベテラン俳優のアムパー・スーピット(エーオ)先輩 は、駆け出しの私にアドバイスをして下さいました。私にとり難しい泣く場面では、 エーオ先輩が教えて下さり、エフ・タックボーンさんが役の感情を出すのを助けて下 さいました。仕事中最も印象に残ったのは、監督のタン・ムイ殿下です。映画の各部 分を適切にリアルに表現するため、全ての面で細かく周到でした。私のような新人 に、各場面の状況を自分で考えさす方法をお持ちです。感情や気分をどういう風にす べきか。どう演技すべきか。私は全力で努力しました。今回の殿下とのお仕事は、演 技面での得がたい経験であり、誇りを持てるお仕事でした』

 この大作映画「タムナーン・ソムデット・プラナレースワン・マハーラート」は、 今年12月に公開の予定である。(06.6.19)

第三の性の悲恋映画「プレーン・スッターイ」

 ピサーン・アカラセーニー(ピアック)監督の第三の性の悲恋映画「プレーン・ スッターイ」(The Last Song)は、同監督による1985年の同名映画のリメーク版で ある。現代に合わせ内容も濃くなっている。

 去る6月14日、この映画の披露会が催され、監督と出演者のニューハーフでパタヤ のティーファニー・ショーのトップスターのソムジン・ダーオラーイ役のアーラ ヤー・アリヤワタナー(エム)、ソムジンの心を掴んだ青年歌手ブンテン役のワチャ ラコン・ワイヤシン(ピーター)、この物語の重要な鍵を握るソムジンの妹役のスモ ンラット・ワタナーサレーラット(ピーマイ)が、舞台に上がり話をした。

 ピーター(ワチャラコン・ワイヤシン)が自分の役柄について訊かれ『僕はブンテ ンの役だ。派手なプレーボーイで、学生だがアルバイトで生活している。ある日ブン テンはソムジンから援助を受け、同棲するようになる』と語った。

 一方、エム(アーラヤー・アリヤワタナー)は、話題のシーンについて訊かれて 『ラブシーンについて言えば、難しかったです。だけど、これがこの物語の根幹で す。だしぬけに愛情を感じてキスするのではありません。この物語にはラブシーンが 必要ですが、情緒的なものです。監督は、何故ここでラブシーンがあるのか、その先 はどうなるのか説明して下さいました』と答えた。

 旧作との相違点について監督は『相違点は沢山ある。旧作では、市場が閉ざされて いたので、ニューハーフやゲイの生活は40%程度しか出さず、トムボーイやレズも入 れた。しかし、この映画ではニューハーフやゲイだけだ、隠すことなく堂々と出し た』と説明した。そして、観客に対して『この映画は紫色の性の為に作った。本物の 男女がこの映画を見に行くかどうかは気にしていない。第三の性の人々に見て貰いた い。この世の中で、この社会で我々はどう生きてゆくかを教えてくれる実例だ。マッ チョな色男ばかりではない。そんな者に入れ込んで何もかも失い、結局生きて行けな くなる。この映画は第三の性にとり教訓だ。この点に私は誇りを持っている』と語っ た。

 この映画は6月15日より一般公開される。(06.6.15)

(注:映画の公式サイト http://www.thailandout.com/thelastsong/ :パタヤの ニューハーフ・ショーの花形スター、ソムジンは、決して恋はしないと誓うが、現わ れた若い歌手ブンテンに心を奪われる。しかし、ブンテンはソムジンの妹を愛してし まう…そして悲劇が)

仏暦2550年バンコク国際映画祭

 タイ観光庁(TAT)は、かなり前から仏暦2550年バンコク国際映画祭(Bangkok International Film Festival 2007)の宣伝をやってきたが、この度カンヌ映画祭に て、タイ国がアジア映画産業の中心となり、外貨獲得と若き世代に能力を発揮する機 会を与える為に、大々的なPRを行った。

 チュタマート・シリワン観光庁長官は、仏暦2550年バンコク国際映画祭に誰もが関 心を持ってくれたことは、タイ国にとって喜ばしいことだ、そして我が映画祭は誕生 して4〜5年に過ぎないのに、何故こんなに成功をみたのか、それはウボンラタナ王女 様がカンヌに来られてプロモーションを手伝ってくださったからだと語った。

 『カンヌ映画祭への参加者は重要人物ばかりなので、同映画祭に於けるBangkok International Film Festival 2007のPRは、タイ国にとりまたとない機会でした。誰 もがウボンナタナ王女を間近にお目に掛かれることを光栄に感じ、王女様は誰とでも 親しく応対されました。そして、誰もが、2007年1月26日〜2月5日にタイ国で開催さ れる映画祭に参加しなければと思ったのです』

 仏暦2550年バンコク国際映画祭は大々的なものになる。それは国王陛下の満80歳の 年であるからだ。更に、未だ駆け出しで無名だが2〜3年もすれば大スターになる可能 性のある若い世代に機会を与え、会の雰囲気を盛り上げるため歌謡映画製作グループ を試用することが考えられている。(06.6.8)

ロマンチックコメディ映画「ラック・チャン」

 映画「ラック・チャン」(The Memory)で、ラッタプーム・トーコンサップ(フィ ルム)とポーンララー・テーラーのカップルが、記憶を失った若きスーパースターと その記憶を蘇らせようとする女性パパラッチを演じる。監督は「ポート・ウィート・ サヨーン」(Body Jumper)「セックスフォーン〜」(Sex Phone and the Girl Next Door)、「パンエックス〜」(X-tremed Limit)のヘーマン・チェッタミー。

 去る5月29日、映画の披露会が催され、監督と出演者がこの映画に関して語った。 先ず、アピラディ・アリヤラッチャタム(エメリー)が映画の主題歌“ティ・ドゥー ム”を歌い、次いで大勢のファンクラブの会員の声援を受け、若い女性達のアイドル であるフィルムが感想を語った。『この映画は、そんなに難しくなかった。地でやれ たから。しかし、イット先輩(イット・ポーラーンサオーン)との場面では、我々2 人は上手くやれるか心配した。印象に残ったことといえば、全てが素晴しかった。場 所は美しく、空気は清廉で、気温は4度だった』

 ポーンララーは、製作者も監督もこの役はポーンララー以外にいないと云っている がどう思うかと問われて『とても嬉しいです。皆さんと一緒にお仕事が出来て幸福で す。撮影場所はとても美しかったです(チェンマイ県のタイの最高峰のドーイ・イン タノン及びメーホンソーン県の山地民族の村)。こんなところがタイにあるなんて知 りませんでした。知っている人は少ないでしょう』

 最後に、フィルムが『この映画をよろしく。僕もポーンララーも、監督も、そして 全員が全力でやりました。皆さん是非この映画を見て下さい』とお願いした。

 この映画「ラック・チャン」は、6月1日より一般公開。(06.6.1)

(注:映画の公式サイト http://www.rukjung.com/ :事故で記憶を失ったスーパー スターとパパラッチの女性との純愛物語)

人気漫画の映画化「ヌーヒン ザ・ムーヴィー」

 子供にも大人にも人気の漫画“ヌーヒン インター”を映画化した「ヌーヒン ザ・ ムーヴィー」(Noo-Hin The Movie)だが、果たしてこの漫画の面白さを生身の人間 で出せるのだろか。

 「プアン・サニット」(Dear Dakhanda)のコムクリット・トリーウィモン(エ ス)が監督を引き受け、主要登場人物である家長のヌーヒン役のルンラーワン・トー ナホンサー(ルン)、セクシー美人でご主人のクン・ミルク役のコチャコーン・スパ カーンキッチャコーン(ヌン)、その姉の美人のクン・ソムオー役のパーニサー・ブ アジャルーン(カートゥン)、そして近所の美青年でヌーヒンの恋人クン・トーン役 のアディソーン・インスィー(ボーン)は皆新人である。

 去る5月30日、この映画の披露会が催された。司会のコムサン・ナンタチットは、 ヌーヒンに似た衣装で現われ、先ず大いに笑いをとった。その後で監督がVTRで話し をした。『このヌーヒンの物語は家族映画だ。多くの人が見て、楽しみ家に帰ってか らもニコニコして欲しい。とても面白い映画だから』

 歌とファッションショーが始まった。プロのモデルに混ざって、4人の俳優達も加 わった。次いで、この新人俳優達が映画初出演の感想を述べ、異口同音に興奮しまし たとても感激していますと語った。そして、皆を代表してルンが、イサーン(東北タ イ)方言で、この映画は面白いですよ、皆さん見てくださいねと言った。

 会が終了する前、スタッフ全員がルンにハッピーバースディの歌を歌った。ルンは 感激して涙を浮かべていた。この映画は6月1日から一般公開される。(06.6.1)

(注:映画の公式サイト http://www.noo-hinthemovie.co.th/ :東北タイ生まれの ヌーヒンは、何時も問題を起す騒がしい女の子。家計を助けるため、バンコクで出て 2人の美人娘の家政婦になるが・・・)