寺祭りの映画「ノーン・テン・ナックレン・プーカオトーン」
顔を見ても噴出すコメディアンのテン・トゥーットゥンことポンサック・ポンサワンとノーン・チャチャーチャーことチューサック・ウァムスックが主演する懐かしき時代の映画「ノーン・テン・ナックレ ン・プーカオトーン」(Nong Tenng Nakleng-pukaothon)には、映画初出演の2005年 Miss Thailand World ニカンラヤー・ドゥンラヤー(ニ)がドラマ「ニラート・ソーンポップ」のベテラン俳優イサリー・ソン ジャルーンとコンビで共演している。
去る3月27日に行われた同映画の披露会には、寺祭りのセットが組まれ物語の雰囲気が漂う中で行われた。様々なゲームの小間、それに田舎風の焼玉 蜀黍やパッタイ(焼米粉)、ホイトート(貝の炒物)等の 食へ物の屋台が設えられ、参加者はまるで寺祭りの気分になった。まさに、ワット・サケートのプーカオトーン(黄金山)の祭礼そのものだった。
パーニット・ソットシー監督は、ノーンとテンとは良く気が合い、こんな愉快な映画が出来たと、2人の主役を褒めた。当のテンは、この映画は楽しいだけでなく愛国心も表わしていると述べた。
この映画はワークポイント社とサハモンコン社の共同制作であり、両者の社長ソムサック・テーチャプラスート(シア・チアン)とパンヤー・ニランクン(シア・ター)が舞台に上がり挨拶した。シア・チア ンは『この映画を見て下さいよ』と、シア・ターは『子供の頃、プーカオトーンに遊びに行ったものだ。この度、そこに戻って来られて大変嬉しい。楽しかった時を思い出す。幸福だったお祭りを。この映画を 見れば国を愛する気持ちになる。映画に映し出される文化に笑いと喜びがある』と話した。
タイ代表の顔の女優ニ(ニカンラヤー・ドゥンラヤー)は『この映画はタイ文化保護映画です。昔の風物が再現されます。約80年前の話で、往時の生活が見られます。多額の制作費が使われました。難しかっ たのは、ノーンさんとテンさんとの場面です。可笑しくて、NGを出さないよう精神を集中しました。年齢性別 を問わず広く皆様に、この映画を観て頂きたいですね。面白くて中味もあります。それに、タイ文化 の保護もあります。西洋文化が入ってきても、共存できると思います』と述べた。
この映画は、3月30日より一般公開される。(06.3.30)
(注:映画の公式サイト http://www.nongtengmovie.com/ タイ/英: 時は1923年、テンはリケー芝居の花形役者。芝居小屋は大繁盛だが、地主は映画館を建てるため、芝居小屋の立ち退きを迫る。なん とか阻止しようと、仲間のノーン達と共にあるゆる手を使って対抗する…)
喜劇映画「ナムプリック・ロン・ルア」
去る3月14日、映画「ナムプリック・ロン・ルア」(Navy Boys)の公式披露会が行われ、只1人の若い女性出演者のスパックソン・チャイモンコン(クラセー)、それにアマリン・ニティポン(アム)、ベン ジャポン・チューイアルン(ゴルフ)、カーク・シラー、ノート・チューンジムことバムルー・ポーンインシー、ソムポン・クンナープラトム(イート)等の若い男性陣の主要出演者が顔を揃えた。
各々が役柄について語った時、クラセーは、『私の役のプリックはテコンドー黒帯の警察大尉で、不法商人の取締まりが任務です。格闘シーンが沢山あります。しかし、格闘はストーリーの一部であり、そん なに激しいものではありません。格闘シーンばかりではありません。セクシーシーンもちょっぴりありますよ』と語った。
若者達も各々の役について手短に説明した。先ず、ゴルフが『トンホームと云う名の海軍将校だが、ショーチームを作ろうとする。それで、またダイビングのトレーニングをしなければならなかった』と、カ イケム役のカーク・シラーは『爆薬の専門家だ。しかし、間違って味方に爆弾を仕掛け、仲間が死なせてしまい、公務員を首になる』と語った。
次いで、イートが『初めての映画出演だ。役のタイコンは酔っ払って、女を買いに行く。だけど、本当の私はそんなことしませんよ』と、そしてこれまで多くの番組制作に関わってきた監督のウォラポット・ ポートネートは『この映画は人を集めるまでが大変だった。十分人員が揃いハッピーだ。愉快な映画になった』と語った。
最後に、いんちき賭博の達人でハッカーのムーワーン役のアムは『現在、我が国は緊張状態にある。こんなときは愉快なことを探した方が良い。政治のことをあまり思い詰めずに、「ナムプリック・ロン・ル ア」を見れば、気が晴れますよ』と、そしてクラテーが満面に笑みを湛えて『今、学校は暑季休暇です。親御さんたちお子さんを連れて見に来て下さい。面 白い映画ですよ。皆さんよろしくね』と映画の宣伝を した。
この映画「ナムプリック・ロン・ルア」は、3月23日より一般 公開。(06.3.19)
ジャングルの冒険映画「プライリーピーナート・パーモラナ」
去る3月7日、伝説の財宝を求めてジャングルで森の番人の獣や様々な危険と戦う、冒険映画「プライリーピーナート・パーモラナ」(Vengeance)の披露会が催された。
映画「クンペーン」(Legend of Warload:02)のワチャラ・タンカプラスート(アンディ)とジラパット・ウォンサーンラクサ(ジック)、「ノーチョー:ナックトート・チャーイ」(Norchor:02)のチャラッ ト・ナ=ソンクラー(ヌン)、「プラアパイマニー」(Pra-A-Paimanee:02)のスラチャイ・セーンアーカート(ボップ)、そして女優のナタナン・チャントラウェート(モック)が顔を揃えた。
短編映画界ではベテラン監督のプレーオ・シリスワンだが、この映画について『この映画は僕にとって初めての長編映画だ。難しくて汗をかいた。この映画には凶獣、CG、ワイヤーそしてスタントがあり、最 初脚本を読んだ時には、面白かったけれど困難への挑戦だった。それに、CG90%の森の番人の獣が主役の一方でもあるのだ』と語った。
主役のアンディ(ワチャラ・タンカプラスート)は『この映画では、盗賊を追って部下を連れてジャングルに入る警官の役だ。物語の進行役で、登場人物をジャングルに連れて行き運命と出会う』と語った。
濃い顔の女優のジック(ジラパット・ウォンサーンラクサ)は『私はウームの役で、まあ森の猟師です。警察官の一行を案内してジャングルに入ります。そこで色々な凶獣に遭遇します』と、一方ドラマ「サ ーノーイ・タキアン・ケーオ2」でお馴染みだが、映画初出演のモック(ナタナン・チャントラウェート)は『私の役のクラセーは、皆をジャングルに案内する老猟師の孫娘です』と語った。
撮影でなにか困ったことは無かったかと訊かれ、アンディは『最も大変だったのは、監督との意思疎通 だ。監督が喋っていることがまるで分からない。監督と助手との話し合いは、話せば話すほどわけが分か らなくなってくるのだ(笑)』と語った。モックは『初めての映画で、どのシーンも難しかったですが、先輩の俳優さんや監督に教えて頂きました』と、ジックは『撮影で大変だったのは靴を履けないことでし た。酷いですよ。裸足でジャングルを歩くのですから。デザインでは靴を履いていたのを、監督の命令で履かないことに変更されたのです』と説明した。
最後に、各人がこの映画をよろしくと表明した。この映画「プライリーピーナート・パーモラナ」は、3月9日より一般 公開されている。(06.3.13)
(映画の公式サイト: http://www.vengeance-movie.com/ :盗賊を追った警官隊が、魔の森に入り込む。そこには奇怪な生物や昔の宝の呪が存在する。果 たして、生きて戻って来られるか…)
Star Entertainment Award 2005
去る3月7日ジャルームクルン公会堂にて、芸能記者協会による第4回芸能大賞 “Star Entertainment Award 2005” の授賞式が行われた。賞は映画とテレビの2部門がある。会場には着飾った有名スター達が、所 属会社毎に赤絨毯を踏んで三々五々登場し、盛況であった。
先ず、映画部門の授賞が行われ、チラ・マリクン監督の「マハーラー・ムアンレー」(The Tin Mine)が、作品賞、監督賞、脚本賞等の主要部門を含む7賞をかっさらった。その他、GTH社は「プアン・サニ ット(Dear Dakanda)」でも、助演女優賞、編集賞、主題歌賞の3賞を得た。なお、主演男優賞は「ジョーム・カマンウェート(Necromancer)」のチャチャイ・プレーンパーニットで、同映画はメーキャップ賞 も獲得した。そして、人気スターのウォラヌット・ウォンサワンが「チム(Midnight Taxi)」にて、主演女優賞を得た。
次いで、テレビ部門の授賞が行われたが、ウォラヌット・ウォンサワンに芸能記者最愛のスター特別 賞が贈られた。
映画部門の受賞者及び作品は次の通り:−
衣装デザイン賞:チャーチャーイ・チャイヨン <「カボット・ターオ・シースダーチャン(The King Maker)」
メーキャップ賞:ウォラパン・ナラーピロム <「ジョーム・カマンウェート(Necromancer)」
装置デザイン賞:エーク・イアムチューン <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
録音賞:ナレート・サーパットソンとラームイントラー録音室 <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
主題歌賞:“チャーン・マイルー・ルーイ” <「プアン・サニット(Dear Dakanda)」
撮影賞:チャーンキット・チャムニウィカイポン <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
編集賞:ウィチャー・コージウ <「プアン・サニット(Dear Dakanda)」
脚本賞:チラ・マリクン <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
助演男優賞:ソンタヤー・チットマニー <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
助演女優賞:パーニサラー・ピムプル <「プアン・サニット(Dear Dakanda)」
主演男優賞:チャチャイ・プレーンパーニット <「ジョーム・カマンウェート(Necromancer)」
主演女優賞:ウォラヌット・ウォンサワン <「チム(Midnight Taxi)」
監督賞:チラ・マリクン <「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
作品賞:「マハーラー・ムアンレー(The Tin Mine)」
(06.03.9)
タイ・香港・日合作の「Black Night」
去る2月23日、第4回バンコク国際映画祭にて、タイ・香港・日本の3カ国共同企画の映画「Black Night」 (タイ語題名 ラーン−ローク−ローン)の発表会が催された。
先ず、3人の監督、タイのタニット・ジットヌクン(ピット)、香港のパトリック・レオン、そして日本の秋山貴彦が紹介され、同時にアニー・リウとタイ人にはドラマ“The Outsider”でお馴染みの台湾の美 男俳優ディラン・リウ、そしてタイのピットナーク・サーカークン(メイ)、カチョンサック・ラタナニッサイ及びナッチャー・ブトラスィー(プー)の2カ国の出演者が紹介された。
この日、日本の主役の瀬戸朝香と柏原崇は欠席だったが、ディランのファン・クラブが大勢詰めかけ会場は大入りだった。
「Black Night」は3部よりなるオムニバス映画で、各国の監督が1部ずつ担当する。即ち、香港の“Next Door”、日本の“Dark Hole”、タイの“The Lost Money”の3部からなり、それぞれが独自の視点に よるホラー映画である。
3人の監督が作品につき見解を述べた。先ず、「花都大戦ツィンズ・エフェクト2」等の多くの作品があるパトリック・リウ監督が話した。『この映画での僕の手法は、ゆっくりとしたリズムだ。他の多くの ホラー映画のようにスピードで観客を驚かすテクニックは使わなかった』
次いで、タイの有名監督タニット・ジットヌクンは『各国の映画を比べると、香港がティムサム(点心) で、日本が寿司なら、タイはソムタム(青パパイヤのサラダ)だ。この映画は間もなく鑑賞できる。自分の次作の計画だが、ここに美しい香港の女優さんがおられる、一緒にお仕事をしたいですね』と語った。
映画「Hinokio ヒノキオ」で成功を収めた日本の秋山貴彦監督は『今日ここへ日本の俳優が来られなかったので、自分はめかしこんで来たのだが、関心は全て香港の俳優さんに行ってしまった(笑)。各々の 国がそれぞれ分かれて制作した。同じような作品になるといけないので、香港とタイの作品は前もって見ないようにした。今度は一緒に仕事をしたいですね』と述べた。
タイの男優カチョンサック・ラタナニッサイは『このような共同制作映画への参加は初めてで、名誉に感じる』と、女優のピットナーク・サーカークンは『タニット監督の作品に出られて嬉しいです。国際級 の映画で、3カ国の監督は素晴しく、嬉しいです』と語った。
この日大いに関心を集めた香港の俳優は、先ずアニー・リウが満面 の笑みを浮かべて『この監督と初めてお仕事が出来て名誉に思います。そして、香港で上映される2本目の映画です。嬉しくまた名誉に思い ます』と語った。最後にキャーッと上がる嬌声の中、美男のディラン・リウが『この役を引き受けたのは、これまでのプレイボーイ役とは違うからだ。特にこの監督とは以前から一緒に仕事をしたかった。この 映画でキャラクターを変えた。まあ見て下さい』と話した。
この映画「Black Night」は、タイ国及びアジア各国で近々上映される。(06.3.2)
