オームとアンドリュー映画「コン・ラルック・チャート」を語る
去る9月20日、SF Cinema マーブンクロン劇場にて、待ちに待った映画「コン・ラルック・チャート」(The Remaker)の発表会が行われ、主演のピヤダー・アカラセーニー(オーム)とアンドリュー・クレックソン、それに女性監督のモナ・ナームが話をした。
映画「サティテーク・チュアローク」以降10年も映画より離れていたアンドリューは、『ドラマと映画では方法が違うので、錆落しが必要だった。ドラマは何台ものカメラで採るが、映画は1台で広角や接写 をして、細かいカットが多い。常に気持ちを調整する必要があった。映画での役の人物は、他人には無関心の自己中心主義者だ。しかし、成長を見せ半ば強制され必要に迫られ人助けをする。演技に当り自分で色々付け足しをした。プロデューサーのオキサイド・パンは、どうしてこうした人間になったのかのバックグランドを話してくれない。話してくれたのは、現在についてだけだ。自分自身でこの点を補わねばならない。残忍さ、サディズム、粗野な点等を強調するため、彼から得たことを拡大した』と語った。
一方、映画初演のオームは、アンドリューとはドラマやモデルの仕事を一緒にしたことがあり、2人は馴染みである。『ある人に映画に出たら映画の虜になるぞと言われましたが、映画に出てみて本当でした。映画の魅力はドラマとはまた違います』とオームは語った。「コン・ラルック・チャート」は、カルマの法則に関する映画である。この世で断ち切れなかった罪業は、のちのちの世にまで禍がついてくる。『私は小さいときから仏教を信じてきました。輪廻転生と因果 応報を信じていますので、こうした話は信じられます』とオームは語った。
モナ監督は、この映画の監督をする経緯について『オキサイドとは12年来の知己です。カンタナー社で、一緒に仕事をしたことがありますので。オキサイドの助手の一人に私の親友がいて、その人が私に外国で勉強することを勧めてくれました。映画を勉強し来て、映画の仕事に戻りたいと思っていたところでした。最初、私の役務は助監督でした。監督は未だ無理ですから。しかし、いざ始まるとオキサイドは私に多くのことをさせました。その挙句、監督になれと言われたのです。しかし、皆はこのことを受入れる心の準備が出来ていなかったので、一寸大変でした。途中での変更なので苦労しました』と述べた。
最後に、元女優から監督に転進したモナは次のように語った。『皆さん、この映画を見て下さいね。オームもアンドリューも力一杯やりました。特に、オームの初めての出演映画です。そして、私にとっても初めての監督作品です。多くの上司や先輩方の助力があって、この映画が出来ました。タイ映画を沢山見て、大きく育てて下さい』
この映画「コン・ラルック・チャート」は、9月22日より公開。(05.9.29)
(注:映画の公式サイト:http://www.filmbangkok.com/remaker (タイ/英))
映画「The King Maker」でドームがボクシング王者と死闘
ハリウッドのプロデューサー、デビット・ウィンターが、大作タイ映画「The King Maker」(カボット・ターオ・シースダーチャン)で、外国人俳優が刀で血肉を叩き斬る壮烈なシーンを提供してくれた。この映画のため、タイ人俳優のドーム・ヘーマトラクーンは、引けをとらぬ よう1ヶ月も激しい筋トレに励み、アユタヤの武将トーンに相応しい逞しい筋肉を作り上げ、更にトーンの武器である斧の扱い方を習った。
ドームは、ボクシングの元ライトミドル級世界チャンピオンで、オリバー・ストーン監督の映画「アレキサンダー」でクレイタスを演じた、英国人俳優のゲイリー・ストレッチと命を賭けて戦う。この映画でゲイリー・ストレッチは、ポルトガル人の傭兵で、謀反より王を守る最高護衛武官のフェルナンド・デ・カマに扮する。
映画の中で、この若き英国人俳優は、西洋流の剣術でドームに容赦なく斬りつけ、更に休みなくパンチも浴びかける。ドームは両手の斧を取り落とし、両腕と両拳だけが頼りとなる。そこで、タイ及び全世界の観客は、ドームの繰り出すパンチ、肘打ち、膝蹴りのムエタイ技をたっぷり鑑賞することになる。
『この撮影に丸々3日掛った。ロケは、スパンブリー県のワット・パイローングウアとアユタヤの2箇所で行った。リアルで目を奪うようなセットを設け、アクションシーンは実に生々しい。格闘は単なるポーズではなく、まるで草ボクシングのような激しい取っ組み合いだった。双方とも全力を使い果 たした』
この映画「カボット・ターオ・シースダーチャン」(The King Maker)には、ヨットワディ・ハサディウィチット(ヨー)、シリンダー・ボーバリット(チン)、アカラー・アマートユコン(コッフ)、オリバー・プパート、バイロン・ビショップ、それに「ロード・オブ・ザ・キング」で小人の戦士ギムリを演じたジョン・リス=ディウィス等の内外の俳優が競演している。タイでは10月20日封切りの予定。(05.9.26)
現代的なカルマの物語「アヒンサー:チッコー・ミー・カム」
RS Film社の最新作で、キテォコーン・リアウシリクン(リアウ)監督の「アヒンサー:チッコー・ミー・カム」(Ahingsa Stop to Run)は、現代に即した新時代の形式で語られるカルマの原義に関する映画である。キャストは「ゴールクラブ」と同じくボリワット・ユートー(ジェク)、ティラダナイ・スワンホーム(ジョク)、パリンヤー・ンガームウォンワーン(オフ)、それに長らく映画から遠ざかっていたジョニー・アンワーが加わる。
その他に、モデルのタランヤー・サタブット(エーン)、元ミュージシャンのキラデート・ケートキンタ(プン)及び色白のパイトゥーン・ライサクン(アン)等が出演する。そして、ラーセーン・リムトラクーンがRS Film社での最後のプロデューサーを務めた。
去る9月13日、この映画「アヒンサー:チッコー・ミー・カム」の記者会見が行われ、多くの俳優達が出席し、予告編が上映され、下記のようなインタビューが行われた。
*先ず監督に、この映画製作の動機は?
監督:誰も作ってないから(笑)。科学的視点での善悪の物語を作りたかったのだが、当時会社では「オンクマリーン」(Anglimala)を製作することになり、これは心理的な話しなので、自分はやりたくなかった。そこで、この映画について幹部に話をしたのだ。
*何故、ウェラカムは全身真っ赤なのか?
監督:この映画はスピードだ。彼はいつも走っている。磨り減らぬようブランドの靴を履かせたよ(微笑)。常に彼の存在が良く分かるよう、頭の先から足の先まで赤づくめにしたのだ。
*ジョクをウェラカムに選んだ理由は?
監督:現代であることが必要だった。ハイティーンこそ現代と思う。ジョクは力強いハイィーンに見えるので、彼を誘ったのだ。
*ジョク、君はこんな格好が好きか?
ジョク:好きですよ。監督はウェラカムが目立つようにと言い、映画の象徴みたいな赤いトレーニングウェアと靴下を着けさせられました。僕名はどのシーンでも殆ど走っています。 ジェクを追い駆けて踏みつけます。すかっとするのです。
*ジェク、この映画に出ての感想は?
ジェク:楽しかったです。映画で僕はいつも追い駆けられ、踏みつけられていますが、前にも一緒に仕事をして、本当は親しい間柄です。難しかったかと問われれば、どのシーンも難しかったです。多くの人に会い、事前に勉強しました。特別 に性根を据えてやりました。
*オフ、君の役について一言。
オフ:映画の中の役のウコートは、友人を愛する人です。功徳を積むのが好きで、カルマを信じています。外見は変っていますが、心の中では因果 応報を信じています。僕は、この映画から色々なことが学べると思いますよ。
*ジョニー、君が特に大変だったことは?
ジョニー:難しかったのは対話でした。僕の役のアインシュタインは、正しい標準語を話します。ハーフの僕には上手く言えなくて。久し振りに映画に出たのは、役が気に入ったからです。両親はあまり宗教に熱心ではありません。この映画に出て、カルマのことを知りました。今では信じています。
*お二人に映画の宣伝を。
ジョク:この映画は若者だけでなく、どの世代にも相応しいと思います。皆さん、見に来て下さい。
ジェク:多くの人に見て貰いたいですね。面白いですよ。深く考えるようなことはありません。
この映画「アヒンサー:チッコー・ミー・カム」は、10月20日より一般 公開の予定。(05.9.15)
(注:映画の公式サイト http://www.ahingsa.com/ )
マム・ジョクモックの第2作映画「イェーム・ヤソトーン」
去る9月5日、喜劇映画「イェーム・ヤソトーン」(Hello Yasothorn)の披露会が催された。この映画は“マム・ジョクモック”の芸名で知られるコメディアン、ペッターイ・ウォンカムラオの監督作品で、大ヒットした「ボディガード・ナーリアム」(The Bodyguard)に続く第2作である。前作とは傾向を異にするが、彼の持ち味の滑稽味は薄れていない。
監督兼主演のマムは、次のように語った。『兼務は苦にならなかったが、良く働いたよ。俺には明確な意図があるのでね。今回は、ワイヤーワークも耳を聾する特殊効果 もなかったので、比較的楽だった』そして、自分自身の役イェームについては『孤独を愛する男で、不正が嫌いだ。しかし、恋愛を好まず、女嫌いだ。そしてまた楽天的な男だ』と語った。
この映画で同様に笑いをふりまく“ノンヌット・ソムブーン”ことジェーネット・キアウは、自分の役のチューイについて『イェームさんに首っ丈です。ザボン型の鬘でさえ、可愛く思うのです』と言い、今回の変身について『しかし、彼は顔に瘡蓋や黒子があるのを嫌います。歯の黄色い人も嫌いです。彼はそんなチューイと一緒に居るのが嫌なのです。メーキャップには時間が掛りました。美人をブスに仕上げるのは難しいですからね(笑い)』と付け加えた。
もう一組の新人カップル、ヤオワラック・トゥムブン(オーケーン)とチャイパン・ニンコン(ウム)は、映画初出演の感想を、それぞれ次のように語った。先ず、オーケーンは『あまり緊張はしませんでしたが、興奮しましたわ。マムさんは常にアドリブを言うので、ドキドキしました。役には問題がなかったですが、問題はマムさんの顔が可笑しくて』と、一方のウムは『僕は役のトーンになりきるのが難しかったです。やはり、本番ではマムさんの顔が可笑しくて。それに、監督の意に沿った演技が出来たか心配でした』と語った。
どの場面が大変だったかの質問に対して、オーケーンは『泣くシーンです。他の人は幸福なのに私一人が泣くのです。他の人達は楽しいのに、私だけが泣かなくてはならないのです』と、そしてウムは『水牛に乗るシーンが大変でした。これまで水牛に乗ったがないので怖くて。水牛が興奮して、凄い勢いで走って逃げ出しました。背中の僕はどうしようもありません』と語った。
閉会の前に、マムは『この映画「イェーム・ヤソトーン」は、僕の監督第2作だ。前作の「ボディガード・ナーリアム」と同様に面 白いと敢えて言わせて貰おう。ここで紹介した新顔のキャストとスタッフをよろしく』と宣伝した。
この映画「イェーム・ヤソトーン」は、9月8日より一般 公開。(05.9.15)
(注:映画の公式サイト http://www.yamyasothorn.com/ )
再々映画化の幽霊話「ナーク:ラックテー/〜」
Box Office Entertainment社提供の映画「ナーク:ラックテー/ウィンヤーン/クワームターイ」(Ghost of Mae Nak)は、これまで20回以上も映画化されたタイの怪談話で、去る9月7日ラットヨーティンのMajor Cineplex劇場にて発表会が催された。
不気味に仕立てられた会場には、監督のマーク・ダフィールド、プロデューサーのトム・ウォーラー、製作指揮のサヤームラット・ラオハスックカセーム等のスタッフ、それに出演者のシワット・チョートチャイシリン(シー)、パタラティダー・パチャラウィラポン(テンモー)、ポーンティップ・パーパナイ(カートゥーン)、チャラン・ガームディ、マーラシー・イサラクーン=ナ=アユタヤが勢揃いした。加えて、サンティ・セーワタウィット氏が、ナークのブローチの話をして、真実性を強調した。
映画「Butterfly Man」(英・タイ)で撮影監督を担当したマーク・ダフィールドは『この映画で私は脚本と監督をやった。ノンスィー・ニミブット監督の「ナンナーク」(04)から創造力を得た。多くの資料を研究しなければならなかったが、楽しかった。この映画の監督が出来て幸せに思う。最も大変だったのは仕事で意思を疎通 させる言葉の問題だったが、上手く行った。表現したかったこと、それは何物も恐れぬ 2人の偉大なる愛だ。真実の愛の力の物語だ。ともかく、多くのタイの人々に見て欲しい。気に入ってくれることを望む』と語った。
2005年版のマークを演じたシワット・チョートチャイシリン(シー)は『僕はナークの夫マークの役だ。この映画に出られて光栄だ。マーク監督との仕事は良かった。彼は冷静な人でしたから。これが僕の初演映画だ。ファンの皆様、僕の作品を見に来て下さいね』と語った。
主演のナーク役のパタラティダー・パチャラウィラポン(テンモー)は『この映画が私の初めての出演作です。私の役は恋する現代の女性で、難しくはありませんでした。難しかったのは言葉の問題です。私は英語があまり出来ませんので。マーク監督は良かったです。親切で、照れ屋です。私達は心を通 わせ合いました。多くの友達をこの映画に誘いたいですね。何故なら、この映画のナークは新しい視点で描かれており、従来のとは違うからです。絶対面 白いですよ』と話した。
最後は、ナークの母親役のポーンティップ・パーパナイ(カートゥーン)が締めた。『この映画で私に能力を発揮できる機会を与えて下さったマーク監督に感謝します。クルーに不思議なことが起こったかですて。起こりましたよ。私も遭遇しました。この映画の優劣は、私には分かりませんが、私は監督の意に沿うよう全力を尽くしました。この映画を宜しくね』
この映画「ナーク:ラックテー/ウィンヤーン/クワームターイ」は9月15日より一般 公開。(05.9.15)
(注:映画の公式サイト http://www.maenak.com/ (タイ/英):現代の新婚夫婦が古いブローチを手に入れるが、伝説のナーク縁の品だったようで、奇怪な事件が続発する…)
超大作映画「ナレースワン」にCG駆使
チャートリー・ユコン殿下(タン・ムイ)の超大作映画「ナレースワン」の撮影は、各部門を総動員して、既に30%以上を撮り終えた。この映画の大掛かりなシーンには、映画「トロイ」の特殊効果陣の助力によるCGが使われている。
制作費1億バーツを越えるこの大作映画「ナレースワン」の多くの困難で大規模なシーンが撮影中である。例えば、プラチャイブリー将軍が大砲を使い、侵入して来たミャンマーのスラカム将軍の軍勢を撃破し、砦を炎上さす場面 。オークプララーチャマヌー将軍が、狭い山道でスラカム将軍の軍勢を奇襲する場面 。これら大規模で猛烈な戦闘シーンでは、爆発や大きな火の手等に、タイ映画では初めての特殊技術が使 用されている。
『この火の手の特殊効果は、編んだ竹で覆った大きな藁の山による。要は制作費の大幅な節約にある。この場面 を観客が肝を潰すような大規模な光景にするためCGの助けを借りた。CGについては映画「トロイ」「007/ダイ・アナザーデイ」「007/ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ」のエフェクト・プロデューサー、アレックス・ビックネル氏の助力を得た』とタン・ムイは語られた。
一方、製作総指揮のカマラー・ユコン妃殿下は、これまで俳優達は乗馬、剣術、その他様々な格闘技の特訓を受け、各人熱心に取り組み、今では騎乗戦の演技を十分にやれるようになったと付け加えられた。
『仕事は順調に進んでいます。映画「プラーン・チョンプー」(Saving Private Tootsie)、「ザ・ミア」(The Bullet Wives)の監督キッティコーン・リアウシリクン(リアウ)氏がタン・ムイの助手をして下さっています。仕事は予定通 り進んでいますが、撮影の障害は気象状況です。何日か休まねばなりませんでした。現在のゲーンシアン(カーンチャナブリー県)での撮影は、間もなく完了します。撮影の本拠地は、スラシー陸軍基地(カーンチャナブリー県)で、渇水の問題がありましたが今は大分良くなり、アユタヤとミャンマーのセットの建設が進んでいます。それらには、アユタヤのサンペットプラサート宮殿や、ハンタワーディ(ペグー)王国のマンダレー等の重要な場所もあります。今後のスラシー基地外での重な撮影には、ナレースワン大王のシャン族のムアン・カン討伐の場面 があり、ラーブリー県のカオワンとカオルア ン、それに蝙蝠の洞窟に行きます』とカマラー妃殿下は話された。
デザイン及び美術監督のプラソップチョーク・タナセートウィライは『タン・ムイが2箇所(カオワンとカオルアン)を選んだのは、この場所が年代記に記述されているムアン・カンの地形に似ているからだ。この地の撮影では、カオワンをムアン・カンに仕立てるため、舞台作りをしなければならない。今あるプラナコンシリ宮殿を、シャン様式の美術で覆わねばならないが、文化遺産を傷つけないよう映画「ロード・オブ・ザ・リング」と同様のCG技術が使われる。美術局の許可は下りている。後は、CG技術を借りた準備作業と撮影を待つばかりだ』
俳優に課せられた訓練は過酷で、ナレースワン大王役のワンチャナ・サワッディ(バード)は、落馬事故により脚の靭帯を切り、医者から3箇月の静養を命じられたにも拘らず、強い意志でがむしゃらに練習を続けた。ルーキン役の女優のサーイ・ジャルンプラは、激しい訓練により反って良い結果 が出た。『サーイはとても丈夫になりました。アレルギーもなくなり、タン・ムイには感謝していますわ』
オークプララーチャマヌー役のノパチャイ・チャイナーム(ピーター)は、タン・ムイの仕事のやり方に感心している。『殿下は殿下が選んだ俳優の心まで掴んでおられる。殿下は私が読んだ以上に役について話をして下さる。殿下は目に見えるように話す術を持ち、私が演じる役の感情を高めて下さるテクニックを持っておられる』(05.9.15)
(注:ナレースワン大王は、アユタヤ時代15年間ミャンマーの属国であったタイに、独立を回復させた救国の王で、この映画は「スリヨータイ」(01)に続くチャートリー殿下の愛国史劇映画)
神秘アクション映画「スア・カープ・ダーオ」
モノフィルム社の映画「スア・カープ・ダーオ」(The Tiger Blade)は、監督がティラトーン・シリオアンウォラポーン(サン)で、国家秘密捜査組織のアサダーウット・ルアンスントーン(ウット)、ピモンラット・ピットサンブット(ゴップ)、アナン・ブンナーク(エー)の3人が、凶悪なギャングの一味ポンパット・ワチラバンジョン(オフ)スワンダー・ラーワンプラスート(ナムフォン)、アマリット・シーフィン、チャラット・ナ=ソンクラー(ヌン)を追跡する。
ジョームジョーン5ナット(ヌン)が依頼を受けて、刑務所からプーパンガオヨート(オフ)を奪回する場面 で、ジョームジョーン5ナットはあらゆる手を尽くして、プーパンガオヨートと同じ監房に潜り込み、脱獄の手助けをする。オフと初めて共演したヌンは、緊張の面 落ちで次のように語った。
『このプーパンガオヨートを助けに行く場面で、オフ先輩からアドバイスを受けることが出来て幸運でした。オフ先輩との共演は初めてで、とても緊張しました。共演者に経験豊かな人が一人いましたが、オフ先輩からいつも演技にアドバイスを受けていたそうです。オフ先輩を奪回する場面 では、拳銃の扱いに戸惑いましたが、先輩がどうしたら良いかテクニックを教えてくれ、時間を浪費せずに済みました。本当に色々助けてもらいました』
映画「スア・カープ・ダーオ」は10月26日より公開の予定。(05.9.6)
(注:映画の公式サイト http://www.tigerblademovie.com/ :警察の秘密組織は凶悪なギャング一味を追い詰めるが、その首領は神通力のある刀剣“スア・カープ・ダーオ”でしか倒せない)
ロマンティックコメディ映画「プアン・サニット」
“友達を密かに愛したことがありますか?何時から友達以上だと自覚しましたか?”大ヒット作「フェーンチャン 僕の恋人」の監督の一人コムクリット・トリーウィモン(エート)の新作映画「プアン・サニット」(Dear Dakanda :原題は「親友」)は、主演に3人の新人サニー・スワンメーターノン、シラパン・ワタナチンダー(ヌン)、マニーラット・カムウアン(エー)が、そして助演にパーニサラー・ピムプルー(オーポー)とタナーボディノット・ヨンスープチャート(ダミー)が参加している。
去る8月24日、映画「プアン・サニット」のマスコミ向け発表会が行われた。先ず、マスコミに題名「何時から友達以上だと自覚したか」の作文コンクールへの協力の依頼があり、予告編と歌謡ショーの後、監督と3人の新人主演者へのインタビューがあった。
*この映画製作の経緯は?
監督:この映画は観光雑誌の懸賞作品“赤い郵便ポスト”による。チェンマイの大学を卒業した青年カイヨーイは南タイに赴任するが、パガン島で船から滑り落ち負傷して看護婦のヌイに合い親しくなる。一方、チェンマイの女友達ダーカンダーには手紙を書き続ける。カイヨーイとダーカンダー間の進展について、原作を膨らました。その他、原作では小さな事件も大きくしたりした。
*一人での監督でしたね。
監督:脚本の段階では、友人がアドバイスしてくれたが、いざ撮影となると一人で寂しかった。問題が起こっても相談する人がいないからね。演技は僕の気に入るまでやらせた。20テークの場合もあった。しかし、怒鳴ったりはしなかったよ。
*「フェーンチャン」との違いは?
監督:全く逆だ。「フェーンチャン」は友達同士の子供が恋人同士だとからかわれるが、「プアン・サニット」では好き同士なのに友達を装おう。
*3人それぞれの役柄について。
サニー:僕はカイヨーイの役です。最初断ったのですが、出て良かったです。とても良い映画です。プレッシャーがありましたが、選んで下さったのですから、全力を尽くしました。
ヌン:私の役のダーカンダーは活発な女の子で、私のようですが、ダーカンダーの方が少しお馬鹿さんです。仕事では何も問題はありませんでした。
エー:パガン島の看護婦ヌイの役です。子供の頃、看護婦さんになりたかったので、映画でなれて良かったです。
*コムクリット監督との仕事はどうでしたか?
サニー:楽しかったです。だけど、「フェーンチャン」の監督の一人とは知りませんでした。初めてお会いした時、あがってしまった僕を見て、監督はにっこりされました。
ヌン:良かったです。楽しかったです。私は脚本を読んで、監督に出演をお願いしたのです。
エー:監督はとても楽しい人です。皆が緊張しないようします。怒鳴ったりしません。
*大変だった又は印象的なシーンは?
サニー:船のシーンです。疲れました。むしろ残酷でした。真夜中にバンコクを出て、朝の4時にパタヤで撮影です。誰も寝ていません。船に乗ったら、とたんにゲロゲロと嘔吐。他にも印象的なシーンは沢山あります。そう!いきなり髪を切られました。僕の髪を束にして掴んで、スキンヘッドが良いなと言って、髪を刈られました。直ぐに伸びるし、どうと言うことはありません。僕は髪の長短は気にしません。それから、この映画のために、監督から14キロの減量 を命じられました。もし減量しなかったら、僕の顔は牛のようで、未来はなかったでしょう。
ヌン:薬酒を手馴れたように飲むシーンですね。私はアルコールが駄目なのです。10回も取り直しをしました。
エー:最も大変だったのはビールを一気飲みするシーンです。だけど、本当はただの水なのです。3本ほど飲んで、続けて走らなくてはなりません。ダブダブでした(笑)。
*この映画は金を稼ぎますか?
監督:それは分からん(笑)。だけど、多くの人に見てほしい。僕には自信がある。特に経験者には気に入ってもらえるよ。
*最後に、この映画の宣伝を。
監督:一人で働いていると、友達のことを思った。しかし夢が実現して嬉しい。ずっと前に原作を読んで、映画化したいと7年間も思い続けてきたから。映画が完成し、俳優達は本当に僕のイメージ通 りだ。誠心誠意作ったこの映画を、多くの人に気に入って貰いたい。
サニー:脚本も、監督も、カメラもみんな素晴らしく、懸命に作ったので、映画が成功して欲しいです。皆さん「プアン・サニット」を見てくださいね。
ヌン:この映画を、みんなに見て欲しいです。そうすれば、周りの人を見る目が変ります。係わり合いとは何か。友情とは何か。見れば親友という言葉を深く感じるようになるでしょう。
エー:この映画を見れば色々なことが学べます。つまり、棒には必ずキャンディが付いてますよ(笑)。
映画「プアン・サニット」は10月6日より一般 公開の予定。(05.9.1)
(注:映画の公式サイト http://www.puensanit.com/ )
