ハイティーンの社会問題の映画「ラック・チャット・ナック」
映画『ラック・チャット・ナック』は、ボスコープ・プラス系の新映画スタジオ・オークパイドゥーン社の製作で、社会の人々に熟考を促すことをテーマにしている。3話からなるオムニバス映画で、「パイ・サメット」(サメット行き)の部の監督はパイラット・クムワン(ポーン)とパート・パタナカムチョン、「ペン・メェ・ペン・ミヤ」(母であり、妻でありの)部はアヌチット・ムアンプロム、そして「トム・ヘング」(酒浸りのトムボーイ)の部はチャーカラ・チャイプリーチャーとインティラー・ジャルーンプラ(サーイ)。更に、特別編としてメータット・チャーイチャヤーノン(テン)脚本・監督の「コーン」(前に)がある。
8月29日、ラートプラオ・セントラルのSFXシネマ劇場で、この映画の披露会が催された。スタッフと共に、「パイ・サメット」のシカリン・ポンヨン(フルック)とシター・マハーラウィデーチャーコン(プラーイファー)、「ペン・メェ・ペン・ミヤ」のラチャポン・イエームセーン(ミュージック)とワンニーソーン・ラオモントリー(チャエム)、そして「トム・へング」のアリサラー・ルーモワン(プレーオ)とナパソーン・イアムジャルーン(クリーム)の出演者が顔を揃えた。
映画製作者で雑誌“バイオスコープ”の編集長として知られるスパープ・リムテーパーティップ(ムー)女史は、映画製作の考えについて話した。「私は社会問題を記事にする部門に働いてきました。実際、それまで知る機会のなかった多くの問題がありました。仕事をするにつけ、色々な問題に遭遇しました。映画のようだだと思う問題もあり、そう考えると実際に映画化をしたくなりました。話は女性健康擁護財団の資料から採用しました。性の問題です。どうして誰も語ろうとしないのでしょう。私がこの問題を採り上げたのは良い事でしょうね。もし話さなければ、人々は知らないのですから」
次いで、「コーン」が予告編にない理由ついて、監督のテン(メータット)が話した。「このアイデアは、3話の撮影が済んでからだった。3話の登場人物が一堂に会したらというアイデアだ」。そして「パイ・サメット」のポーン(パイラット)監督は映画の撮影について話した。「楽しい経験だった。我々が撮影に行った時、海浜などの問題は解決していたので、さしさわりなく撮影が出来た。若い人たちは全力を尽くした。主要登場人物は彼等と同世代なので、話し合いは容易だった」
「ペン・メェ・ペン・ミヤ」の監督は「この映画の製作は課題が提示されたからだ(笑)。つまり、提示された課題は社会がテーマで重いものだった。私はハイティーンの人と話し合いを続けた。ハイティーンの人に観てもらいたかったからだ。そして、家族の話にすることにし、登場人物を考えた。そして、映画ができた」と話した。
「トム・へング」について、チャーカラ監督は「課題を聞いて、トムボーイの話のアイデアは、サーイからこうしたら良いと提案があった。ある祝いの日、女が異常に好きなトムボーイが、男をないがしろにするのだ」と言った。もう一人の監督サーイ(インティラー)は欠席だったが、VTRの映像を通して話した。「監督をやることになり、最初は私に出来るか不安でした。実際、やってみて大変でした。これじゃ駄目、そんな演技じゃ駄目、そんな照明じゃ駄目、こんなカメラアングルじゃ駄目と、誰彼なしに言うには勇気が要りました。本当は言いたくないのですけど。本当に緊張しました」
次いで、ミュージック(ラチャポン)の歌う映画挿入歌“カーン・カーン・カン”(傍に)、と作曲したミュージック・バンド“パッチムリキット”の演奏で一服した。その後で、俳優達の話に入った。
フルック(シカリン)が「パイ・サメット」出演の感想を述べた。「良かった。社会を映した映画で、他の青春映画とは違う。この映画に出られたことに感謝する。出演して失望はなかった。今日に至たりとても嬉しい。とてもハッピーだ。本当を言うと、撮影を初めた頃は、こんな素晴らしい作品になるとは思っていなかった。監督も俳優達も、誰もが全力を尽くした」。共演のプラーイファ(シター)も同様に感謝を表し、感想を述べた。「この映画に出られて嬉しかったです。興奮しました」
チャエム(ワンニーソーン)は「ペン・メェ・ペン・ミヤ」について「是非見て下さいね」と言った。ミュージック(チャラポン)は冗談を交えて話した。「ミュージックとチャエムだ。ミュージックがモーンを演じ、チャエムがインを演じる。未だ高校3年生だ。だけど、本ものは卒業しているけど(笑)」
プレーオ(アリサラー)が“トム・ヘング”について話した。「トムボーイのナットの役です。しかし、お見かけの通り、私はトムボーイではありません(微笑)」。クリーム(ナパソーン)が補足した。「これは何処の学校にもあることです。トムボーイがいるでしょう。私はトムボーイの友達です。学校のバスケの選手です。夏休みになり、お酒を飲みに行きます。そして、ある事が起こります」。そして、プレーオが映画をよろしくと言った。「このパートはトムボーイだけではありません。一般のハイティーンの問題です。既に働いている人もです。月給が出た、祝杯を上げよう。夏休みに入った、祝杯を上げよう。とにかく、皆祝杯を上げます。祝杯を上げた人なら、この映画がよく分かります」
ミュージックが自分の出たパートについて話した。「多くの人が、「ペン・メェ・ペン・ミヤ」(母であり、妻であり)の題名にとまどいを感じるかも知れない。母であり、同時に妻である立場の一人の女だ。彼女は大変な困難に遭遇する」
最後に、フルックが言った。「この映画をよろしく。「パイ・サメット」のパートはハイティーンの2人がサメット島に行く話です。海岸で遊びます。しかし、帰ってから問題が起こります。是非、映画を観て下さい」
この映画『ラック・チャット・テム』は、9月1日から一般公開される。(11.8.31)
(注:映画の評点 4.86/10:ハイティーンの若者の愛とセックスのロマンティック・ラブ映画)
“辰巳ゆい”出演の映画「ラック・タローン・オン・ザ・ビーチ」
仲間の友情を物語るロマンティック・コメディのロードムービー『ラック・タローン・オン・ザ・ビーチ』(Love Summer)は、トライラック・マックミーウォンペート監督の作品である。去る8月26日、ラッチャダーピセークのエスプラナード5階のBSCホールで、記者発表会が行われた。監督と主な出演者のピムチャノック・スーウィセートパイブーン(バイフーン)、タンヤー・スリヤチャック(タン)、タナー・ウアムニヨム(ボーム)、ジョナサン・セームサン(ジョン)、そして日本のAV女優のユイ・タツミ(辰巳ゆい)が顔を揃え、映画について話をした。
トライラック監督が映画製作の経緯について話した。「タイ国の観光地をプロモートしたいというのが動機だ」。観客は有名なまたは知られざる我が国の観光地の美しさを見ることが出来る。「プーケットのプロムテート岬は誰でも知っている。しかし、もう一つパンガーにカイ島がある。ここへ行くには、クラビーからとプーケットからの二通りの方法がある。我々はプーケット港からカイ島に渡った。島はとても美しい。海と沢山の魚の中にある」
更に、監督は映画で伝えたいテーマについて語った。「ロマンティック・コメディにしたが、これはハイティーンの若者に、自分達には友達がいるのだと知らせるためだ。そのためには、旅に出るべきだ。フェイスブックに浸っていては駄目だ。BBで遊んでもこのような友達は出来ない」。タン(タンヤー)は自分の役について話した。「ジュージの役だ。ジョージはタイ人の青年だが外国で大きくなった。帰国して一人の親友に出会う。そして、一緒にフルムーン・パーティに出掛ける」(注:フルムーン・パーティはパンガー島で月夜に行われる。詳細はhttp://fullmoonparty-thailand.com/)
その親友役のボーム(タナー)は「ジャックの役だ。子供時代に親友だった。いじめられっ子で2人は仲良くなった。別れて時がたったが、再会してフルムーン・パーティに行く約束をする。そして、道中でバイフーンと会い、ユイと会い、ボップさんと会う。そして、様々な事件が起こり、助け合って解決してゆく」と語った。
若い女優パイフーン(ピムチャノック)は、自分の役について話した。「映画の中ではカイムックの役です。カイムックはボクシングジムの経営者の娘です。ドーム・チュアンチューンさんの娘です。ボクシングジムでは、男の子を授かるつもりが女の子だったのです。何をするにも、父親を満足させたいと思うのはこの為です。元気のいい女性で、車の修理でも何でも出来ます。自立出来ると父親に思わせたいのです」
ジョン(ジョナサン)は「ボップを演じる。ボップは一寸気違いじみていて、友達との間に問題をよく起す」と言った。一方、日出ずる国から来た若き女優ユイ(タツミ)は「サワディー・カ、ジンディー・ダイ・ルーチャック、チャン・チュー・ユイ(今日は、お近づきになれて嬉しいです、私はユイと言います)。映画の中の役の名はユイです。名前は自分自身と一緒です。日本からタイへ来た観光客です。しっかりした、そしてセクシーな女です」とタイ語を交えて話した。
監督は撮影の難易について話した。「撮影は雨期に行った。撮影の間、常に雨に会い俳優達はびしょ濡れになった。我慢が必要だった。ボームなどは、朝6時から午前2時まで、いく夜か連続して撮影が行われた」。俳優達がそれぞれ難しかったシーンについて話した。先ず、ボームから話した。「最も難しかった場面は、第二の性の女と仲良くするシーンだ。ぎこちなくなって、難しかった」
タンは「僕は、ジャックとジョージの間の感情のもつれのシーンだと思う。友達と喧嘩する場面だ。とても気が重かった」と言った。バーフームは「とても印象深い場面があります。脚本家の書いた台詞は素晴らしく、私はうまく表現したいと思いました。カイ島でのシーンです。真っ白な砂浜です。私がある伝説を話すのです。愛の伝説です。とても長い台詞でした。しかし、感情を込めて、つかえることなく、話を面白く表現することが出来ました」と話した。
ジョンは泣く場面が難しかったと話した。「僕が泣くシーンがあった。撮影が終わった時を想像した。もう友達と会えないではないかと思うと、涙がこぼれてきた」。そして、ユイは自分の難しかった役について話した。「舟に乗ってカイ島へ行くシーンでした。とても長いタイ語の台詞を言わなければなりません。とても難しく思いました。こんなに長く続けてタイ語を喋ったことはありませんから」。更に、この日本から来た女優は、日本とタイの仕事振りの違いをはなした。「タイでの撮影では、皆さん朗らかに微笑んでおられます。クルーの中に幸せがあるようで、全力でやる気が起こります。しかし、日本ではお仕事は常に大急ぎでやります」
バイフーンは撮影現場の雰囲気について話した。「この映画の撮影は、それほど長く掛りませんでしたが、撮影の間、誰もが疲れと楽しさを共有しました。何事も一緒でした。撮影の期間は、結束と温かみの期間と言ってよいでしょう。私達は何時も一緒でした」
ユイはタイ人と一緒に仕事をして感激したことを話した。「タイのスタッフと俳優の皆さんと、一緒にお仕事をして感激しました。スタッフの皆さんはよく面倒をみて下さいました。私は外国人で言葉に障害があり、いろいろと無理解でしたので。有難うございました。そして、皆さんに感銘を受けました」。一方、ジョンは「さっきバイフーンちゃんが言ったように、『Love Summer』で一緒に仕事をして楽しかった。一緒に居たのはそんなに長くはなかったが、友情を育むには十分だった。友達になれた。映画を観た人はこの感情を共有して欲しい。家に帰ったら、友達ともっと仲良くして欲しい」と話した。
監督は、映画を観終って得られる事について話した。「ほほ笑みが得られる。それから、友達と人との係り合いに関して良い感情が得られる。我々は身の回りの人々の感情を大切にしなければならない」。バイフーンが補足した。「最初、私は誰にも友達はいるものと思っていました。しかし、あなたが友達と呼んでいる人は本当にどれ程の友達でしょうか。この映画のコンセプトのように、友達は沢山持つ必要はありません。この映画は、友達という言葉の価値を、友情と愛の価値を教えてくれます。つまり、素敵な話です。友達と言う言葉の間で結束が生まれ、一緒に旅をして、色々な事に遭遇します」
バイフーンが映画をよろしくと言った。「この映画は10月6日に封切られます。友情と愛に触れることが出来ます。重要なことは、美しいタイの観光地が見られることです。私達も撮影に行って感激しました。それから、我らがカメラマンの腕です。更に声を大にして言います。とても感激しました」
この後、日本の女優ユイ(辰巳ゆい)が、インタビューに答えて、更にタイでの映画出演について語った。
Q タイに来たのは何回目ですか?
A 3回目です。最初は個人的な旅行で、後の2回は映画撮影のためです。
Q 何が一番好きですか?
A タイ料理とタイ式マッサージが好きです。
Q タイでは何処に行きましたか?
A スケジュールがタイトで、今回はバンコク滞在だけです。しかし、セントラルワールドへショッピングに行きました。なんでも全てが楽しかったです。それから、タイ式マッサージにも。
Q この映画に出演する決心をした理由は?
A 蒼井そらさんが、前にタイ映画に出たからです。彼女からタイでの映画出演はとても感銘的だったと聞きました。私も機会があれば、タイで映画に出たいと思っていました。M-Pictureのスタッフから連絡があり、直ちに決めました。(注:AV女優の蒼井そらが、青春映画『ピット・ターム・ヤイ〜』(Hormones: 08)に出演している)
Q これまでにタイ映画を観たことがありますか?
A 『マッハ!』(オンバーク:03)を観ました。タイ映画と言えばムエタイです。キックボクシングです。何故タイの人は格闘技があんなに上手なのでしょう。感激します。アクション映画を観て、タイの人はどうして格闘技があんなに上手なのだろうかと思いました。
Q この映画に出演した感想は?
A タイの人とお仕事をして、最初は言葉や文化、またはタイの撮影隊の仕事が分かりませんでした。しかし、タイのスタッフ、スターの皆さんに感謝しなければなりません。だんだん声を掛けて下さり、言葉の問題だけでなく、映画のお仕事について、あれこれとアドバイスして下さいました。皆さんから声を掛けて頂き、サポートして下さり、どうしたら良いか面倒をみて貰い、教えて頂きました。有難う御座いました。
Q タイ映画の演技は難しかったですか?
A そんなにややこしく難しい役ではありませんでしたが、タイ語を話すのに苦労しました。
Q タイ語の訓練にどれほど要しましたか?
A 撮影に入るその日毎に台本を受け取りました。何度も読み、撮影に入る前に暗記しました。直ぐに撮影に入るのです。急いで憶えなければなりませんでした。
Q タイ語を読んで暗記するこつは?
A バイフーンちゃんやスタッフの女の人が台詞を読んでくれました。録音して聞きます。聞いては、その通り発音し、憶えました。スタッフに通訳が一人いました。撮影の合間に、タイ語を日本語に訳してくれました。そして、どういう感情で、どうのように発音するか教えてくれました。
Q 未だ映画の台詞を憶えていますか?
A キット・ディ・レーオ・ルー・チャ・タム・ベープ・ニー。(いい考えじゃない、そうするのは)
Q タイ語を沢山喋る必要がありましたか?
A 沢山ありました。タイ語の台詞ばかりです。いつもタイ語を話してなければなりません。大変でした。
Q どの言葉が一番難しかったですか?
A ムアンという言葉です。タイ語と日本語では末尾音に違いがあります。日本語では末尾音を一つの音節として発音します。しかし、タイ語では末尾子音は音節の一部です。例えば、Kit(考える)をKit-toのように発音していまい、難しいです。
Q これまでにタイ語を習ったことがありますか?
A タイ語の学習書を買って読んだことがあります。その本には発音練習のCDがついていませんでした。本を読んで本の通り発音を練習しました。しかし、実際に映画に出るようになり、通訳にタイ人のように台詞を発音してもらいました。聞いてみると、全然違うのです。どうしましょう。これまで勉強してきたことが役に立たないのです。懸命に練習しました。
Q タイ語でどんな言葉が話せますか?
A 知っているのはコープクン・カ(有難う御座います)です。
Q 撮影は?
A プーケットへ行って撮影しました。一週間ちょっと要しました
Q プーケットでの観光はどうでしたか?
A プーケットに行ったのは初めてでした。泊まったホテルは海の近くにあったので、海浜を散歩することが出来ました。ホテルも素敵でした。カイ島にロケに行くと、海水がとても綺麗でした。船で行く途中、小さな魚があちこちで飛び跳ねていました。とても感激しました。タイの海は本当に綺麗です。
Q 機会があったら、再びタイで映画に出たいですか?
A この映画でタイ語を話す機会が沢山ありました。タイ語を沢山使って、タイ語の発音にも聞き取りにも慣れました。もし、映画に出る機会があったなら、次回はタイ語がずっと良く話せると思います。演技も向上しているでしょう。話せるので、問題はありません。初めは少々問題がありましたが、今やタイ語にすっかり慣れました。
Q どんな役をやりたいですか?
A 機会があり、もし出来るなら、武闘の役をやりたいです。タイの武闘映画は有名ですから。
Q 演じた役は自分自身に近いですか、それとも違いますか?
A 違います。映画でタイ語を話すのは本当ですが、タイ国に観光に来た日本人を演じます。
Q ご自身の性格は?
A 陽気で明朗、楽天的です。そして、誰とでも仲良くなるのが好きです。何処へ行っても、何時も新しい友達が出来ます。人当りの良い人です。
Q 恋人はいますか?
A いません。何故か分かりませんが。
Q どんな男性が好きですか?
A 頑丈で、がっちりして筋肉むきむきの男性です。私自身大柄なので、頑丈で筋肉質な男性が好きなのです。私を守ってくれて、私より大きくて、私の面倒をみてくれる男性がいいです。
Q ボームとタンの2人の青年と共演してどうでしかか?
A 一緒に撮影している時、タンさんは笑顔を絶やしませんでした。笑顔を見ると、やる気が湧いてきました。ボームさんの方は、見ているとあっちで何かやっていると思うとこっちで何かしていて、何をしてもとても可愛いです。顔も可愛くて、背が高く痩せています。しかし、私としては大きくて筋肉質の男性が好みです。
Q タイの男性と日本の男性、どちらがよりイケメンですか?
A タイの男性は顔が濃くて目が大きいです。個人的にはこのような顔が好きです。
Q 暇な時は何をしていますか?
A ショッピングに行きます。料理を作るのも好きです。時間があれば、DVDで映画を観て休養します。
Q この作品について?
A 皆さん、映画『Love Summer』をよろしく。ハイティーン世代の映画ですが、若い人から年配者まで多くの人に観て頂きたいですね。年配の方が観ればハイティーンだった時代に戻れます。映画を観て幸福になれます。私がタイで初めて出た映画です。タイにも既に私を知っているファンのグループがあるようです。このファンのグループの方々、応援して下さい。それから、皆さん本当の私自身をもっと知って欲しいです。この映画の中では私の全ての面が見られます。とにかく、この映画をよろしく。
3人の青年と2人の若い女性が旅行する、愛と友情の映画『Love Summerラック・タローン・オン・ザ・ビーチ』は。10月6日封切り予定。(11.8.29)
タイ伝統芸術に関する映画「コン・コーン」
文化省より奨励金を受けたサハモンコン社の映画『コン・コーン』(Kon Khon)は、愛・人生・友情を反映させたストーリーを通した、タイの伝統芸術“コーン”(仮面舞踏劇)の映像化である。監督は名優のサランユー・ウォングクラチャーン(トア)で、『アムマヒット・ピサワート』(The Passion:06)に続く、彼の監督第2作である。
この映画には、芸達者なソーラポン・チャートリー(エーク)、ヌルット・シリチャンヤー(ニン)、ペンパット・シリクン(ターイ)、ピモンラット・ピサラヤブット(ゴップ)に加え、舞踏の能力のある映画では新人のアピンヤー・ルンピタック(アール)、カチョーンポン・ポーンピスット(ナット)、コーントゥン・ポンパタナ(コーン)そしてナンサット・チャーウラート(トリー)が出演している。
この映画の披露会が、セントラルワールドのSFワールド・シネマ劇場で催された。会場にはマスコミ、ファンクラブ、出演者の友人達が詰めかけ、監督夫人のハッタヤー・ウォンクラチャーン(プン)も応援に駆けつけた。
先ず、映画挿入歌“タムマイ・プン・ボーク”による舞踏が披露され、言葉に代わる美しい動作姿態による表現で観客を魅了した。この演技の後、映画に関する話になったが、テーマであるコーンに重きが置かれた。コーンとは、タイの芸術の様々な流派の学と技を集大成した演技と言える。コーンの演者は、美しく舞うだけでなく、歌謡、舞踏等の様々な流派の技芸も表現しなければならない。従って、激しい訓練が必要である。コーンは、価値あるものとして、長くタイ人と共にあった。
トア監督は映画にコーンを採り上げた理由を話した。「伝統芸術だからだ。タイの先祖が徐々に育くんで来た舞踏劇だ。長いこと掛って徐々に造り上げてきた。価値あるものなのに、このところ我々は無関心になり、その美しさが失われてきた。また、その価値あるもが放置され、次第に若い世代から離れ行ってしまった。映画製作者として、メディアの一つとして、映画で美しさのギャップを狭めることが、タイ人の先祖が育んで来た伝統芸術の価値を、西洋や韓国等の外国文化の潮流に対抗して、若い世代の身近なものにすることが、義務でないかと考えた。」
監督は、多くの人がコーンは理解するのが難しいと思っていることに見解を述べた。「今や、挑戦に変わった。私自身が難しいものと決め付けてしまったら、現代人の心に響かすことは出来ないだろう。放って置いたら年月と共に、そのものの価値が全く損なわれてしまう。しかし、難しさに挑戦し、研究することにしたら、素晴らしさ、美しさを見出すことが出来た。素晴らしさを映画で表現しようと思った。そこで、どんどん資料を集め始め、真髄に迫った。実地に細かく観察し、慣れ親しんだ。これは難しいものではない。とても美しくて価値のあるものだ」
ベテラン俳優、エーク(ソーラポン)は、映画出演について語った。「連絡があった時、何を演じるのだろう、仮面を被るので、顔は見せるのだろうかと思った。しかし、撮影に入ったらとても良かった。京劇の中国映画を沢山見てきた。主演女優がオスカーを得たバレー映画『ブラック・スワン』も見た。この映画でも、きっと誰かオスカーを獲るよ(微笑)。それはともかく、DVDが世界中の各家庭に入り込むことは確かだ。タイ国の伝統芸術が各家庭で見られるのだ」
ニン(ヌルット)は、この映画での演技について話した。「これまで色々と演じて来たが、この映画でトア監督が理解出来た。サハモンコン社は、この映画の製作を援助してくれた。そこで、この映画の題名である『コン・コーン』(コーン演者)とは何か考えてみた。それは人であり、仮面である。仮面はコーンの中心だ。仮面がなかったらと考えてみた。今のようにスムーズに行くだろうか。何故なら、仮面を被っている間は、夜叉になれる。強い力を持ったように思える。しかし、仮面をとれば普通の人間だ。トア監督と一緒に仕事をして、段々と意識と才覚について考えるようになった」
もう一人の主要な役のゴップ(モンラット)も、今回の演技について語った。「これまで見たことのない役柄でした。愛・欲・怒・痴を持っています。これまでやったことのない役です。私にとり、この役は能力への挑戦です。人間的な人物で、物欲も、名誉欲も、情欲もあります」
少女トリー(ナンサット)はプロの俳優との初めての共演について話した。「大物の皆さんと共演すると聞き、興奮しました。誰もが有名な方々です。私は未だほんの子供ですから、興奮するのが当たり前です。しかし、実際に接してみて、誰もが親切にアドバイスして下さり、勇気を与えて下さいました。皆さんに感銘を受けました」
ナット(カチョーンポン)は「最初、監督がさかんに怒鳴るので怖かった。しかし、仕事が進むに連れ、監督は繊細な人だと分かった。良い仕事にするためには、このような態度が必要なのだ。これまで映画での演技をしたことがなかったので、監督から多くのことを学んだ。通常は舞台の上での演技だ。タイ舞踏劇の演技だ。映画に出られるとあって、とても興奮した。師匠級の俳優の皆さんに会えるからだ。とても緊張した。そして、実際に接して一緒に仕事をして、プロの才能とはどういうものか分かった。我々を気分よくリラックスさせて下さり、最高の演技が出来た」
アール(アピンヤー)は、この映画の主役に抜擢された感激を話した。「とても感激した。この映画に参加出来て、とても嬉しい。しかし、演技はとても難しかった。僕にはこれまで映画の演技の経験はない。監督から訓練を受けた。そして、俳優の皆さんから助けて貰った。常に勇気を与えて下さった。皆さんに感謝する。本当に有難う御座いました」。コーン(コーントゥン)は「本当に、印象深い経験だった。多くの方々と共演できてとても嬉しく思う。我が国の伝統芸術に関する映画なので、出演出来たことを誇りに思う」と感想を述べた。
監督は映画に対する期待について語った。「期待はお客さんが観に来ることだ。つまり、映画だけで世の中を変えることは出来ないが、一本の映画である事を語って、観客に気付かせることは出来る。だから、とにかく観て欲しいのだ。映画を観れば、映画の幸福な世界に誘われる。コーン演者、コーンの演目、コーンの衣装、タイ楽器は、映画鑑賞を難しくする妨げにはならない。この映画を観るのに、コーンの基礎知識は不要だ。観れば楽しくなれる。この映画はコーンの美しさと価値を知らしめる。100分の映画の中でコーンのファンになれる。コーンの姿態の全てとラーマキエン物語の重要な場面を観ることが出来る」
ニューフェースのアールが映画をよろしくと言った。「皆さん、この映画をよろしく。伝統芸術が観られるばかりでなく、良き考え方も提示される。本当に、皆さんの気に入ると信じている。映画は国のアイデンティティを、国の誇りを紹介する。そして、我々はタイのアイデンティティを保護しなければならない。その点もよろしく。タイの国土に住むタイ人は、タイの芸術に無関心ではならない。国の芸術を時代と共に廃らせるようなことをしてはならない」
タイ伝統舞踏劇の映画『コン・コーン』は、8月25日より一般公開される。(11.8.25)
(注:映画の評点 7.81/10 :タイ伝統芸能の仮面舞踏劇コーンの2家族の物語。ラーマキエン物語の主役を巡りライバルグループの抗争が起こる)
映画「30+」でチューマーンと共演するアーラック
気安くてプレーボーイの歌手で俳優のアーラック・アモーンスックシリ(ペー)だが、映画では殆どがシリアスな役だった。例えば、『ボディ・ソップ#19』(Body:07)『ラック/サーム/サオ』(The Last Moment:08)そして『チュアン・カートカム・ラムスーク』(Slice:09)と。そして、遂に『スット・ケート・サレート・ペット』(Sudkhet Saletpet:10)の役で、女性達のアイドルに変身した。映画はヒットして収益は1億バーツ台に乗った。
ぺー青年は、映画『シン・レックレック・ティ・リアック・ワー・ラック』(First Love:10)の作品があるプティポン・プロムサーカー=ナ=サコンナコーンが監督する映画『30+』で、チューマーン・ブンヤサック(プローイ)と初めて共演する。プローイの役は30台の派手な女で、事業では成功するが、恋には縁が薄い。ヒーロー役のペー青年は、しゃしゃり出て彼女に色々指南する。ペーはこの新作映画について話した。
「『スット・ケート・サレート・ペット』の滑稽さが好きな人、『30+』も同じくロマンティック・コメディ映画だ。これまで僕の出た映画は殆どがドラマだった。『ラック/サーム/サオ』も、『チュアン・カートカム・ラムスーク』も、『ボディ・ソップ#19』も。しかし、今度の映画は、楽しいことを請け合う。身近な話だ。多くの人の実生活に入りこんで来そうな話だ。僕のキャラクターは普通の男で、別に色男でもない。名前はジュートと言い、プローイ・チューマーンさんが扮するヒロインのパーン・チューモーイの相談相手だ。
プローンさんのようなトップ女優と共演出来てとても嬉しい。僕の大好きな女優さんだ。個人的に知り合いだが、これまで一緒に仕事をする機会がなかった。ペット(プティポン)監督とも初めてだ。僕は監督の作品『シン・レックレック・ティ・リアック・ワー・ラック』が大好きだ。深い感銘を与える映画だ。キャスティングも、ロケーションも、ストーリーも素晴らしい。これらは監督の業績だ。従って、監督とは一緒に仕事がしたかった。そして、この映画でお会いすることが出来た。
実際、サハモンコン社と本格的に仕事をするのは初めてだ。新しいスタッフと一緒に仕事をするのは嬉しい。僕は何処にでも出られる俳優だ。僕自身に制限はない。映画に関しては何処にも所属していない。この役をやれて、特にプローイ・チューマーンさんと共演できるのが嬉しい。皆さん、映画『30+』をよろしく」(11.8.19)
(注:封切りは来年の予定)
映画「ラック・スット TEEN チャット・テム」で女たらし役のマリオ
マリオ・マウロー(オー)といえば、現在の芸能界で最もトレンディな男優の一人であることに異論はあるまい。多くのドラマ、CM、モデル、その他の作品で活躍している。更に、映画でも大きく成長を見せ、色々な役柄を披露している。最近では、来る9月8日封切り予定の、パンテーワノップ・テーワクン殿下(モム・ノーイ)監督の『ウモーン・パー・ムアン』(The Outrage:黒沢明監督『羅生門』のリメーク)にも出演している。
ロマンティック・コメディ映画『シン・レックレック・ティ・リアック・ワー・ラック』(First Love:10)のコーンの役に感動した方々、心配ご無用。ファンの皆さん、間もなくこれまで誰もが見たことのない新しい役を、新作映画で見ることが出来る。今度は大きく役柄を変えて、女たらしで、イケメンで、チャーミング役だ。そして、騒々しい2人の男優ウォラチャート・タムウィチン(プラークン)とティーラ・カーンチャナパイリン(ジャット)と共演する。彼らとは女性ナンパ・グループの仲間だ。
外国映画をタイ語にギャグを入れて吹き替える声優、パリパン・ワチャナーノン(ト)が、監督の座に就き、脚本も書いた。更に、ヒロイン役は、2010度ミス・モーターショーのアミーナー・クーン(アイス)だ。ヒーロー役のオーが、この映画の役について話した。
「この映画はロマンティック・コメディだ。僕のキャラクターは女たらしだ。ウルトラ助平だ。誰をも愛することが出来ない。しかし、ある日一人の女性に会いすっかり変わる。今度の役は僕自身に近いかと訊かれるなら、実生活の僕とは全く反対だ(笑)。しかし、プラークン(ウォラチャート)先輩の実生活に近い。つまり、先輩の実生活を演じればいいのだ(笑)。映画で、僕に2人の親友がいる。つまり、プラークン先輩とジャット(ティーラ)先輩だ。3人でモーターサイクルを乗り回し女性をナンパする」
今回の役柄の変更にプレッシャーを感じたかとの質問に、オーは次のように返答した。「プレッシャーはなかった。脚本を見て、是非演じてみたくなった。プレッシャーなんかない。実は、既にクランクインしており、アイスとの撮影場面もあった。楽しく、愛すべき映画なので、緊張することはなかった。この映画には、他に多くの俳優が出演している。
子役のルッチーちゃん(フリージア・ナタサナー・ブッチャー)とピムちゃん(カシディット・クリットピンヤーデート)も出ている。撮影は助け合いながらやっている。ト(パリパン)監督は、あれこれブリーフしてくれるが、子供の頃から慣れ親しんだ声なので、まるで吹き替え映画を見ているようだ(笑)。この映画『ラック・スット TEEN チャット・テム』をよろしく」(11.8.19)
(注:封切りは来年の予定)
超大作史劇映画「キング・ナレスワン 第4部」
去る8月10日、セントラルワールドのSFワールド・シネマ劇場にて、チャートリーチャルーム・ユコン殿下(タン・ムイ)監督の『キング・ナレスワン第4部』(タムナーン・ソムデット・プラナレースワン・マハーラート 4 スック・ナンタブレーン)の披露会が催された。歴史の専門家で映画顧問のスネート・チュティノットラーノン博士との協同脚本で、タイ人は再び歴史の重要な事件を見る機会を得た。
会場には出演者が勢ぞろいした。即ち、ワンチャナ・サワット陸軍中佐(バード大隊長)、ウィンタイ・スワーリー陸軍中佐(トット大隊長)、タップソーン・パックスックチャルーン(エフ)、ノッパチャイ・チャイナーム(ピーター)、インティラー・チャルーンプラ(サーイ)、チャックラクリット・アムラマット(タン)、ソーラポン・チャートリー(エーク)、ケーサリン・エークタワットクン(ヌイ)、ナパッサコン・エイトラエーム(タック)、チョンチェート・ワチャラナン海軍少佐(ノート)、プラープパトン・スワンバーン(プラープ)、ディロック・トーンワタナー(ムー)、スパコーン・キッチャスワン(トック)、ピムパン・チャラーイナックップ(ピム)、ローン・カオムーンカディ、そしてグレース・マハーダムロンクン。
タンムイ監督は、第4部で紹介する知られざる歴史上の事件について語った。「実際、多くの人がナンタブレーン戦を忘れている。ノーラタメンソー戦と騎象戦の間の戦いで、ナンタブレーン戦と呼ばれる。実際には2年に及ぶ戦いだが、これを一回の戦いに短く纏めた。ナンタブレーン戦は実に大きな戦いで、2度に亙りアユタヤにとり厳しい戦いとなった。多くの戦い、多くの地方の謀反、多くの事件が重なりアユタヤを襲った。アユタヤはばらばらで協調がなかった。まあ、観て下さい」
スメート博士は、ナンタブレーン戦の重要性について話した。「ナンタブレーン戦は、ナレスワン大王の歴史の中で最も重要な戦いだ。ナンタブレーン王の24万の軍勢が攻めて来た。一方、アユタヤは極端に兵力が不足していた。多くの地方から掻き集めたが、兵力はビルマに比し少なかった。これが、北部地方の兵力を都に結集せざるを得なかった第一の理由である。もし、北と南の兵力が分散していたら、ビルマに対抗出来ないからである。しかし、この時未だ兵力はビルマ軍の2分の1に過ぎなかった」
スメート博士は、このパートでは、新しい戦略が見られると話した。「これまでのナレスワン王の戦いは、王都の外へ出て、地方で敵を迎え撃った。しかし、今回のナンプレーン戦では、ホンサーワディの軍勢は余りにも巨大である。兵力を分散していては対抗出来ない。アユタヤに陣を構えて敵を迎え撃つしかない。何故なら、アユタヤは3つの大河に囲まれ、最高の迎撃地であったからである。従って、王都で敵を迎え撃つことになった。これが、これまでと違う点である」。更に、博士は補足した。「ビルマの軍勢は数十万だ、ナレスワン王が耐えられるとは信じられない者もいた。その多くは北部辺境の古い貴族達で、ホンサーワディに寝返った。これが、時を同じくして起こった内部崩壊である」
博士は、話の構成がこれまでの3部とは違うと話した。「基本的に。ナレスワン王と言えば、我々が知る限り、王の大きな任務は戦争面だ。戦争は映画の基底にある。そして、ナレスワン王の映画は戦争しかない、戦争一点張りとだ思っている人が大勢いて、それが嫌いな人もいる。今回の映画は大きく飛躍した。戦争は依然ある。しかし、それは大きな要素ではない。思想がある、ナレスワン王の人間性がある。悲話がある。敗北の話がある。これらが、今までよりずっと映画に彩りを加えている」
ナレスワン王役のバード大隊長(ワンチャナ)は、この第4部について話した。「多くの方々が、ナンタブレーン戦という言葉から、ナンタブレーン王とナレスワン王の戦いが見られると期待していかも知れない。実際は、そうでない。この時の戦いは、ナンタブレーン王が挙兵することにより起こり、彼等は7か月に亙り我々を包囲した。従って、これらの全ての戦いをナンタブレーン戦と呼ぶのだ。映画で見られる興味ある点に、先ず外敵との戦いがある。西のホンサーワディによる戦いは続き、東のラウェーク(カンボジアの古都)はベッドの脇の敵(側近の中の敵)である。同時に内部の戦いもある。これは、我が領土内の人々の団結が壊れることにより起こった。プラヤー・ピチャイとプラヤー・サワンカロークである。ナレスワン王は、独立のために、どうのようにしてこれらを平定したか、映画を観て頂きたい」
マニーチャン役のエフ(タップソーン)は、自分の役は第4部が最も中身が濃いと話した。「これまでの部より、今回が最も濃厚です。この部は内外の敵との戦いです。従って、王に勇気を与える力の一つ、推進させる力の一つ、それがマニーチャン自身です。マニーチャンは常にナレスワン王の傍に居ます。マニーチャンは、これまで通り、ナレスワン王の重要な力です」
この映画の重要人物であるナンタブレーン王を演じるタン(チャクラリット)は「アヨダヤーとホンサの大きな戦いが始まるパートだ。そして、アユダヤーは侵攻を受ける側から、侵攻する側に変わる。あちこちのビルマの陣営が攻撃される。この時代の戦いの全てに、ナンタブレーン王が指揮官だ。そして、全ての戦いがナンタブレーン王によって起される。従って、この第4部をスック・ナンタブレーン(ナンタブレーン戦)というのだ」と言った。
この部の観客の反応の予想について訊かれて、バード大隊長は「これまで、1〜3部に関して予想したことはない。ここで第4部に至ったのだが、観て頂いた人、そして心で応援していたが映画館に行く機会のなかった人にも感謝申しあげたい。多くの人が製作チームを応援して下さった。従って俳優各人がこうして居られる。どんな映画でも、どんなに酷い映画でも観て、応援して下さる人々がいる。つまり、我々は文化の独立性を持っているということだ」と答えた。
一方、トット大隊長(ウィンタイ)は「予想は出来ないが、この映画に参加した人は全力を尽くした。タイの王家の歴史の話の表現に注力した。そして、400年前の文化を反映させた。観客に有益になるように、のめり込めるように、同時に楽しいように映画を作った。また、知識も得られる。重要なことは、我々の社会と国家が団結する引き金となり得るということである」と話した。
最後に、エフが言った。「キング・ナレスワンのファンの皆様、この第4部も決して失望させませんよ。これまでのパートに失望した人でも、大丈夫です。観に来て下さい。素晴らしい感銘を受けること保証します。とにかく、観て下さいね」
超大作映画『キング・ナレスワン 第4部』は、8月11日より一般公開される。(11.8.11)
(注:映画の公式サイト http://www.kingnaresuanmovie.com/ :評点 8.32/10:ナレスワン大王シリーズ第4作。ビルマ隷属からのタイの独立に怒ったビルマのナンタブレーン王は、巨大な軍勢で侵攻して来る。タイのナレスワン王は兵力を結集して首都アユタヤで迎え撃つ)
