パラマウントで「Art of the Devil」をリメーク
ファイブスター社によれば、ハリウッドのパラマウント映画の製作子会社であるCPプロダクションが、ホラー映画Art of the Devilシリーズの著作権を買い取ってリメークするとのこと。同シリーズは、タニット・チットヌクン(ピート)監督の『コン・レン・コーン』(Art of the Devil)、ローニン・ティームが監督した『ローン・コーン1』(Art of the Devil 2:05)と『ローン・コーン2』(Art of the Devil 3:08)の3作品より成るが、先ず『ローン・コーン1』から始める。
ファイブスター社のアピルディ・イアムプンポーン経営責任者は、次のように語った。「当社は『ローン・コーン1』を、昨年のカンヌ映画祭で当時歌手のマドンナの映画製作会社であるマーベリック・レッド社にいたエリック・トムソン氏に見てもらう為、独立プロデューサーのティム・クォック氏とコリン・ゲデス氏に送りました。エリック氏は『ローン・コーン1』を見て、直ちに連絡してきました。当初は、タイのサイヤサート妖術の映画なのでリメークは難しくて無理ではないかと思っていましたが、彼は英語の映画にリメークすれば若い階層の市場を掴めると判断しました。この後、エリック氏はCPプロダクションに移り、パラマウント映画のバックアップを得たのです。
“Art of the Devil”は、ファイブスター社のサイヤサート妖術映画の海外用の英語名です。リメークされる理由は、脚本が良いこと、それにハリウッドのホラー映画とは違った恐怖でしょう。我々はこのプロジェクトに興奮しています。
撮影開始は来年の予定です。当社にとり『6ixtynin9 シックスティナイン』(タロック69:99)に次ぐ、第2,3そして第4のリメークになります。これは、我々タイ人に他国に負けない脚本を書き映画を作る能力があることを示しており、当社にとっても喜ばしいことです」(08.5.29)
南タイの人々を描いた映画「パックタイ・バーンラオ」
タイ北部の生徒達が生まれて初めて海を見る映像に涙を誘った映画『デック子供達は海を見る』(デック・トー:05)から、3年も映画界から離れていた2人の親友同士の女性監督アーリヤー・シリソーター(ポップ)とニサー・コンシー(ノック)が、新作『パックタイ・バーンラオ』(南部・我が祖国)と共に、長い休養から戻って来た。今度は、新しい視点から見たタイ南部の話である。
ポップはこの映画の製作経緯について語った。「私達は3年前に『デック・トー』を製作し、国の内外から好評を得ました。映画は言いたいことを伝え、外国まで響くことを知りました。今回、私達はタイ南部の話にしたいと考えました。小さなことでもタイ人の心を打つ話を。南部での多くの凶悪なニュースを耳にします。しかし、誰も知らないけれど南部には良い事も沢山あるのです。と言うのも、私達は南部の人々と接し、彼等の生き方、暮らし、心情について沢山の良い話に遇ったのです。これまでにない視点で、私達はそれらの良い話を映画『パックタイ・バーンラオ』にしました」
ノックは映画の要点について話した。「この映画で南部に住んでいる人々の心情を表現しました。他の地域では、南部人は獰猛で恐ろしく付き合いたくないと見られています。しかし、実際に南部の人と親しく接してみると、彼等は誰もが愛らしく、思っていた様に恐ろしくはありません。付き合ってみて、南部人には誠意があり、実直だと感じました。飾り気がありません。そこで、2人は南部の人々をこうした視点から表現することにしました。現在、彼等は苦境に立たされています。南部の人々を理解して見て欲しいと思います。彼等は他でもない、我が祖国の南部の人なのですから」
この映画『パックタイ・バーンラオ』は近く封切りの予定。(08.5.22)
アナンダー主演のシンガポール映画「The Leap Year」
超売れっ子のオーストラリア‐ラオスのハーフの美男スター、アナンダー・エヴァーリンハム主演の『メモリー...ラック・ローン』(Memory)が上映中だが、時を移さず公開されるシンガポール映画『The Leap Year』(閏年)にも彼が主演している。去る5月20日同映画の披露会があった。
アナンダーは先ず「僕の顔に飽き飽きしないで下さいよ」と挨拶し、この映画への出演について語った「キャスティング・エージェンシーがシンガポールからバンコクに進出して来て、シンガポールの中国語ドラマのキャスティングをしていた。西洋とアジアのハーフを探していたので、僕はその仕事のオーデションを受けに行った。駄目だったが、僕のキャスティング・テープが、偶然この映画の製作者の手に落ちた。最初の監督はベネズエラ人で、日本人の主演俳優が気に入らず、交代させようと思っていた。そこで、僕のテープを見て、この様な目線の男が欲しかったと言い、僕が参加することになった。プロジェクトは難航していて、僕が引受ける前既に2年を要していた。漸く撮影に入ったところで監督の母親が亡くなり、監督が帰国してしまった。この映画のプロジューサーは元々テレビ業界の監督だったので、彼が代わって引受けることになった」
今回の仕事について「初めての外国での仕事なので興奮したが、行ってみると仕事は同じだった。敢えて言わせて貰えれば、タイのプロダクションの方が優れている。あちらには見たこともない新しい変わった機械があるかと思っていたが同じだった。仕事は全て同じだった。ヒロインのウォン・リーリンは可愛い人だった。彼女の率直なところが好きだ。思ったことは何でも口に出す。複雑なところはない。女性と一緒だと思えない時もあった」と話した。
映画の役については次のように語った。「ジェレミーの役だ。風のような男だ。気が良くて親切だか、暫くするといなくなる。あちこちに吹かれて行く。一箇所に居つがず放浪の果、一人の女性に出会い、彼の人生が変わる。何かに頼ろうとするようになる。彼女に会ったのは運命だと感じる。真実の愛に会って、一箇所に居られない自分を変えようとする。
キャラクターは部分的に僕に似ている。僕も一箇所にじっとしていられない性質だ。似てないところは、僕はこんなにロマンティックではない。我が国には、残念ながら、あまりないロマンティック映画だ。我が国は幽霊映画か、喜劇映画ばかりだ。僕は世界の人々にとり愛は大切だと信じている。もし愛という言葉を信じるなら、この映画はきっと気に入る。もし恋人がいるなら一緒に見るべきだ。自分は無骨でこんな映画は向いてないと思う男性でも、ロマンスを信じるなら。女性は男性よりロマンスを信じる。男性より女性の方が、よりこの映画を気に入ると思う」
この映画『The Leap Year』は、5月29日より一般公開される。(08.5.22)
(注:映画の公式サイト http://www.mediacorpraintree.com/tly/ )
ルークケートが喜劇映画「ホアスット・ファミリー」に出演
スーパーモデルで多くの映画に出演しているメータニー・キンポーヨム(ルークケート)だが、これまで喜劇映画に出たことがない。それが、コメディアンのゴティ・アラームボーイが初めて監督するプラナコ−ン社の映画『ホアスット・ファミリー』に出演する決心をした。彼女はその理由を、母親がゴティが大好きだからと語った。
「これまで喜劇映画には出たことがないので、喜劇映画に出てキャラクターを変えたかったのです。しかも、ゴティさんが監督です。良い機会でした。絶対やろうと思いました。なんて可愛くて、馬鹿馬鹿しくて、可笑しくて、楽しい映画でしょう。撮影中、お母さんの顔が浮ぶことがありました。きっとお母さんの気に入ると思うからです。お母さんに電話でとっても面白い映画よと報告しました。
この映画に出たのは、お母さんが喜劇映画が大好きだからです。お母さんとお祖母さんと一緒に、映画『セープ・サニット〜』(Noodle Boxer:08)を4〜5回見ました。笑い転げて涙が出ました。ゴティさんも出演しています。今度の映画の撮影に入る前、お母さんに脚本を見せました。誰が出るのと訊ねるので、ゴティさんよと言うと、それだけでお母さんは笑い出しました。ゴティさんが大好きなのです。そして、早く見たいわねと言いました。脚本を読んだだけでは、どう演技して良いか分かりませんでした。しかし、衣装を着けたら、自然に分かりました。これまで演じことのないキャラクターです。びっくりしますよ。
ゴティさんは、これまで会ったひとの中で最も礼儀正しい人です。“ルークケートさん、お待たせして申し訳ありませんね。もう少しです”雰囲気がなごやかで、撮影がとても速いのです。このクルーに入って快適でした。監督として役者としての素晴らしいゴティさんを見て下さい」
ゴティ・アラームボーイ監督の映画『ホアスット・ファミリー』には、チャトゥロン・モックジョック、メータニー・キンポーヨム(ルークケート)、ゴティ・アラームボーイ、ピムチャノック・ポンラブーン(フーン)、コーム・チュワンチューン、シーパン・ブンナーク(アン)等が出演している。(08.5.19)
マイとアナンダーのコンビ映画「メモリー ...ラック・ローン」
雨季のおしめりを歓迎して封切られるホラー映画『メモリー...ラック・ローン』(Memory)には長らく銀幕から遠ざかっていた実力派女優マイ・ジャルーンプラが、今を時めく若手男優アナンダー・エヴァーリンハムと共演している。去る5月12日この映画の披露会が催され、興味を持つマスコミがぎっしり詰め掛けた。
予告編が上映され、この映画に関係した業界人とのインタビューがあり、次いでマイとアナンダーの主役カップルと助演のパールジー・ケムサワット(イップ)とラーチャワット・カリップグン(ミック)の2人、そしてトーポン・タンカムヘーン監督が舞台に上がり、インタビューに応じた。
先ず、トーポン監督が感想を述べた。「興奮している。今日は娘を社会に始めてお披露目するような気分だ。娘を気に入ってくれるだろうか。彼女はまずまずの美しさだろうか。興奮と不安が入り混じっている」
長らく映画に出ていなかったのに、何故この映画に出たのかとの質問に対し、マイは次のように答えた。「脚本が、監督が、俳優が気に入って、ギャラが良かったからです。撮影前の2週間は、とても緊張しました。長く映画に出ていなかったし、知らないプロダクションで、監督の要求も分からないし。そんなのが入り交ざって。8年振りですから、緊張は当然です」
一方、アナンダーは出演の理由を、「脚本が素晴らしかったからだ。以前、僕はお金の為に映画に出ていた。しかし、これは間違いだと気付いたので、暫く休んでいた。そこえ丁度良くA.Gエンターテイメントの人と会った。脚本を見てびっくりした。こんな脚本を書く人がいるとは思ってもみなかった。このチャンスを逃すことは出来なかった」と語った。
マイとアナンダーは、話題のラブシーンについて質問された。アナンダーは「ラブシーンはラブシーンだ。しかし、誤解してもらっては困る。実際はクリップとは違う。撮影は微に入り細をうがった。体は何処に、手は何処を触るか。このシーンは映画で重要な場面だ」と、マイは「女性の立場として、監督とスタッフと十分お話をしました。ラブシーンはセンシティブです。関係ない人は外に出てもらいました。この場面は非常に緊張しました。幸せなんてものでなく、ロマンティックでもありませんでした」と答えた。
監督は有名女優との仕事について感想を述べた。「何も問題はなかった。チェンマイへ行って撮影したのだが、出来るだけバンコクから離れた雰囲気にしようと試み、常時顔を合わせていた。スーパースターではなく、プロの彼女を見た。プロの技とはどういうものか、皆がそれを知った」
この映画を製作した理由については「僕は流行のものは作りたくない。映画製作者そして映画鑑賞者の立場として、好きな傾向の映画を選べるようにしたい。喜劇映画、幽霊映画、青春映画に飽きたら、他の傾向のものが見られるようにしたい。それがタイ映画界にとり良いことだと思う」と監督は語った。
この映画は5月15日より一般公開される。(08.5.15)
(映画の公式サイト http://www.memory-movie.com/ :夜中の少女の悲鳴に警察が捜査に入った。少女の体には虐待の痕があり情緒不安定だが、母親は身に覚えはないと言う。そこで、精神科医が診療に当るが、そこには複雑な過去が...)
王女様の御著作の映画化「ヌン・チャイ...ディアウ・カン」
ウボンラット王女は、御著作『ルアン・サン・ティ...チャン・キット』(短い話...私は考える)を映画化した『ヌン・チャイ...ディアウ・カン』(Where The Miracle Happens)のカンヌ映画祭でのプレミアショーにご出席になる。
この御著作は、王女が参加しておられる児童プログラム“To Be Number One”プロジェクト及びクンプム財団に関する短編集で、王女は教育を受けたいがその機会に恵まれない子供達が大勢居るという社会的・経済的問題に深く関心を寄せられ、このプログラムにより国家の将来のため彼等に機会を与えておられる。
映画は Oriental Eyes Co. Ltd. の製作で、制作費は7千万バーツ。監督はシリッパコーン・ウォンチャリヤワット。王女が主役のピムダーオ役で出演されている。その他、スックラワット・カナーロット(ウィアン)、シラパン・ワタナチンダー(ヌン)、ニサーラット・アピラディ(ファーン)、シーネーム・スントーン(ネーム)、ローン・カウムーンカディ等の有名俳優及び子供達が出演している。
映画は、自動車事故で最愛の娘を失い、心臓移植をしたピムダーオと言う名の女性の話である。彼女の新しい心臓は亡くなった娘から移植されたもの。後に、自分の養生も兼ねて地方に移り、彼女はそこの教育開発の手助けをする。そこで、彼女は慈善事業家となり、貧困と一部村民の態度と戦う。地方での撮影が多く、美しいタイの風景が楽しめる。
5月15日カンヌ映画祭で、この映画『ヌン・チャイ...ディアウ・カン』のプレミアショーが行われ、5月19日にはパリで上映される。ウボンラット王女はこれらに出席され、海外でのタイ映画と観光産業の宣伝に寄与される。 タイでは8月7日より一般公開の予定である。(08.5.15)
情感を込めたパンの挿入歌の映画「ラック/サーム/サオ」
映画『ラック/サーム/サオ』(Last Moment)は、ユッタルート・シッパパーク(トム)監督が、監督になって最初に作ろうと考えた映画だった。しかし実現の機会がなく10年が過ぎた。そして、今日ようやくこの友人間の愛情を映画化できた監督はその感想を語った。
「映画製作を始めた頃、自分に最も身近な映画を作りたかった。しかし、この10年その機会が無かった。自分の身から遠い映画ばかり7作品を作った。ある日、ウィスート・プーンウォララック氏と話をした。ウィスート氏はこの台本を読んだことがあり、見たいなと言われた。10年前には作れなかったが、ここへ来て機会が与えられた」
10年前と今日の『ラック/サーム/サオ』の違いを語った。「10年前だったら大学最終学年を含めていたところだが、今回は大学を卒業して一人前になったところから始めた。この10年で、人々は愛を軽く見るようになった。愛をもっとシリアスな視点で見たかった。一時的なものではなく。映画『ラック/サーム/サオ』では、悲しみが媒体になり、真の友人としての友達の愛が語られる。女たらしの愛ではない、ロマンティックな愛ではない、甘い会話のある愛でもない。それは、友達だからで、息の詰まる愛だ。悲しいけど、感じはむしろ良い。友達の交わりから生じたものなので、悲しみは労わり合える。失望からの悲しみではない」
俳優の起用については次のように語った。「この映画は自然な愛を語る。意に反した愛ではない。従って、俳優を決めるずっと前からキャラクターは定まっていた。先ず、主演男優のアーラック・アマラスパシリ(ペ)は本で見てルックスが気に入った。求めていた顔つきだった。更に、初演の映画『ボディ・ソップ#19』(Body:07)を見て決まった。女優のパタサヤー・クルアスワン(ピック)は、キャスティングの際、ナームとファーの役をそれぞれ演じてもらった。彼女の漠としたとところが、ファーにぴったりだった。もう一人の女優ラッチャワン・ウォンウィリヤ(コイ)については、カメラマンの紹介だ。彼女は『カオ・チョンガイ』(Kao Chon Kai:06)に出ている。それを見て話合ったが、非常に自然だった。このキャラクターに必要なのは自然さだった。3人を得て、試しに演技をさせたが、新鮮に感じた。演技のテクニックは無いのが、返って信用できた。この3人の新人は観客に衝撃をあたえること確信する」
次に、この3人の主演者が話をした。ペは次のように話した。「自分はパーユの役だ、大学を卒業したばかりの男だ。長い間ひそかに友人を愛していた。ある切っ掛けでそれが分かってしまった。監督は生まれてから大きくなるまで、パーユはどんなことをして来て、どんなになったかは話して呉れたが、映画の中でどうあるべきかについては話さなかった。しかし、出家したことがあり無口だというので、どう演技するかは分かった」
ピックは自分の役について「ファーの役です。考えを直ぐ外に出す女性です。感情を溜めません。率直に話します。ちょっと口が悪いですね」と、一方のコイはナームの役について「ナームは感情を抑えます。考えを外に出すのを控え、無口です。何時も何でも心の中に仕舞い込みます」と説明した。
美声の女性歌手のウォラカーン・ローチャナワット(パン)が、情感を込めて映画の挿入歌“プアン”(友達)を歌い、一層映画を見たくなった。パンはこの挿入歌について話した。「私が歌う初めての映画挿入歌で、とても嬉しいです。映画挿入歌と聞いてお受けしました。私は元々スローな歌が好きです。この歌は私が好きな古い歌です。そんな訳でぴったり来ました。歌う前に、悲しい情感で歌って欲しいと言われました。2〜3日歌を聞いてもらって、録音室に入りました。古い歌ですが、映画の主題にぴったりです。私の歌声には哀調があるので、私が選ばれたのでしょう。前もってストーリーの大筋を知り、歌っている時ストーリーに思いを馳せました。音楽のサウンドが私を歌に入り込ませました」
この後、パンと俳優3人とが一緒に記念撮影をした。この映画『ラック/サーム/サオ』は6月19日封切りの予定。(08.5.12)
(注:映画の公式サイト http://www.lastmomentthemovie.com/ )
新米天使の振りまく笑いの映画「テワダー・ター・チャ・テン」
去る4月28日、テン・トゥートゥンことポンサック・ポンスワン主演の新作喜劇映画『テワダー・ター・チャ・テン』(Tengs Angel)の披露会が催された。今回の相手役はボンコット・コンマーライ(タック)、おまけに超多忙の喜劇スターのゴティ・アラームボーイが新米の天使になり笑いを振りまく。
この映画はウィロート・トーンチウの監督作品で、テンの映画初演作品『エープコン・カーン・バーン』(Next Door Spy:03)以来の2人の顔合わせである。更に、アディレーク・ワッタリーラー(アンクル)が製作監督と脚本を担当している。
この映画にゲスト出演しているコムサン・ナンタチットの司会で開会が宣せられ、翼をつけた天女の姿のダンサーが“Stupid Cupid”の歌に合わせ踊り、観客を沸かせた。
残念なことにゴティは他の映画の仕事のため欠席したが、テンとタック、新人女優のナムターン・ブットサランとターイ・チューンジム、それに監督と製作監督者が、それぞれこの映画の面白さを語った。
テンは、正直で明朗な青年クルアイの役を引受けたことについて語った。「この映画では二枚目なのが嬉しい。韓国の歌手にもなるし、色々な者になる。しかし、最後はあるがままの自分自身が好きになる。僕は普通の人で、有名スターのファーを恋して、彼女のそばに居られたらと思う」一方、主演女優のタックは「ファーの役です。有名なスターです。映画の中の私の人生は、常にテンさんの願い事通りに動かされます。テンさんが何か願えば、私の周りにそれが起こります」と語った。
テンは自分の役について「この映画はこれまでの僕の映画とは異なる。と言うのは、僕は本物の天使と知合いになり、幸福になれるよう、天使に願い事をする。しかし、仮免の天使なので、未だ誰にも福を与えたことがない。彼の与える福はめちゃくちゃ過ぎて、ハッピーとは云えないが自分には楽しい。そこで、僕は沢山の願い事をする。しかし、仕舞いには願い事を一切しなくなり、以前のクルアイに戻ることを願う。この映画はあるがままの自分で十分だということを教えてくれる」
更に、彼はファンに語り掛けた。「これは所謂一つのタイ映画だ。ファンの皆様そしてタイ人に支援して頂きたい。この食糧危機が起ころうとしている世の中に適した、愉快な肩の凝らない映画だ。色々なことが得られる。少なくともリラックス出来て、喜劇映画としての面白さが得られる。またタックのキャラクターも見て欲しい。これまでのセクシーなタックとは違う。とても素晴らしい」
監督が作品について語った。「この喜劇映画は他のとは違う。ゴティは沢山の映画に出ているが、これまでとは違うキャラクターだ。ゴティはテンさんに会いに、テンさんはタックに会いに行き、3人が会う。ここが興味あるところだ。そして、僕とアンクル氏だが、アンクル氏の映画は難しい。一方、僕のは家庭的な映画だ。半分ずつで折り合っている。これはギャグ連続のコメディではない。ストーリーのあるコメディだ。どうなるか、映画館で証明します」
この映画『テワダー・ター・チャ・テン』は5月1日より一般公開される。(08.5.1)
(注:映画の公式サイト http://www.tengsangel.com/ :リケー芝居一座の一員のクルアイは座員の使い走りをこまめにやっており、その善良さが新前の天使の耳に入る。クルアイは有名スターのファーに恋焦がれているが月にすっぽん。そこで、天使が手助けしてくれるが...)
