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タイ映画ニュース
siamzone.comに掲載されたタイ映画に関するニュースです。
Y.Tさんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

2005年1月
コメディ映画「ローン・ティアム」

 1月19日、犯罪喜劇映画「ローン・ティアム」(Happy Inn)の発表会が催され、監督のティワー・メーヤタイソンと主役の2人ティーラダナイ・スワナホーム(ジョック)とアンジー・ヘルティングが話しをした。

 アンジーは『私の初演映画です。連絡があった時、未だしたことのないのお仕事なので、とても興味がありました。映画の中の役にセクシーガール以上の何物かがあります。演技は勿論、多くの場面 が能力への挑戦で した。衣裳はトレーニングウェア、セクシーな衣裳そして厚い毛皮の服と3種類がありました。真夏の撮影だったので、毛皮は蒸し暑くて大変でした。だけど、お仕事は面 白かったです』と語った。

 ジョックは『僕の役はノーンで、木賃宿の常住者だ。キャラクターは、一見普通 で危険は感じられないが、実際は貪欲な青年だ。僕がこの映画に出演したのは、この役が気に入ったからで、監督と親しかったからでは ない。いくら親しくても、つまらぬ役はやらない』

 助演陣に、ソムチャーイ・サックディクン、ナウワラット。ユックタナンそしてトントン・モックジョック等。映画は1月27日より一般 公開されている。(05.1.30)

(注:木賃宿にそれぞれの目的を持つ3つのグループがいた。銀行強盗の一味が盗んだ金を宿屋の中に隠す。そして、宿屋の女主人が殺されて…)

2005年1月
監督と出演者が、ムエタイ映画「トムヤムクン」を語る

 バンコク国際映画祭開催中の1月18日、映画「トムヤムクン」(Tom-Yam-Goong: Muey Thai Fighter)の記者発表会が行なわれ、監督のプラチャヤー・ピンケーオ、アクション指導のパンナー・リットクライ、そして2人の 主演者トニー・ジャー(パノム・ジーラム)とボンコット・コンマーライ(タック)が参加して、この作品に関する話しをした。

 プラチャヤー監督は、映画制作の動機について『前作の「マッハ」(オンバーク)は多くの国で上映され予想を越えた成功だった。続映また続映の国もあったし、百の映画館で上映された国もあった』と語った。

 どうして題名を「トムヤムクン」にしたのかとの多くの者の疑問には『良い面 でタイを代表する物だからだ。外国人が良く知っており、辛辣で美味なタイらしさを表している。象についても良く知られているタイの文化 だ』と説明した。

 パンヤーはアクション・シーンについて『この映画も前作同様な迫真の格闘シーンがあるが、更に大変だった。ムエタイ技は古来のものを駆使する。格闘相手は恐ろしく頑健だ。トニーとスタント・チームの能力を引出 すため、ロング・ショットを多用した』と語った。

 トニーは『クランクインしてからも、日に8時間は練習して、多くの新しい型を身に付けた。“象家屋を破壊す”等、多くは象の動作の摸倣した型だ。踝や筋肉を何度か痛めた』と、付け加えた。

 多忙な中でこの映画に出演した女優のタックは、自分の役について語った『私はプラーの役です。オーストラリアに住み、当地最大のマフィア組織にいます。トニーと合い、互いに助け合います。アクションもあります が、派手な闘いではなく、我が身を脱出させる闘いです』

 この後、ネーザン・ジョーンズの紹介があった。体が大きくて恐ろしいトニーの強敵だ。『色々な面 の能力を発揮出来るので、映画出演に興奮している。現在はトレーニング中だ。他人を蹴ってしまい、ちょっとした事 故があったので。あの男、大丈夫だといいんだが(ウヘーッ)』と、ネーザンは語った。

 プラチャヤー監督は『撮影は未だ完了していないが、ネーザンとの格闘の場面 は凄い。これまで諸君が見たことがないムエタイをお見せする』と期待を持たせてくれた。

 この映画「トムヤムクン」は、王妃誕生日を祝賀して8月11日に公開予定。(05.1.30)

2005年1月
タイ香港合作のホラー映画「Re-cycle」

 新年早々タイ映画界は活気に包まれている。バンコク国際映画祭開催中の1月15日、Matching Motion Picture社と香港のUniversal International Holding社は、2億バーツを超える共同出資をして、オキサイドとデニーのパ ン双子兄弟の監督で、ホラー映画「Re-cycle」を制作すると発表した。

 この映画は、男前の中年男ハーオランと恋人で美人の若い女流作家チーシンの物語である。二人は深く愛し合っていたが、その愛の進行中に、ある理由により二人の関係は終りを遂げる。青年役はジェートリン・ワタ ナシン(ジェー)、そして恋人役は香港女優のアンジェリカ・リー(李心潔)。

 オキサイドとデニー・パンは『ストーリーは、データを削除して捨てるコンピュータのRecycle Bin(ごみ箱)から思いついた。つまり、削除したように見えても、実際にはデータは残っているのだ。この映画は、忘れ 去られた多くの人々や多くの物について語る』と述べた。

 ジェーは『芸能界に入って13年になるが、映画には出たことがない。これが初めてだ』と、そしてアンジェリカは『映画撮影で来タイは2度目です。前回の「The Eye」の撮影で、俳優が全力でやれるように便宜を図っ て下さった、タイのスタッフに感銘を受けました』と語った。

 記者発表の後、2社は契約書に署名した。この映画「Re-cycle」は、今年のクリスマスにタイと香港で同時封切りの予定。(05.1.30)

2005年1月
第3回バンコク国際映画祭の受賞者

 去る1月21日シリキット国立会議場にて、第3回バンコク国際映画祭(Bangkok International Film Festival 2005)のキンナリトーン賞(Golden Kinnaree Awards)が発表された。

 会場には、マイケル・ダグラス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ウォン・カーウァイ、パイリン、リック・ユーン、「Being Julia」のルーシー・パンチとジェレニー・アイアンス、「オペラ座の怪人」のミリンダ・ リチャードソン、ジェラード・バトラーそしてジョエル・シューマーカー等、多数の海外の映画人が姿を見せた。加えて、ボンコット・コンマーライ(タック)、アナンダー・エーウーリンヘーム、ナッダーウィーラヌ ット・トーンミー、パワリット・モンコンピシット(バンク)、サーイ・ジャルーンプラ、ノパチャイ・チャイナーム等の多くのタイ人俳優の参加があった。

キンナリトーン受賞者
・作品賞 「海を飛ぶ夢」(スペイン)
・監督賞(2人) パク・チャンヌ <「オールド・ボーイ」(韓)
クリストフ・バラティエ <「コーラス」(仏・スイス)
・主演男優賞 バビエル・バルディ <「海を飛ぶ夢」(スペイン)
・主演女優賞〈2人〉アネット・ベニング <「Being Julia」(加・米)
アンナ・ガイスレロワ <「Zelary」(チェコ)
・ドキュメンタリー映画賞 「Born into Brothels」(米・英)
・アジア映画賞 「The Beautiful Washing Machine」(マレーシア)
・新人監督賞 バラットバラ <「Hari Om」(印)
その他の受賞者 Lifetime Achievement Award
ウィチット・クンナーウット(タイ)
Career Achievement Award  ジョエル・シューマーカー
Career Achievement in Animation Award  ガボア・クスポ
Award of Recognition Award ウォン・カーウァイ
Crystal Lens Award  ロドリゴ・プリエト
Jameson’s Best Asian Short Film Award 「Birthday」(シンガポール) (05.1.24)

(注:映画祭の公式サイト http://www.bangkokfilm.org/

2005年1月
映画「スム・ムープーン」で初のガンマン役のチャチャイ

 これまで警察官、凶悪人、果てはマフィアの役までやったベテラン俳優のチャチャイ・プレーンパーニット(ノック)だが、辛辣な批評家であったサナームチット・バーンサパーン(ティア)の第2回監督作品「スム・ムープーン」(Hit Man File)で、初めて雇われガンマン、即ちプロの殺し屋の役をやっている。本人は非常に難しく挑戦的な役だった、おまけにサンティスック・プロムシリ、サランユー・ウォンクラチャーン、ニ ルット・シリチャンヤー等の多くの実力派俳優と共演できたと語った。

 『この映画での僕の役は、学生革命の後ジャングルに入り、兵士となり人を殺した元学生活動家だ。ジャングルから出て来て、正業に就かずに、ガンマンの道を選ぶ。僕がやったことのない役の一つだ。僕の警察官、 凶悪人、マフィア役は見たことあるだろうが、雇われガンマンの役はやったことがない。初めての役には事前の勉強が必要だ。脚本を読み終わると、ティア監督を訪ねて、キャラクターについてどの様に解釈しているか 聞いた。

 脚本を読み、ガンマンの生き方につき勉強し分かったことは、我々の人生は独りではなく家族が、子供が、友人がいる。しかし、ガンマンには誰もいないと言う真実だ。人をちょいと殺して大金が稼げて、ガンマンは いいなと思う人がいるかも知れない。しかし、そんなことをしたら君の人生は変ってしまう。とても楽しかったことは、ニン・ニルット、トゥア・サランユー、ヌム・サンティスック、その他大勢の素晴らしい先輩と共 演出来たことだ』

 この映画は、バンコク国際映画祭の閉幕映画として上映され、2月3日より一般 公開される。(05.1.23)

(注:映画の公式サイト http://www.hitmanthemovie.com/

2005年1月
第3回バンコク国際映画祭開幕

 去る1月13日、第3回バンコク国際映画祭(Bangkok International Film Festival 2005, Jan 13~24)が開幕した。今年は派手な行事を行うには相応しくないとの理由で、赤いカーペットは敷かれなかった。しかし、幸いな ことに、多くの俳優達の参加があり、会場のスカラ座は超満員となった。

  開幕日の行事として、記念品の販売並びに募金箱の設置により、津波の被災者に対する支援金が集められ、犠牲者に黙祷が捧げられた。開幕映画はヒラリー・スワンク主演の「Red Dust」(南ア)であった。(05.1.17)

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