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Y.T.さんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

ビーチ・バレーの恋愛映画「プロ・ラック・クラップポン」

 去る11月22日、ビーチバレーの恋愛映画「プロ・ラック・クラップポン」(Match Point)の披露会が催された。主演は人気男性歌手フルック・ウォンアイナームことジッタコーン・ブンソーン(フルック)と美 人モデルのサーラー・マーラークン・レン、共演にラッサミー・トーンシリプライシー(ルークミー)、アピサダー・クルーコンカー(アイス)、マリーオン・アフローター(メム)及び若手男優のシワット・ナ ルパイ(ティウ)、そして監督はタナポン・タナンクーン(ペン)。

 主演のフルックが唄う映画主題歌“コン・ニー・ホアチャイ・ボーク・ヨーム”で開会し、アイスとメムの二人が出て来てそれに和唱した。次いで、舞台上で出演者と監督へのインタビューが行われた。

 ピンクの服を着たサーラー・マーラークン・レンは『私の役のネットは、お天気屋でじゃじゃ馬です。私の性格とは正反対です。正直言って難しいですね。特にフルックと会っている時、何故不機嫌になるの か、観客に分からせるよう演技しなければなりませんから。大勢の面前でフルックを罵ったり、平手打ちしたり、どうしてそんな乱暴をするのか、最後に分かります。それに、サーラーの可愛さも出さねばなりま せんしね』

 「怒鳴られて愛し、殴られて許す」の宣伝コピーを納得した。しかし、フルックのファンクラブもこれは映画の中だけのことと了解するだろう。会場で見るサーラー本人は美しくて可愛い。

 フルックは、パタヤの番長の若者サンドの役について、初めての映画だがそんなに難しくはないと言った。そして、彼を選んだ理由を司会者から聞かれた監督が『何処から見てもそんなに男前ではない。しか し、しげしげ見ると男前のように見えてくる。何かがある顔だ』と言うのを聞き、フルックはこっそりおどけて見せた。それ以降、司会者から男前について冷やかされ続けていた。

 セクシーな衣装のアイス(アピサダー・クルーコンカー)は、バレーボールの経験があるので、ビーチバレーの選手の役はうってつけで、他の俳優達より早く演技に入れたと語った。

 CMでお馴染みのメム(マリーオン・アフローター)は、バレーボール選手の役をやるについて、乗馬、バレーボール等色々なことを練習しなければならず、特に乗馬は2ヶ月の訓練を受けた。映画のためにこ んなに激しい訓練を受けたのは初めてだと語った。

 可愛い若手女優の嘆きを聞いて、司会者はタナポン監督を冷やかした。『監督はナショナル・チームをトレーニングしたのですか』監督は上機嫌で答えた。『上手くなれば、そうするさ』本物のナショナル・チ ームの選手が、映画の美しく可愛くてセクシーな選手達が、ライバルになるのではないかと心配するかも知れない。

 ずっと寡黙を通していたコーチ役の若い青年ティウ(シワット・ナルパイ)は、印象に残ったことを訊かれて『出演者各人が意欲を持って仕事をしていたこと。そして、最も監督の仕事振りが印象的だった』と 語った。

 もう一人の主要な役を演じるルークミー(ラッサミー・トーンシリプライシー)は参加できず、VTRで次のように語った。『私の役のレイコは、サーラー扮するネットのライバルです。タイと日本のハーフで、 バレーボールのチャンピオンになります。皆さん、この映画「プロ・ラック・クラップポン」を宜しく、私が初めて主演級をやる映画ですから』

 久し振りのスポーツ映画、しかも大気の下すがすがしい水着の大勢の美女が出るビーチバレーの映画の封切りは11月24日。(05.11.27) (注:映画の公式サイト http://www.matchpointmatchlove.com/

大作映画「ナレスワン」出演のサーイ

 インティラー・ジャルーンプラ(サーイ)は、大作映画「ナレスワン」での領主の娘ローキンの役に、全力で当っている。この役を彼女に与えたチャートリー・チャルームユコーン殿下(タンムイ)監督は、サ ーイの演技を大いに評価している。

 『この役にサーイを選んだのは、ローキンが乗馬、剣術、弓術、あらゆる武器の扱いに於いて、男の兵士に負けない女戦士だからだ。彼女はてきぱきとして、能力がある。大事なことは、スピリットがあり、仕 事に全力を尽くし、我慢強く、何をするにも嫌な顔をしないことだ。そして、きちんと乗馬や色々な武器の扱いの訓練をすること。実際、これがこの役に最も要求されることだ。これまでの撮影で、彼女の才能は 証明された。まるで本当の我が子のように可愛いがっている』

 一方、蜂蜜色の皮膚のこの女優は、タンムイ監督との仕事について次のように述べた。『この大作映画に出演が決まり、しかもこのような重要な役で、最高に嬉しかったです。お金のために殿下とお仕事をする 人は誰もいないでしょう。この映画も、軍やその他様々な部門の協力があります。戦士の役をやれるので興奮しました。私はこの2年、乗馬と剣・短刀の扱いの訓練を受け準備してきましたから。撮影の本番で落 馬事故があり、全身に傷を負いましたが、こんなことは武術の撮影では普通 のことです。大したことありません。最高の作品となるよう、私も全力を尽くします』

 これまでの「ナレスワン」の撮影の多くが戦闘シーンだったが、ここへ来て雰囲気が変わり、ローキンの滝での演技となった。カーンチャナブリー県シーナカリン・ダム国立公園パーダートの滝での撮影であ る。

 『このようなシーンがあり、私は山の美女になれると嬉しかったです。水浴びして、髪を長く梳き放ちます。髪を長く継いだのは初めてです。こんなに髪を長く伸ばしたことはありません。気に入りました。だ けど、髪が濡れるととても重くて。しかも、本番は最高に不快でした。と言うのは、この場面 では竹薮の中を歩いて滝へ向かうのですが、どんどん歩いて行くと、痒くなり出しました。私は皮膚が弱くて直ぐかぶ れるのです。それに、冷たい水に一時間も浸かってなければなりません。痒いやら寒いやら、散々でした。本当に、こりごりです。前みたいな戦闘シーンに戻りたいです』

 タンムイとの仕事について訊かれてサーイは『殿下には殿下なりの方法があります。多くの場合、台本を読ませずに、ストーリーを語って下さいます。台詞をむやみに暗記す必要はありません。殿下とのお仕事 は、快適です、偉ぶらず、ひやかしたり悪戯してみたりして、気持ちをなごませて下します。マヌー王に扮するピーターとのラブシーンに不安はありません。殿下がちゃんとやって下さるし、ピーターとは親密で すから』

 多くの兵の中で戦う役だが、プロの軍人が驚くほどサーイには能力があり、仲間の俳優達も褒めちぎっている。ローキンの恋人マヌー王役のノパチャイ・チャイナーム(ピーター)は、次のように語った。

 『サーイとは初めての仕事だが、彼女は陽気で、一緒に仕事をしていて気持が良い。危険なシーンの乗馬は二人で練習した。後ろから30−40頭の馬が追ってくる。サーイは落馬を恐れちゃだめよと言って、全速 力で疾走した。自分も不安が軽減した。激しい戦闘場面では、全く男勝りで女とは思えなかった』

 ナレスワン大王役のワンチャナ・サワッディ大尉(バード)は、サーイについて『我慢強く、勤勉だ。乗馬や剣術は男に負けない。この面 の天才だ。本物の戦士だ。何事にも全力で当りやり遂げる。どんな怪我 も我慢し、退かない。外観は無鉄砲に見えるが、実際は優しい女性だ。サーイは、しとやかで、思いやりがあり、親切で、真心がある。演技の面 で、色々アドバイスしてくれたので、自信になった。サーイと一緒 に仕事に出来て嬉しく思う』と語った。

 一方、エーカートサロット王役のウィンタイ・スワーリー中佐(トット)は『サーイは楽しい人だ。誰とでも上手くやって行ける。男性グループの中でも上手く適合し、兄弟姉妹のように親しくなれる。乗馬、 剣術等を一緒に練習した。彼女は天分と才能を持っている。演技に関して、サーイは知識が豊富で、色々教えてもらった。アクション・シーンでは全く男そのものだったよ』と語った。

 最後にサーイは、この映画に出られて誇りに思う、危険で撮影は大変だが、多くの事が学べる、そして今日タイ人が住むこの国土も、先祖の犠牲があってこそだと言うことを忘れないで欲しいと述べた。 (05.11.23)

映画「ワーライ・ディ・ピー・チャルイ」で、アンクルが監督に復帰

 10年前に、最も心に残っている映画はと訊いたら、答えは「チャルイ」だろう。憧れの監督はと訊けば、先ずアディレーク・ワットリーラー(アンクル)の名が挙げられるだろう。そのアンクルが、彼が言う最 も手馴れた幽霊喜劇映画で、経営者から監督に復帰した。題名は「ワーライ・ディ・ピー・チャルイ」(Ghost Variety)、主演は人気コメディアンのマム・ジョックムックことペッターイ・ウォンアカムラオ。作 品についてアンクルは次のように語った。

*どんな映画か?
 幽霊を恐れている者の話だ。しかし、見たことは無く、信じて良いのかも分からない。主な登場人物のトム(マム・ジョックモック)、ティック・ザ・スター(ティック・クリンシー)、スーパーニック(ボリ ブーン・チャンルアン)、ペオ(ピットナーク・サーカーコン)及びノーン(チャルームポーン・ディカムポーンティラウォン)には、幽霊は見えないが、彼らの周りにはいて、観客には第6感で見える。この作 品は言わばGhost Varietyのリストだ。

*準備と撮影にどれ程要したか?
 脚本には長く掛かったが、撮影はマムの体が空いてから急いでやり2ヶ月で終えた。大きな障害は雨だった。雨の問題がなければ、もっと順調に行ったのだが。撮影が終るのが夜中の12時の筈が朝になってしま い、俳優達は寝る間もなく大変だった。

*この映画の見所または魅力は?
 これまでのパートの「チャルイ」ファンにとり、今度の「チャルイ」はどうなのか魅力だろう。また、昔の「チャルイ」を見たことの無い人にも面 白くて肩の凝らない映画だ。マム・ジョックモックを始めとす るコメディアン達が出演する、他に類を見ない喜劇映画だ。

*どうして幽霊喜劇映画にしたのか?
 現在、幽霊映画に非常に人気がある。これは世界的なトレンドだ。それをからかってみたかった。風刺の効いた愉快な映画だ。

*10年して監督に復帰したきっかけは?
 映画「チャルイ・ヒン・コン〜」の後、私は裏方に回った。プロデューサーとして20以上の作品と20人以上の監督を世に出した。一寸、休む必要がある。それに、10年以上も監督をしていないと、監督協会から 除名さてしまう。言わば期限延長手続きだ。

*全部で4部になる「チャルイ」の共通 点は?
 私の作品の多くは夢についてだ。歌手になりたい人も、スチュワーデスになりたい人もいる。どの部でもチャルイはそのことを語っている。困難と戦って努力して成功する人について語っている。一旦決めたこ とは、決意して取り掛かるべきだ。それに、友情、助け合い、それが私の示すテーマだ。

 この映画「ワーライ・ディ・ピー・チャルイ」は12月29日に封切り予定。(05.11.20)

ニナーとウットの第2作映画「カオチョンガイ」

 映画「カック・カカーウ」(My Space(04))の女性プロデューサのースティダー・ルアンローンヒランヤー(ニナー)と新鋭監督ウィティット・カムサケーオ(ウット)のコンビが、密かに新作喜劇映画の製 作を準備しているとの噂を耳にしていたが、遂にそれが明らかになった。カオチョンガイの国土防衛訓練所に関する映画で、題名は「カオチョンガイ」、主演は映画「ワイ・オンラワン4」(Tum-Oh Return)のワ シット・ポーンソーパー(チャム)である。

 『今日、私ニナーとウット監督は、映画「カオチョンガイ」の俳優10人の中から数人を連れて、ラーマ6世崩御80年祭の展示会に、国土防衛予備軍司令官のアートン・ローヒットクン中将のご招待を受けて参 りました。私達はカオチョンガイの国土防衛訓練生の生活に関する映画を製作するからです。今日は、多くの偉い将校さん達にお会いし、勇気と色々なアドバイスを頂き、とても光栄です。この映画を作ろうと思 ったとき、軍に協力を依頼し、多くのご支援を頂きました。また、軍もこの映画に大きな関心を持っておられます。

 映画の俳優達を明らかにしていませんでしたが、今日は5人を連れて来ました。他の者は学校に行っています。殆ど全員が新人です。ウェブサイトを通 して募集し、これまでで10人を得ました。映画「ワイ・ オンラワン4」でお馴染みのワシット・ポーンソーパー(チャム)以外は、全員映画初出演です。チャムも主演は、この映画が初めてです。

 チャムはノーイの役です。ひ弱で意気地がなく、最高に過酷だと云われるカオチョンカイの国土防衛訓練所に行かされます。そこの友人達は性格が正反対です。そこで色々な事に遭遇し、勤勉で頑丈になり、 人々との付き合いや障害の処しかたを知ります。色々な愉快な話が挿入された、面 白い映画です』とニナー(スティダー・ルアンローンヒランヤー)は語った。

 間もなく、カーンチャナブリー県のカオチョンカイの訓練所で、映画の撮影が開始される。他の出演者にトーンプーム・シリパン(ビック)、アピポン・トリーテーワラウォン(ワー)並びに、プラソン・ガー ムパタラウォラクン(ペーン)とポンチャイ・ガームパタラウォラクン(パーン)の双子兄弟。(05.11.13)

映画「カオニアウ・ムーピン」、病気の愛犬のため貯金箱を空に

 最多時には15匹の犬猫を飼ったことのあるペット愛好家のシワーポーン・ポンサワン監督が、全ての愛犬家の心を打つ映画を製作した。親から犬を飼うことを禁じられたが、こっそり犬を飼っていてその犬が病 気になったら、なんとか愛犬を医者に連れていかねばならない。

 これは映画「カオニアウ・ムーピン」の一場面だ。監督は人と犬の間の感情を伝えるのに特別 の自信を持っている。カオニアウ(ナワラット・テーチャラタナプラスート(クレット))は、犬のムーピンの具合 が悪いのに気付いた。8歳の女の子ながら考えて、貯金箱の中のお金を全部出してビニールの袋に入れ、犬を抱えて布を被せクリニックへ連れて行った。

 『ここはカオニアウがムーピンをお医者さんに連れてゆく場面 です。彼女は8歳の少女だが、自分を愛する者を責任持って熱心に世話します。たとえ、それが犬であっても。育児に無関心な大人より、子供はも っと責任を持ちます』

 この場面の難しさを訊かれて、監督は快調でしたと自信ありげに親指を立てて見せた。ここではエキストラも俳優もプロだからだ。特に、クリニックは監督が自分で馴染みのところを選んだ。

 『この場面の監督について、何も困難はありませんでした。皆さんプロです。医者の役はこのクリニックの院長の獣医さんだし、受付係りもこのクリニックの人です。クレットちゃんもちゃんと演技したし、ム ーピンは本当に眠っていました。犬は横になって病気に見えなければなりません。ムーピンは忽ち深く眠って確かに病気のように見えました。撮影は順調に進み時間のロスはありませんでした。

 クレットちゃんは犬が大好きで、自宅にはいろんな種類の犬がいます。その経験から、病気のムーピンに悲しむ演技が上手く出来ました。特に、クレットちゃんがムーピンを抱えてお医者さんを見つけたときの 目の輝き。また、犬を抱えたしぐさに、多くの人は犬の具合が悪いのだなと直ちに気付くでしょう。ビニールの袋に入れた有り金全部をクリニックの係りに差し出す場面 では、きっと心がジーンとなるでしょうね』

 この美味しいそうな題名の映画「カオニアウ・ムーピン」は、来年1月12日に封切り予定。(注:カオニアウとムーピンは、それぞれ少女と犬のニックネームだが、意味は「もち米」と「焼き豚」)( 05.11.13)

ホラー映画「ラップ・ノーン・サヨーン・カワン」

 去る11月7日、パークプーム・ウォンチンダー監督の究極の恐怖映画「ラップ・ノーン・サヨーンクワン」(Scared)の披露会が催された。会場の Major Cineplex ラットヨーティン映画劇場の辺を通り掛った人 は、まるで大学のキャンパスにいる思いがした。新入生歓迎のゲーム・コーナーが設えられ、威勢の良い応援歌が大音響で流されていた。(原題の意味は「恐怖の新入生歓迎会」)

 ゲーム・コーナーで楽しんだ後、会場では司会のシンジャルーン・ブラザー3兄弟が、男性8人女性9人の主要出演者を紹介し、それぞれが自己紹介しインタビューに答えた。

 森の中での撮影で、特殊効果とワイヤーワークが大変だったが頑張った。お互いに年齢が近く、撮影中いつも一緒だったので仲良くなった。仕事の雰囲気は楽しく、皆が友達になったとのこと。実際、俳優と監 督のインタビューはお互いにふざけ合い、本当に親しげだった。

 パークプーム監督は俳優について『こいつらの監督は大変だった。目が離せないんだ(笑)。未だ子供でやんちゃな奴もいた。しかし、仕事は皆性根を据えてやった』と語った。

 映画初出演のボーウォーラポット・チャイカンター(マイ)は『この映画に出られて嬉しいです。映画は初めてしたから。初め台本がなくて、どう演技していいのか戸惑いました。しかし、監督はリアルさを出 させるため、このようにしたのだと分かりました。最も印象に残る場面は、冒頭の歓迎会で新入生達が楽しく歌い踊る場面 です。この後で、事件が起こるのです。皆さん映画を見て下さいね』と語った。

 スモンラット・ワタナーセーラーラット(ピーマイ)は『この映画は、これまで出たのと比べとても難しかった。これまでは、どのように演技すべきか、どんな性格なのか教えてくれたが、今回は自分で考えな ければならなかった。このような事態になったら、どうすべきかを自分で決断しなければならない。役のキャラクターを98%出せたと思う。非常に新奇な映画です。皆さん是非見に行って下さい』と語った。

 この映画は見るに耐えぬほど過激的だと言われているが、監督は次のように見解を述べた。『この映画は、所謂ホラー映画で、確かに過激な場面 もある。しかし、映画を見てもらったら、我々が何を伝えようと しているのかが分かる。皆さん、映画を見て下さい。この映画は若者だけのものではない。「新入生歓迎」の言葉は映画の表面 だけで、もっと深みがあり、あらゆる世代の鑑賞に堪える。但し、子供には刺激が強 いので、保護者は子供を連れて行かないように』

 この映画「「ラップ・ノーン・サヨーンクワン」は、11月10日より一般 公開。(05.11.10)

(注:映画の公式サイト http://www.scaredthemovie.com/ : 新入生のグループが郊外旅行に出掛け、バスが川に落ち大半が死亡する。残った学生が森をさまよい、ゴーストタウンに辿り着くが、次々に残酷 な謎の死をとげてゆく…)

2分毎にぞっとする映画「ローン・コーング」

 去る11月1日、Five Star社は、コーンキアット・コームシリ、アット・タムトラクーン、ヨサポン・ポンサップ、プラティポン・サーイシーケーオ、イサラー・ナーディー、セーリー・ポンニティ及びパーシ ット。ブラナチャンの7人の若手監督から成る“ローニン・ティーム”によるホラー映画「ローン・コーング」(Art of The Devil 2)の披露会を催した。

 この映画は、恐怖と死をもたらすサイヤサート(バラモンの妖術)に巻き込まれる6人のハイティーン、ナモー・トーンカムヌット(ナモー)、コーラコット・ウォラムックシック(ナムフォン)、ハタイワ ン・ガームスコンタプーシット(プン)、チンダー・スリヤカムポット(トーン)、アカシリ・シワポンピタック(ファーン)、パワリット・ウォンパーニット(ルーオー)、に関する映画である。監督の一人 で、これまで「バーンラチャン」「クンペーン」「コン・レン・コーング」等多くの映画の脚本を書いてきたコーンキアット・コームシリは、映画製作の動機について次のように語った。

 『我々は、従来の幽霊映画とは違う、ハイティーンに関するホラー映画を作りたかった。サイヤサート狂の母親が、インドラ神と交信出来るようになると信じて、自分の娘をインドラ神に捧げたとの実話が心に 引っかかっていた。それから、もう一つ、若者の間で護符の刺青が流行っていることだ。こうした話が我々の社会から無くならないことに興味を持った』

 撮影計画とキャスティングを担当した監督プラティポン・サーイシーケーオは『撮影期間は、僅か3ヶ月で短かった。主な撮影地はサムットサーコン県で、我々の要求に合う雰囲気があったからだ。撮影は休み なく行われたので、俳優達はかなり疲れた』と語った。

 脚本とキャスティングを担当した2人の監督アット・タムトラクーンとヨサポン・ポンサップは語った。『キャスティングには、ナパカパー・ナークプラシット(マミー)のような最適な俳優を選ぶために時間 を要した。彼女はパノー先生の役にぴったりだ。パノー先生は、セックスアピールがあり且つ2重人格だ。魅力的でミステリアスなマミーに適役だ。ハイティーンの6人については、全くの新人を起用した。これ は、観客に彼らは本当の学生だと思わせるためだ。大変だったのは、新人の彼らを使い物になるよう訓練しなければならなかったことだ』

 次に、5人の新人俳優が舞台に上がり、インタビューを受けた。外国にいるパワリット・ウォンパーニット(ルーオー)は欠席した。彼らはそれぞれ『映画初出演であり、この映画に身も心も投入した。撮影期 間が短く、休みなく撮り続けたので、きつかった』と語った。一部の学生は学校が終ると急いで撮影現場に行き、休息の時間がとれなかったとのこと。

 ナパカパー・ナークプラシット(マミー)は『この映画の役はとても難しかったので、覚悟して全力を注ぎました。先ず、年配の女性に見えねばなりません。従来とは違って見えるよう、この映画のパノー先生 役では犬歯をはめました。また、クメール語の呪文を唱えねばなりません。最も難しかったのは詩文の朗詠でした。役作りには集中力が必要でした。2重人格で、善人と思うと忽ち悪辣になります。物の怪が憑く と、人が変ったように大暴れするのです』

 最後に予告編が上映されると、ウヘーハハハとの声が上がった。監督と出演者達が2分毎に身の毛がよだつよと云っていたからだ。この映画は、12月1日より一般 公開の予定。(05.11.5)

(注:映画の公式サイト http://www.longkhong.com/

活劇映画「スア・カープ・ダープ」

 去る10月19日 SFX ラートプラオ映画劇場にて、新会社 Mono Film のアクション映画「スア・カープ・ダープ」(The Tiger Blade)の披露会が催され、監督のティラコーン・シリパンウォラーポーン(サン)、 出演者のアサダーウット・ルアンスントーン(ウット)、ピモンラット・ピサロイブット(ゴップ)、ポンパット・ワチラバンチョン(オフ)と妻のタンヤー・ワチラバンチョン(デーン)、スアンスダー・ラー ワンスラスート(ナムフォン)、アナン・ブンナーク(エー)、ノート・チューンジム、トアレ・チューンジムそして7チャンネルの有名な演出家サヤーム・サンウォリブットが参加した。

 「スア・カープ・ダープ」は、中国のカンフー、西洋のフェンシング、それにタイのアクションが混ざり合った映画で、監督は『この映画の多くのプロットは、前から自分の胸の中にあったものだ。格闘の場面 は映画「マッハ」(オンバーク)から創造力を得た』と語った。

  この映画では俳優達が武術を披露する。多くはスタンドインを使用したが、自分自身でやった場面 もある。ウット(アサダーウット・ルアンスントーン)は『この映画のヒーローは格闘も様々な武器の使用も巧 みなので、撮影に入る前に格闘技を習った。スタンドインを使った場面もあったが、自身で演技しなければならない場面 もあった』と話した。

 ヒロイン役のゴップ(ピモンラット・ピサロイブット)は言った。『私も格闘技を習いました。この映画では、しとやかな女性から、勇ましい婦警に変身します。格闘技に長けています。事前に練習が必要でし た。武器の使い方やら、殴り方蹴り方やら』しかし、監督にからかわれた。『良く練習してたよ。だけと、ゴップ自身での演技は少なかったな。スタンドイン100ならゴップは30だな(笑)』

 もう一人の女優ナムフォン(スアンスダー・ラーワンスラスート)は『私は雇われの殺し屋です。格闘技は得意なので、殆ど自分自身で演技しました。練習も十分やったので、筋トレになり腕が硬くなりました (笑)』と語った。

 次に、司会者は、長い間黙って座っていたオフ(ポンパット・ワチラバンチョン)に、映画の役のカオヨート隊長について訊くと『カオヨート隊長もおとなしい男だ』と答えた。

 最後に監督が、映画「スア・カープ・ダープ」を宜しくと言い幕となった。この映画は10月27日封切られた。(05.11.2)

(注:映画の公式サイト http://www.tigerblademovie.com/ タイ/英)