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タイ映画ニュース
siamzone.comに掲載されたタイ映画に関するニュースです。
Y.Tさんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

2004年7月
リーオー「X-man」で盗撮カメラマンに

 気鋭の監督“タナコーン・ポンスワン”とアクション・スター“リーオー・プット”のコンビが、映画「X-man フェーン・パンX」(X-man)で復活した。都会の若い女性の視点と生活を表現したロマンティック・ドラマ映画「Fake コーホック・タ ンペー」以来である。

  新作映画「X-manフェーン・パンX」では、社会の暗黒部を取上げて暴く。リーオー・プットの役は、謎の男X-manである。プロ級の腕前を持つ盗撮カメラマンで、その作品は裏社会では必要品だ。この映画で彼はイメチェンして、うしろ暗い役を全 力で演じている。

  リーオー・プットは、この映画での役柄の変更について、次のように語った。

  『善玉俳優としての僕を変えなければならない。とにかくスターと言われているからには、色々な役をやってみたい。それは自分の進歩にもなり、楽しくもある。この映画で、僕はX-Manの役をやる。こうした人間は実際に社会の暗黒部にいる。こ れまでやったことのないキャラクターだ。これまでの明朗な役柄ではない。しかし、僕はイメージダウンすることは恐れない。お客さんは、これは映画だと理解してくれるだろう』

  いずれにせよ盗撮に関する話であり、映画の題名はセックスを暗示している。しかし、リーオー・プットはこのテーマに付き、次のように言及した。

  『この映画はセックスやヌードを意図したものではない。しかし、僕は批判精神が出るよう心掛けた。不道徳で露出過多ではあるが、これは社会の真実だと見て欲しい。こうしたことを認めて、立ち向かうべきだ。邪悪なことだと否定すべきではな い。タイは仏教国だ、理解して用心するのが悪いことだろうか。この映画は、多くの人が知らない都会の一面 を表現している。彼らの餌食にならぬよう用心するため、例を挙げて知らしめているのだ』

 この映画には、ボンコット・コンマーライ(タック)、ティーラダナイ・スワンホーム(ジョック)、セータウット・マナヤワーニット(ビア)、クリアンクライ・アマートユクン(スモーエー)等も出演している。8月26日より一般 公開の予定。 (04.7.22)

2004年7月
映画「チュー」がバレンシア国際映画祭へ

 タイでの上映が終ったが未だ余韻残るオンアート・シンラムポーン(ドーン)監督の映画「チュー」(The Sin)が、7月15日〜24日スペインで開催される第25回バレンシア国際映画祭(Mostra de Valencia Cinema Mediterrani 2004)にノミネートされ た。同映画祭では、ヨーロッパ及び世界各地の映画のコンクールが行なわれる。

 映画「チュー」は Panorama部門の Official Section に選ばれた25作品の一つで、同映画祭の最大の劇場で上映され、優秀作品には2万ユーロ(約百万バーツ)が贈られる。

 その他、同映画祭でタイ映画「プロン・ナヤ」(Spicy Beauty Queens)が Rainbow部門(ゲイ・レスビアン映画部門)で、また「チョー・チアウチャーオ」(Talking Dick)が For Your Only 部門(若者向け映画部門)で上映される。(04.7.19)

(注:バレンシア映画祭の公式サイト http://www.mostravalencia.com/ )

2004年7月
映画「ティダー・チャーン」の主演女優2人へのインタビュー

 ピンヨー・ルータム監督の映画「ティダー・チャーン」(象娘)には、これまでに無く多くのおでぶちゃんが登場する。主演男優は映画「タルムプック」のモンコンチャーイ・ユコーン殿下(チャーイ・イアウ)。主演女優には象の女王コンテスト で準女王に輝いた新人のシリマー・タンプラスート(ウイ)、そしてそれに劣らぬ 重要な役にクンティラー・サッタモンコット(メイ)。それに、プー・ロークビアウ、モーリス・ケー、モーオイ、レー・マクドーナル、プート・トーンジューと言っ た助演陣が笑いを誘う。

◎ クンティラー・サッタモンコット(メイ)

 2000年度の準ミス・タイランドで、現在は数々の番組の司会を行い、映画「7プラジャンバーン」に出演の経験がある。

 『この映画に出演したのは、私が自分自身を演じるからです。映画の中で二つのミス・コンテストがあります。ビックホイには二人の娘がいます。長女は太っていて、次女がメイです。ビックホイは美容関係の仕事をしており、娘はスリムで美しく なければなりません。メイは健康と美容に留意し、若者の代表として、ミス・サイアム・コンテストに出場します。もう一つが、象娘コンテストです。姉のノームは太っていて、父が自分の娘は一人だけと言っているのを知り不服で、象娘コンテスト に参加します。同じホテルで二つのミスコンがあり、話はややこしくなります』

*映画出演を決意した理由は?
 『先ず、監督さんに脚本を頂いて読みました。グラミーは大きな会社だし、参加したくなったのです。監督さんも素晴らしいですから。こんなところが理由です』

*初めての主演は如何ですか?
 『今回、私は出ずっぱりで重要な存在です。大役ですが、全部自分でこなしました。前回の「7プラジャンバーン」の場合は相手役の男優さんに全て助けて貰いましたけど』

*今回のためどんな準備をしましたが?
 『「7プラジャンバーン」に出た時、演技の勉強を少ししました。それから司会をやり、それなりの経験は積みました』

*撮影に入る前、体重を落としましたか?
 『頬っぺたは膨らんでますが、実際は私痩せているのです。体重は落としませんでしたが、体重に変動がないよう務めました』

*水着の場面があるようですが、どうでしたか?
 『緊張しました。実際のミスコンでは着ませんでしたから。映画ではスリム方の組は全員水着になりますが、ロングショットです』

*仕事で問題がありましたか?
 『気候がありました。パタヤでの撮影は大変でした。それに、悲しい気分を出すのが難しかったです』

*最も印象的な場面は?
 『それは、海岸でのパーティです。メイが色々な感情を発露する場面です。父は何故分かってくれないのか、何故痩せ薬を飲まなければならないのか悩みます。この場面 はコメディの混ざったドラマです。この時、私は体調があまり優れず、それに 事前の勉強も必要でした。しかし、上手く出来たと思います』

*ピンヨー監督との仕事はどうでしたか?
 『お仕事は、しやすかったです。監督が要求したこと、きちんと出来たと思います。それに監督はとてもお仕事が速いですね。仲間は、太った若い女性と痩せた若い女性達で、笑いが絶えず賑やかでした』

*共演の太った人達は可愛いですね、太りたくないですか?
 『もし私が太ったら、あの人達みたいに可愛いかしら。痩せていても頬がふっくらしているのですから、太ったら顔が膨らんで目が無くなりますよ。美しくなくなりますよ』

*この映画の売りはどの点ですか?
 『コメディです。太った人の多彩さを引き出します。撮影の時、太った人って、なんて可愛くて、気が良くて、楽しいのかと思いました』

*この映画で人々は何を得るでしょうか?
 『「February」や「The Letter 」のような、ヒーローと二人のヒロインが織り成すロマンチック・ラブ映画です。面 白いですよ』

*次の仕事は?
 『映画と言うことならありませんが、ドラマの「ジョーム・チャイ・チャオパー」、それに司会の仕事があります』

◎ シリマー・タンプラスート(ウイ)

*ピンヨー監督が、貴女を選んだ理由は?
 『初めてお会いした時は、未だ決まっていませんでした。監督からどうだと聞かれたので、別 にと答えると、更にやりたいかと聞かれ、やりたいですと返事しました。それで、決まったのです』

*撮影に入る前、演技の勉強をしましたか?
 『演技の勉強はしたことありませんが、ワークショップに入りました。チャーイさんと一緒でした』

*どの場面が最も大変でしたか?
 『感情を出す場面です。2人と演技しなければなりません。一人目のヒーローは、目で感情を表せる人です。監督から、この場面 では未だ涙を流すなと言われましたが、緊張し過ぎて涙が出てしまいました。ビックホイとの場面 では、父親に打ち勝 つ感情を持たねばならず、大変でした』

*ピンヨー監督との仕事はどうでしたか?
『楽しかったです。お父さんみたいで。なにかあると、話し合いをしました。気の置けない方です』

*この映画から人々は何を得るでしょう?
『絶対、面白いですよ。それに家庭から得られるものは何か。家庭は最も大切な場所です。子供に良き未来があるかは両親次第です。子供には愛と温かみが必要です。この映画は、滑稽さを除くと、シリアスな映画ですよ』

*太った人の魅力は何処にあるでしょう?
 『可愛くて、気が良くて、冷静で、愉快です』

*自分自身、どんな人ですか?
 『普通の人です。映画の中とは一寸違います。本物はもっと口が悪いですよ』

*痩せた人を美人とする世間の見方について?
 『男は痩せた女性と腕を組むように洗脳されているようです。だけど、結婚する太った女性も沢山いますよ』

*ナンパしてくる人はいますか?
 『いますよ。業界の人ではありませんが』

*更に演技の仕事があったら、引受けますか?
 『多分、引受けるでしょう。楽しいですから。しかし、もう少し後で、未だ能力が伴いませんから』

*今やっている仕事は?
 『殆どが広告の仕事ですが、未だ決めていません。グラミー社で検討中です』

*芸能界での将来の計画は?
 『正直言うと、何もありません。このようになるなんて、夢のようです。考えてもいなかったことです』 映画「ティダー・チャーン」は、8月19日より公開予定。(04.7.16)

2004年7月
パンナーが営利目的で名を騙られ怒る

 映画「クート・マー・ルイ」(Born to Fight)のアクション・シーン監督の“パンナー・リットクライ”は、営利目的で知らぬ 間に名を騙られていることを知り、自分の名を保護する必要が生じて、頭を抱えている。現在、彼は“プラチャヤー・ピ ンケーオ”と“トニー・ジャー”ことパノム・ジーラムの協力を得て、ムエタイとスタントマン養成の学校を開く準備、並びに次のアクション映画の準備に掛かっており、他社のためにムエタイ・チームを働かせる考えはないと明言した。

 『営利目的で僕の名を密かに利用している者がいると、ある善意の者から聞かされたところだ。色々な会社に、僕のスタント・チームだと騙り、仕事を得ようとしているそうだ。実際、僕と僕のスタント・チームは何処とも仕事をする気はない。映 画「クート・マー・ルイ」の撮影終了後、僕は編集の仕事に没頭しており、とても暇がない。それに、次の映画「トムヤムクン」のアクション・デザインも考えなければならないし、スタント・チームの各員は、ジャー(パノム・ジーラム)と共に、 トレーニングをしており、他社の仕事は出来ない。

 もし、皆さんのところに僕の名を騙る者が来でも、僕とは全く関係はない。僕はプラチャヤーとジャーと共に、ムエタイを教えスタントマンを養成する学校を開く準備をしている。我々の目的は、マーレンユー社で末永くタイ・アクション映画を製 作することにあり、他社と仕事をする気はない』(04.7.1)

(注:パンナー氏は、現在日本で上映中の「マッハ」のアクション・シーンの監督でもある)

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