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タイ映画ニュース
siamzone.comに掲載されたタイ映画に関するニュースです。
Y.Tさんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

2004年8月
フェノミナ社5本の映画を製作

 設立されて未だ日も浅いGMM Tai Hub社(GTH)だが、新しいパートナーを得て、フィノミナ・モーションピクチャー社を設立し、業容を拡大した。経営陣は、CMフィルム製作会社として有名なフィノミナ社から来る。8月 20日サイアム協会にて、同社のお披露目と5本の映画制作の発表があった。

 発表会は、ナッタウィーラヌック・トーンミー(ジャー)の司会で始められた。フィノミナ・モーションピクチャー社の経営陣が紹介され、同時に同社の設立経緯が話された。次いで、新作映画5本とその監督と俳優が明らか にされた。

 先ず、アナンダー・エーウーリンヘームとナッタウィーラヌック・トーンミー(ジャー)共演、バンチョン・ピサンタナクーンとパークプーム・ウォンプーム監督のホラー映画「シャッター ゴットティット・ウィヤーン」 (Shutter)。残りの4本は「エーズ・ダイアリィ」(エイズ日記)、「プッタナーヌクロム・チーウィット:ソー・セータプット」(生き字引:ソー・セータブット)、「デック・ホー」監督はソンヨット・スックマークアナ ン、そして「Gear 2 Grave レオ・キアン・ナロック」(地獄へ急行)監督はパウィーン・プリジットパンナー。

 フィノミナ・モーションピクチャー社のヨートペット・スットサワート社長は、次のようにを挨拶した。『前から映画を作りたいと考えていたが、タイ映画で問題は脚本家だ。そこで、我々は質の高い脚本家を探していた。 折り良く、GMMピクチャー社のチューポン氏(ウート)から脚本家を紹介された。彼は広告マンなので話がよく合った。これが、GMMと最初の映画「シャッター 〜」を作るきっかけだ。我々は、GMMは共同作業をするに相 応しい相手と判断した。何故なら、誰もが我々と全力で仕事をしてくれるからだ。ともかく、我々は映画業界では新参だ。しかし、我々は観客に何かを訴える、質の高い映画を作ってゆきたいと考えている』(04.8.30)

2004年8月
チャチャチャーとソムチャーイ、映画「サーイ・ローファー」で共演

 ロマンティック・アクション・コメディ映画「サーイ・ローファー」(避雷針)は、ユッタルート・シッパパーク監督の第4作である。この映画の特色は、二枚目俳優のソムチャーイ・ケムカット(タオ)がヒーローの友人役 と言う脇役に、そしてコメディアンのチャチャチャー(ノーン)が正真正銘のヒーロー役をやることである。そのタオ(ソムチャーイ)とノーン(チャチャチャー)が、この映画について語って呉れた。 

*この映画での役は、どうでしたか?

タオ : この映画には、ロマンテックもアクションもコメディも、色んな味があります。要するに、パタヤの少年グループの話です。仲の良いチンピラ達です。僕の役はアイ・タオで、トゥン(ノーンの役)とは小さい頃か らの親友です。タオは臆病で、頭がいかれています。

ノーン : この映画では、正真正銘のヒーローを演じなければなりません。名前はトゥンで、とにかくお馬鹿さんです。正直者で、誰をも心から愛し、人生を謳歌しています。誰の言葉も直ぐ信じてしまいます。この映画で は、僕は滑稽さを禁じられました。もし滑稽さを出すと、監督は撮り直します。監督は僕にコメディアンになることを許さなかったのです。

*2人で共演して、どうでしたか?  

タオ : ノーン先輩は、本当に素敵な人です。これまで、多くの一流コメディアンと共演しましたが、誰もがノーン先輩との共演は楽しかったと言っていました。ノーン先輩は僕より年上ですが、とても仲良くなりました。 ノーン先輩の滑稽さはごく自然です。撮影終了後も、どうしてるかと連絡してくれます。いつも陽気な人です。  

ノーン : タオは楽しい人です。兄弟同士のようです。2人は、映画で親友同士を演じましたが、スクリーンの外でもあれこれと親しく話をしました。タオはプロです。共演して何も問題はありませんでした。良い演技をする よう心掛けました。しかし、滑稽さを遠ざけ、キャラクターに徹して。さもないと、監督に撮り直しをさせられますから。

*タオは助演者に、ノーンは主演者に変身でしたが?  

タオ : 良かったです。役柄を知り、やってみたくなったのです。タオのキャラクターが気に入ったのです。この映画では、ヒーローの友人役ですが、相当変わっています。しかし、彼は映画のもう一つのポイントです。オ フシーンで、友人の人生の語り手となります。これは自分の芸を高めました。この映画のコンセプトは実際何なのか、見れば理解するでしょう。  

ノーン : 最初、監督から映画のヒーロー役をやってくれないかと連絡があった時、僕は「私がヒーローですって、この顔でですか」と言いました。おまけに、タオと共演するのです。監督が滑稽さを私に要求しないと言っ た時は、これは難しいと緊張しました。滑稽さを出せないコメディアンです。そして、初めてのヒーロー役です。僕は身も心も全力を投入しました。

*観客は、この映画から何を得るでしょう?  

タオ : この映画には色々な要素があり、人間の絆を語っています。皆さんは50%の期待を持ち、残りは映画館で収穫して下さい。それから、気に入ったかどうか言って下さい。もし気に入ったら他の人にも分けてあげて下 さい。  

ノーン : 先ず、友情です。ある女性に対する愛については、初め女性は全く愛して呉れないが、最後に私を愛するようになります。この映画に、皆さんが探し求めている様々な質問の答えがあります。皆さんが考えている 以上に多くのことが得られますよ。  

映画「サーイ・ローファー」には、他にピチャナート・サーカーコン(メィ)、アチャラー・レームウィライ(ペーン)、アヌチャー・チャットケーオ(ノート)、ユッタナー・ロー・パンパイブーン(パー・ジェオ)等が 出演している。10月7日より一般公開の予定。(04.8.26)

2004年8月
ジャー、映画「シャッター」の相手役アナンダ−を語る

 GMM Tai Hub社(GTH)提供のホラー映画「シャッター ゴットティット・ウィヤーン」(Shutter)に主演したナッタウィーラヌック・トーンミー(ジャー)は、相手役の男優アナンダー・エーウーリンヘームについて、むかついたと語った。

 『この映画はジャーの2度目の出演映画ですが、役柄は前作と全く違います。興味を持ってテストを何回か受けました。この種の映画を見るのが好きなので、渡された台本は一気に読み上げました。私は幽霊が怖いので、自分 ではとても演じられないなと思いながら、ドキドキして読んでしまいました。

 アナンダーとは初めての共演です。彼は非常に感性の鋭い人です。急な変更があっても、忽ち上手くやってのけます。実にドラマチックに役を演じます。しかし、上手く出来なかった時が問題です。そんな時は、笑って上手 いこと言います。映画の中で私と彼は恋人同士です。愛をささやく場面で、彼は上手く出来ません。ヘッヘッヘと笑って、実生活で俺はこんなこと言わないからなと言いました。

 撮影隊の中で、アナンダーは女性達の憧れです。撮影中ずっと、賄婦からクルーまで皆が彼に夢中でした。ある時、新聞がアナンダーはJのイニシャルの女性と噂があると報じると、皆が名前をJで始まる名前に変えました。 例えば、KaiはJaiに、KungはJungに変えて、呼び合っていました。

 また、アナンダーは甘えん坊です。クルーの年長者に甘えるので、誰もがポーッとなって喜んでいました。彼が行くところ、何処でも何時でも大サービスです。撮影隊の中で、彼はナンニー君と可愛らしい名前で呼ばれてい ました。私は少々むかつきました。ジャーも撮影隊のアイドルでしたけど』

 映画「シャッター ゴットティット・ウィヤーン」の監督は、バンチョン・ピサンタナクーンとパークプーム・ウォンプーム、製作はGMMピクチャー社とフィノミナ・モーションピクチャー社、そして配給はGTH社。9月9日 より一般公開。(04.8.26)

(注:映画の公式サイト http://www.shuttermovie.com/

2004年8月
World Film Festival of Bangkok 2004

 今年もバンコク世界映画祭が開催される。去る8月13日クリアンサック・シラーコーン実行委員長は、第2回バンコク世界映画祭(The 2nd World Film Festival of Bangkok)を、10月15〜24日EGVメトロポリス映画劇場にて開催 すると発表した。世界各地より80を超える作品が上映され、入場料は1作品につき100バーツとのこと。

 これらの映画は、現代アジア映画、各国映画、ラテンアメリカ映画、イスラエル映画、短編映画、Fonds Sud Cinema基金映画、ドキュメンタリー映画、栄誉芸術家、そして喜劇映画の王の9部門に分けられる。

 Fonds Sud Cinema基金は、南半球の映画制作資金を支援するため、1987年フランスの外務省、芸術省及び公報局により創設された。本映画祭では、基金創設20周年を記念して、同基金による10作品が上映される。

 喜劇映画の王部門では、世界的な3人の喜劇映画の監督と俳優が紹介される。即ち、チャーリー・チャップリン監督・主演の「独裁者」、テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」、そしてジャッキー・チェン(成龍)の ドキュメンタリー映画「Traces of Dragon」が上映される。更に、タイの喜劇王ドークディン・カンヤーマーン(80)の「アイ・トゥイ」(1971)の英語スーパー入りリプリント版が上映される。(注:「アイ・トゥイ」(トゥ イ公)は、100本を超える同氏の監督・主演映画のうち、最も有名な監督作品で、主演はペッチャラー・チャオワラートとソムバット・メータニー)

 栄誉芸術家部門には、フランスの監督・俳優の故ジャック・タティが選ばれ、5作品が上映される。ジャック・タティはチャーリー・チャップリンやパスター・キートンの継承者として有名で、現在人気の喜劇映画「ミスタ ー・ビーン」の原型でもある。

 その他、イスラエル映画部門では、タイ−イスラエル修好50周年を記念して、今年のカンヌ映画祭でカメラドール賞を得た映画「Or」を始め、多くの優れた映画が紹介される。

 ラテンアメリカ諸国の映画は、これまでタイには殆ど紹介されていないが、ウルグアイの「Seaward Journey」、アルゼンチンの「The Night Will Pay」及び2004年ベルリン映画祭で主演男優と監督部門でSilver Bear賞を獲得し たアルゼンチン映画「Lost Embrace」等が上映される。

 映画祭の注目すべきイベントに、フランスのFonds Sud Cinemaの資金提供者が参加する外国との映画共同制作に関するセミナーや映画レーティングに関するワークショップ等がある。

 また、EGVメトロポリス映画劇場付近で、ゲーテ教会の協賛を得て、1918〜1943年のクラシック・ドイツ映画ポスターの展示会が開かれ、20〜40年代の有名なドイツの映画会社UFAの博物館から直送されて来るポスター50枚 が展示される。その中には、ナチスに抵抗しハリウッドに渡ったマレーネ・ディートリッヒ主演の「嘆きの天使」のポスターもある。(04.8.23)

(注:映画祭の公式サイト http://www.worldfilmbkk.com/

2004年8月
新会社 Mono Filmのお披露目

 去る8月16日午後6時、モノ・グループの映画制作専門の新会社 Mono Film お披露目の記者発表会が催され、同時に3映画作品「プラアパイマニー・トーン・スットサーコーン」(プラアパイマニー物語、スットサーコーンの 巻)、「プラーリー・ピナート」及び「スア・カープ・ダープ」(剣を咥えた虎)の監督と俳優が紹介された。

 先ず、司会役のチョンラダー・メークラートリー(ゲー)とアッサダーウット・ルアンスントーン(ウット)の2人が来賓を会場に案内し、3作品の代表者が舞台に登場する前に、Mono Film社設立がVTRで紹介され、そして 近々公開される3作品のサンプル・フィルムが上映された。

 その後、「プラアパイマニー・トーン・スットサーコーン」の監督クライソン・ブーンシンと出演者のナットティダー・ダムロンウィセートパーニット、アイヤーリット・ピタックティクン、スラチャイ・セーンアーガート 他が、この映画に関して話をした。しかし、残念なことに主役のスットサーコーン役のチャーリー・トライラット(ノーン・メック)は不参加だった。

 次いで、「プラーリー・ピナート」のプレーウ・シラスワン監督と出演者のワチラ・タンプラスート、チラパット・ウォンパイサーンラック、ナットナン・チャントラウェート他が、この映画についてインタビューを受け た。この映画「プラーリー・ピナート」は、現実性を求め70%にCGが使われている。更に「スア・カープ・ダープ」のティーラトン・シリパンウォーラポン監督と出演者達も紹介された。(04.8.19)

2004年8月
映画「クート・マー・ルイ」、アジア4ヶ国と契約調印

 タイ映画界で名を高めつつある“パンナー・リットクライ”監督の決死のアクション映画「クート・マー・ルイ」(Born to Fight)は、封切りして数週間と経たないが、早くも外国から反響が現れた。去る8月16日午後4時 半、House Rama 映画館にて、この映画の上映権をアジア4ヶ国に販売するむね発表され、契約調印式が行なわれた。

 タイ映画が世界市場に進出して行くことはタイ国民にとり誇りとするところだと、サハモンコン・インターナショナル社とマーレムユー社は、映画「クート・マー・ルイ」の上映権を、香港、台湾、シンガポール及びマレー シアの4ヶ国に販売するむねの記者会見を行なった。

 そして、サハモンコン・インターナショナル社長で同映画の制作責任者のソムサック・テーチャラタナプラスート、同映画制作監督プラチャヤー・ピンケーオ、香港・台湾代表ピーター・チャン及びシンガポール・マレーシ ア代表サニー・リムが契約書に署名した。

 更に、監督のパンナー・リットクライと主演男優のチューポン・チャーンプルン(ディアウ)が、映画の成功の喜びを表明した。(04.8.16)

(注:映画のサイト http://borntofightmovie.com/

2004年8月
映画「X-Man〜」はセックスが売物に非ず

 去る8月5日正午、ラートピラオ・セントラルの SF Cinema City にて、ショッキングな題名の映画「X-Man フェーン・パンX」(The Story of X-Circle)の記者発表会が催され、出演者のリーオー・プット、ボンコット・コンマ ーライ(タック)、ティラダナイ・スワンホーム(ジョック)、サシサーン・パーシラーユット(パンポーン)とタナコーン・ポンスワン監督が参加し話をした。

 この映画を多くの人がどんなXレート映画かと疑っていると、タナコーン監督(「Fake コーホック・タンペー」の監督)は次のように語った。『X-Man は、セックスに関し夢中になるような精神に欠陥のある連中だ。この映 画はポルノやセックスを目的にした映画ではなく、もしこのような事件が起こったら、我々はどうなるかを表したものだ』

 監督の話を聞いて、主演女優のタック(ボンコット・コンマーライ)に、今度の役はこれまでの役とどう違うかとの質問がなされた。タックは答えて言った。『違います。この映画でタックはチャムという名の警官を演じま した。私は変装して囮(おとり)になります。この映画はアクション映画でもあり、怪我をして、長いこと青痣になっていました。初めて題名を聞いたとき、エッ!X-Man だってと思いました。だけど、映画はXではありませ ん。観客に社会の一面 を見せる映画です。女性に身辺に気を付けるよう警告し、こんな人達が居るんだと社会の一面 を暴くのです』

 最後に、映画「Goal Club ゲーム・ロム・ト」に主演したジョック(ティラダナイ・スワンホーム)は、『この映画での僕の役は、ポルノ映画を売るリウと言う名の少年です。シーロムやチャトゥチャック、クローントム等あ ちこちで“お兄ちゃん、ポルノどう、ポルノどう”と売るのです。見て下さいね。面 白いですよ。あまり深く考えないように』

 この4人の他に、サラナット・マサヤワーニット(ビア)、チャータウット・ワチャラクン(ボアイ)、クリアンクライ・アマータヤクン(スモーエー)等が出演している。8月26日より一般 公開。(04.8.16)

(注:映画のサイト http://www.x-manmovie.com/

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