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タイ映画ニュース

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Y.T.さんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

サイコホラー映画「ボディ ソップ#19」

去る9月25日、パウィーン・プーリチットパンヤー(ゴルフ)監督の死体収容棚第19番に隠された秘密を描いた映画『ボディソップ#19』(Body)の披露会が催された。監督と共に新しい主役のアーラック・アモーンスパシリ(ペー)、それにウォーンチラー・レームウィライ(ペーン)、パタラワリン・テイムクン(メー)及びクリッティラー・インポーンウィチット(ケム)の出演陣が、映画の舞台裏を語った。

先ず、歌手のスターシニー・プットティナン(ペート)が紹介され、映画の挿入歌“キットゥーン・トゥー・トゥックティ(ティユー・コンディアウ)”を歌った。

次いで、ゴルフ監督が自己の作品について語った。「これは新しいスタイルのサイコホラー映画だ。一般の幽霊映画は単なるホラーだが、これはサイコだ。心理学と強迫観念に関する映画だ。観客もストーリーと登場人物から脅迫観念を受けるだろう。テーマは死者が訴えることがあるかということである。然り。その事に遭遇したかのようにして語るのだ。この世に実際に起こった事件を夢に見て、他人に一生懸命に話すが、廻りの人からは可笑しな奴と見られる。この映画に第19番の死体収納棚が出てくる。あらゆる秘密がここに絡んでくる。俳優の人選は自分でやった。実際、この映画にとってパーフェクト・キャスティングになった。このグループでなければ、こんなに納得行くことはなかったろう」

俳優の番になり、先ず主役のペーが仕事に関して話をした。「初めての映画の仕事は難しかった。音楽演奏よりも難しかった。監督は厳然たる態度だった。助監督が難し過ぎると言っても断固やらせた。続く緊張の中に監督はジョークをまじえた。普通監督がカットというところを、ゴルフ監督はミヤーオと猫の鳴声を真似した。聞こえても我々はカットする代わりに大笑いした」

ケムは今回の演技の大変だったことを話した。「この役は緊張して疲れました。ある場合なんか、監督が私を10分から15分ほど別にして、他人と話をさせないのです。そして置いてから泣き出すのです。大変でした。撮影が朝の7時まで続いた晩もありました」

もう一人の若手女優のメーは今回の出演について話した。「初め映画は止めて舞台に出るつもりでした。しかし、GTH社から何度も電話があり、台本を送ってきました。私は、タイ語を読むのは得意ではないのですが、読み出したら止められなくなりました。少し読んでは、次を想像するのですが、どうなるのか想像もつきません。そんな訳で、出演する気になったのです」

ぺーの姉の役をやったペーンは「GTH社から他の映画出演の連絡がありました。しかし、この映画の脚本を読んでみたら、メーが言ったように、話の成り行きが想像出来ないのです。読書は好きではないのですが、止められず読み続けて、2〜3時間で読み終わりました。それで出演したくなったのです」

最後に監督がこの映画をよろしくと言った。「我々の新しい映画を、皆さん見て頂きたい。皆さんのお気に召す形の幽霊映画をお見せする。他の映画と比べたら、この台詞はこれまで何度も口にしたが、この映画は遊園地に行った時のようだ。そこにはジェットコースターがある。ジェットコースターは、幽霊屋敷に突っ込んで行く、恐怖におののき悲鳴が恐ろしさを倍増させる。映画館を出た時、ジェットコースターに乗ったような気分になること請合う」

この映画『ボディ ソップ#19』は、9月4日より一般公開の予定。(07.9.27)

(注:映画の公式サイト http://www.bodythemovie.com/ :夜毎一人の少女が殺されそうになり悲鳴をあげ助けを求める悪夢を見る青年。妹の薦めで精神病医の診断を仰ぐ、そして死体収納棚19番に行き着く…)

アクションファンタジー映画「オーパパーティカ〜」

封切り間近のタイ映画には珍しいアクションファンタジー映画『オーパパーティカ・クート・アムタ』(Opapatika)には、ソムチャーイ・ケムカラット(タオ)、チャークリット・イェームナーム、リーオー・プット、アティープ・ナーナー(ボーン)、レィ・マクドーナル、(チューリー)、ニルット・シリチャンヤー(ニン)及びポンパット・ワチラバンチョンの8人の有力俳優が出演している。

監督は、第1作映画『コーホック…タンペー』(Fake:03)で文明化した首都の若い男女の頼るものなき人生を描き、次いで映画『エックスマン・フェーンパンエックス』(The Story of X-Circle :04)で身近な性犯罪の話で社会の暗黒面を抉り出した、タナコーン・ポンスワン。同氏は10月23日に封切りが予定されるこの新作映画の舞台裏を語ってくれた。

この映画の製作の動機は?
映画『『コーホック…タンペー』(Fake)製作の頃、幾つかのアイデアとプロットを持ち、それを一つの話、即ち権化の話に書き上げた。その頃、僕は仏教に関する本を沢山読んでいた。しかし、これは輪廻転生の話だ。イメージを膨らませて一種の生物を考えたが、これは仏教を引用した人間の話で、幽霊や神々、求生の話ではなかった。

そのうちに、オーパパーティカ(化生)という言葉に遭遇した。これは、仏教による四生(ししょう)の一つだ。仏教では生物を生まれ方により4つに分類する。先ずは湿生(しっしょう)で、これは単細胞生物や蛆虫のような垢や不潔な物から生まれる生物。二番目は卵生(らんしょう)で、鳥類、鰐などの卵から生まれる生物。三番目は胎生(たいしょう)で、人類や犬のような母胎から生まれてくる生物。更に、もう一つの生物がオーパパーティカ=化生(けしょう)だ。忽然と生まれ、瞬時に大きく生育する生物で、幽霊、天人、神々、求生、阿修羅、餓鬼等が含まれる。これは非常に面白い話になると思った。

おまけに、僕はキャラクターを強調した映画が好きだ。それに、アクション映画を作ってみたかった。もし、一流の俳優に新奇なキャラクターをやらせたら、どんなに面白いだろう。これが製作動機だ。それから、更に一つのアイデアによりプロットを考え、オーパパーティカの話が出来上がった。この化生達は特別の能力を持つ生物で、彼等同士戦うばかりでなく、自分自身とも戦う。

仏教徒アクションの割合は?
この映画を仏教映画だと強調したくない。人々は難しい映画と思うだろう。最初に仏教からアイデアを得たが、全編仏教に関する映画ではない。オーパパーティカという言葉からアイデアを補い、混ぜ合わせてアクションファンタジーに仕上げた。

従って、アクションファンタジーの割合の方が、仏教に関する部分より多い。重要なのは、登場するキャラクターに力を入れたことだ。この映画の化生達は色々な感情表現をする。愛、貪欲、怒り、誤解、煩悩、色欲等々、人間と変らない。

この映画は何に関する話か?
この世に化生は沢山いるが、映画化したのは5体の化生の話だ。5体の化生はそれぞれ違った特別な能力を持っている。タオの役は不死身だ。チャークリットは闘争相手の致命的な弱点が分かる。レィは二つの体、二つの性格を持っている。

これらの化生が特別な能力を使うや否や、それぞれに呪文を唱える。彼等が暴れるほど、呪文が弱点となり自身を破滅さす。5体の化生達の他に、ニンさんは他の者に命令を出す役だ。オフさんはニンさんの命令に従い化生達を追う。この映画でただ一人の女性、チューリーは神秘的な女性だ。全ての登場者に掛かり合いがあり、ある理由で争いに巻き込まれる。そして、最後に各キャラクターの行為の謎が解けて行く。

この映画の魅力或いは興味深い点は?
この映画の魅力が何処にあるか、僕は言いたくない。それは観客次第だ。僕はあらゆる部分に全力を注入した。脚本、演技、編集、それに画面についても。きっと観客に興味を持ってもらえるだろう。もう一つの魅力は、第一線級の俳優陣が様々な能力を持つキャラクターを演じることだ。多くの観客に気に入って頂けると思う。(07.9.24)

(注:映画の公式サイト http://www.opapatikamovie.com/

青春映画「ザ・ギック 2」の披露会

去る9月7日、タラトーン・シリパンウォラーポン(サン)監督の青春映画『ザ・ギック 2』(Gig Number Two)の披露会が催され、出演者のナッタチャート・チャンカーン(ブン)、マッタニター・スウェートウィタヤダークン(エミー)、ピーラポン・セーナークン(イッキウ)、タラトーン・サワットコン(ジーン)、ナカリン・クンカンヤー(ジェームス)、ポンラートリー・ジャルーン(プローイ)、チュリーラット・アサワラープサクン(カートゥーン)及びマッチメー・チンダーラック(ジェーン)が舞台に登場した。

この日、プーケット県に居る女優のアーメリア・ヤコブ(エミー)とベンジャミン・ホートラパワーノン(ミン)を欠いていたが、モノフィルム社の若手俳優達が応援に駆けつけ、雰囲気が盛り上がった。

先ず、プー・ブラックヘッドことアーノン・サーイセーンチャンが、映画挿入歌“ピアン・クラシップ”と“ヘットポン”を歌った。次いで、サン監督が今編の映画について語った。「第1部と第2部の間で同じ登場人物もいるが、情況や事件は異なる。ギックを持つ新しい世代の別の話だ。つまり、第1部では彼等は愛を成功させたが、今回は恋人を求めてもそんなに上手く行かない」

第1部でギッククラブの先輩役を演じたブンは「この第2部では、連中は女を口説くのに慣れていない。どうしたらいいか分からなくて、先輩に聞きに来る。しかし、第2部では先輩も、つまり僕だが、よく分かっていない」と、そしてブンのガールフレンド役のエミーは「第2部は更にドラマティックです。いたずら盛りの若い人達とお仕事をして楽しかったです。まるで、笊の中に入れた蟹みたいにガサガサしていて」と語った。

この映画『ザ・ギック 2』は、9月20日より一般公開。(07.9.20)

(注:映画の公式サイト http://www.gig2movie.com :『ザ・ギック』(The Gig:06)の続編。Gig Clubの新しい4人の若者の恋による挑戦…)

子供の世話をする死霊の映画「ピー・リアン・ルークコン」

タラトーン・シリパンウォラーポン(サン)監督のホラー映画『ピー・リアン・ルークコン』(Ghost Mother)は、甥姪達を心配する死んだ叔母の霊がこの世に戻って来て人間の姿で子供を世話する話で、パチャラパー・チャイチュア(アム)とタナー・スッティカモン(オーイ)の2人の人気スターが出演している。

去る9月12日、この映画の披露会が催され、監督と俳優達がこの作品の紹介をした。主役の2人の他に、アムの甥姪役の3人、フォーカス・チラクン、ナッタニチャー・チュートチューブッパカリー(イン)及びタナコーン・ピサヌプーム(タイガー)、そして悪役のティティ・プムオーン(テーン)、タネート・チムトワム(ジョー)とキッティポット・バムルンシリカンが参加した。先ず、サン監督が撮影中に遭遇した奇怪な話をした。

「車の墓場での撮影があった。車の墓場には時々何かが出ると聞かされていたが、そこで3日3晩撮影を行った。新しく車が牽引されて来た晩があった。実のところ、僕はこういう話を信じる性質なので、撮影の前には何時も手を合わせて拝み、呪文を唱え、お守りを持っていた。撮影の時は静かだった。追い掛け合いのシーンなので、人は入れないようにした。その日、ビデオを見ていたら、車の中に座ってこちらを見ている人影がある。エッ!誰があんなところに座っているのだ。しかし、行って追い払おうとする勇気のある者は誰もいない。僕は、じっと座っていてくれ、カメラに入るなよと言っていた。」

観客に言う事はないかと聞かれて、監督は答えた。「全力で仕事をした。この映画はドラマティックなホラー映画だ。これまで僕が作ってきた幽霊映画の殆どは『コー・クーイ・サンヤー』(Promise Me Not:05)のようなコメディ調の幽霊映画だ。今回のような傾向は挑戦だ。僕は先ず勉強をした。沢山の本を読み、この道の有識者にも話を聞いた。そこで、皆に僕の視点に触れて貰いたくなった。つまり、その視点での霊魂のイメージをこのように膨らませたのだ。この映画を見て一般の幽霊映画と比較して頂きたい」

次いで、2人の主役が各々の役の話をした。先ず、男優のオーイが「この映画での役は警官だ。警官というからには、善人だと考えていた。まさか監督が僕に精神病者をやらすとは。個人的には幽霊を恐れていない。見たこともないし。根拠がなければ信じられない。しかし、証明は出来ない。50−50だな」

主演女優のアムは「この変った役の私を見てください。皆さん5−6年前のドラマ『メェ・ナーク』での私のイメージは忘れたでしょうから、この映画でまた幽霊の役をやることにしました。監督が折衝に来られた時、とまどいました。お話しになっている監督を正視出来ません。監督それ何というヘアスタイルなんですかと聞きたくなりました(笑)(注:山田五郎に似た髪型)。大変だったのは車の墓場でのシーンです。走らなくてならないし、雨が降っていて、石ころも多いし。転んで擦りむいてしまいました。それは大変でした」と話した。

映画の舞台裏の話の他に、2人は更に話を続けた。アムは「これは愛情と温情の映画です。死んでなお甥姪達と愛情で結ばれているのです。恐ろしい幽霊映画ではありません。幽霊は誰も殺そうとはしません。以前甥姪に乱暴した人達に対してだけです。そこで、戻ってきて甥姪を守るのです」と述べた。

一方、オーイは「この映画の根幹は悪いことをすれば報いがあるということだ。映画では霊魂の形で復讐するが、現実には他の形で行われるだろう。つまり、因果応報だ」と述べた。

この映画『ピー・リアン・ルークコン』は9月20日より一般公開される。(07.9.13)

(注:父親が海外に出稼ぎに出ているので、その3人の子供達を若い叔母が世話をしていたが、運悪く賊に殺される。しかし、甥姪を心配して普通の人の姿で甦り、甥姪の世話をしながら犯人に復讐する)

日本公開のタイ映画「ロケットマン」

イサーン(タイ東北部)の男の腕っ節は日本にまで轟き渡る。チャルーム・ウォンピム監督のアクションコメディ映画『コン・ファイ・ビン』(Fire Warrior:06)が、『ロケットマン』の題名で、日本で公開されることになり、チャルーム監督が感想を語った。

「僕は日本に行ったのは初めてだ。映画『コン・ファイ・ビン』のプロモーションに行ったのだが、イサーンの土壌をコンセプトにした我々のアクション映画が、この様に日本人の心に響くとは思ってもみなかった。これまで誰もバンファイ(祭に打ち上げるロケット花火)を武器に使用した者はいないので、彼等は僕が何処からアイディアを得たのかとても関心を持っていた。

我等がディアウ、つまりデーン・チューポン(チューポン・チャーンクラン)のアクションは、全く信じられないほど強烈だ。これが、日本で新しく付けられた題名『ロケットマン』の由来である。おまけに、我々の水牛にまで配慮して、クレジットに主要俳優として名が出ている」

今回、映画のPRのため訪日したディアウは、格闘技を披露してみせたが、スタントチームを連れて行かなかったため、日本のスタントマンを使った。彼等はタイのヒーローに会って少し固くなっていた。ディアウはタイ武術の技と護身術を教え、実演では練習した通り上手く出来た。

その他、ディアウとチャルーム監督は、日本の色々な雑誌、ウェブサイトそれにテレビ番組のインタビューを受けた。2日間ほとんど休む間もなかった。しかし、2人は疲れ果てながらも、常に快く応じていた。日本の記者達は2人の気質と気安さに惚れ込んでいた。ディアウは日本のファンのために語り掛けた。

「今回が2度目のプロモーションです。2年前に映画『7人のマッハ!』(クート・マー・ルイ)で、お知り合いになれ、また戻って来られて嬉しい。ファンの皆様、映画『ロケットマン』を大いに楽しんで下さい。次の映画でもお会いしましょう」

この映画『ロケットマン』は、日本で10月6日から公開される。(07.9.10)

(注:この映画の公式サイト(日本語版) http://www.rocket-man.jp/

映画「バーン・ピーシン」の殺人現場の背景を語る

これまで多くの殺人事件のニュースを聞いてきた。特に、一度は愛し合った者が相手を殺したような場合、事件の背後にどんな事情があったのか知りたくなる。その推理を映画化した『バーン・ピーシン』(The House)は、当事者も、時期も、事件も異なるが同一場所で発生した愛の殺人事件の話である。信じられないことだが、場所が原因であることは確かなのだ。

去る9月3日、この映画の披露会が催され、モントーン・アーラヤーンクーン(オフ)監督とインティラー・ジャルーンプラ(サーイ)、チャマナン・ウォンウィンウェート(エーク)、及びナタワット・プレーンシリワット(チェーン)の俳優陣、更に映画の中の3組のカップル、コムサン・ナンタチットとナッタカン・タユターチャールウィット(ラー)、コンデート・チャートゥランラサミーとチャッチャー・ルチナーノン(ジン)、ウォラポット・ニムウィチットとウィブーンシリ・コンプーンが、勢揃いして話をした。

先ず、静かな態度のヒーロー役のエークは、彼自身の初めての演技について語った。「難しかった。20%は自分の地で演じられたが、80%は違うので。映画では僕が入居して一月もすると幽霊が出る。この役は善人の顔をしているが、一転して悪人の相になり、更に精神病者になり、何をしているのか、何をしようとするのかも分からなくなる。顔と眼で感情を表現しなければならなかった」

幽霊映画の女神のニックネームがあり、もうこの種の映画には出ないと言っていたヒロイン役のサーイは、この映画に出演した理由を説明した。「あの時言ったのは、つまらないのには出ないと言ったのです。幽霊映画はどれも似たり寄ったりです。しかし、この映画は単なる幽霊映画ではありません。人間はどういうものかを伝えてくれます。見終わって、色々考えさせられる映画です」

これまでドラマやCMに出演してきたチェーンは、自分の役について語った。「チェーンの役だ。自分の名と一緒だ。映画では、この事件をスクープしたサーイさんの上司だ。そして、サーイさんにニュースを追わせ、他の事件に遭遇する。この役は気に入った。楽しかった。第一、初めての映画で、ある面で自分自身に近い役だったので」

ワサン医師役のウォラポットは、経営陣からカメラの前に立つようになった経緯を語った。「少しばかり妙な気持ちだ。僕はAvant社の経営者だ。会議の最中に、オフ監督が僕の顔をじっと見つめて、ポットさん私の映画に出ませんかと言うのだ。我々は親しい間柄だ。冗談言うなよと言うと、本気ですよとしつこく迫るので、僕は承知したのだ」

最後にモントーン(オフ)監督が「この映画のテーマだが、それぞれのカップルが、この家に関連して耐え難いストレスのため殺人を犯す。この謎を知りたくありませんか。映画の中でそれは語られる。そして、何故愛の映画なのかも分かる」と語った。

この映画『バーン・ピーシン』は、9月6日から一般公開。(07.9.6)

(注:映画の公式サイト http://www.thehousethemovie.com/  :発生時期が異なる3件の殺人事件を追う女性レポーターは、それらの犯罪が発生した一軒の家に辿り着く…)

ロマンティックコメディ映画「サーイラップ・チャップ・バーンレック」

映画『フェーンチャン ぼくの恋人』(03)の監督の一人のコムクリット・トゥリーウィモン(エス)の第4作映画『サーイラップ・チャップ・バーンレック』(The Bedside Detective)の披露会が、9月4日に催された。主演はお馴染みのサンニー・スワンナメーターノン、共演はパーニサラー・ピムプル(オーポー)、ジャルームポン・ティカムポーンティーラワン(ジェック)、そして新人で主演女優のパタラサヤー・クルースワンシリ(ピーク)。

お喋りの時間になり、ヒロイン役のピークが、エス監督、サンニーそしてジェックと共に舞台に登場した。映画でナムパンに扮するピークは、初めての映画出演について「楽しかったです。監督とも他のみんなとも、十分にお話しが出来ました。演技の時もプレッシャーはありませんでした。お互いに助け合い、演技にはOKが出ました」と話した。

監督とは二度目の仕事になるサンニーが「また帰って来られて良かった。エス監督が信用してくれたこと、僕の一族に対して名誉に感じる」と言うと、監督がまぜかえした。「サンニーを起用したのは、ギャラを値切れるからだ。他の俳優だとギャラが高いのでね」、舞台の上の皆が噴出した。

お喋りの間に、サンニーの助手のルタイ役のオーポーが観客に挨拶をして、録音に合わせ口パクで“Ooh!”を歌うと、観衆に笑いが漣のように起こった。エス監督はオーポーについて「本当は、ナムパン役をやらせたかったのだが、オーポーだとチョコレートパンになって業界全体が悲しむと思って」と言うと、オーボーは横目で監督を睨んだ。

監督は、更に続けて「この映画の撮影に3ヶ月半を要した。遅過ぎでも速過ぎでもない。アクションシーンがないので。これはロマンティックコメディ映画だ。また、不倫に関する映画でもある。探偵が依頼者の夫の不倫相手を捕えるが、その相手を恋してしまう。これは違反だ、どうしたら良いか。恋は何処でも生じるものだ」と語った。

最後に、ピークは「この映画はとても可愛い映画です。見た人は誰でも、リラックスします。見れば楽しくなります」と、サンニーは「この映画を見たらきっと気に入る。この映画は可愛い映画だから、好きになること請合うよ」と、続けてジェックは短く「楽しい映画だ。恐ろしいところはない、皆で見てくださいね」と言った。オーポーは「この映画に出られて、エス監督に感謝します。次は監督の作品にヒロイン役で出られるように、ダイエット中です。オーポーとエス監督を応援して下さい」笑いと共に閉会となった。

この映画『サーイラップ・チャップ・バーンレック』は、9月6日より一般公開。(07.9.6)

(注:映画の公式サイト http://www.sailub.com/ :テレビの修理屋の傍ら、夫の不倫相手を調査する探偵稼業のジョックは、調査相手の金持ちの旦那の愛人ナムパンとご法度の恋に落ちる…)

男性同士の愛の映画「プアン:クー・ラック・ムン・ワ」

去る9月5日、ポット・アーノン監督の性の枠を取り払った無条件の愛の映画『プアン:クー・ラック・ムン・ワ』(Bangkok Love Story)の披露会が催された。

インタビューで、ポット・アーノン監督はこの映画につき次のように語った。「タイでは初めての男と男の間のロマンティックラブ映画だ。実際は、男を愛する男の話だけでなく、映画の中には色々な話がある。しかし、主な登場人物は、家庭があり愛のある二人の男だ」

更に、監督は映画の構成について話した。「この映画の男同士の愛だが、俳優の演技は彼等が男だということを忘れさせてくれる。彼等のきめ細かい演技に感動させられた。つまり、誰かを愛するには、映画の中で語られるように、理由があるのだ。」

最もロマンティックな場面について「ロマンティックなシーンは沢山ある。しかし、観客はラブシーンを期待するだろうが、映画を見終われば、映画にラブシーンがあったこと忘れてしまうだろう。何故なら、それは愛だから。ラブシーンは愛によらねばならない。愛がなければ欲望だ。この映画は愛について語っている。この映画は台詞が少ない。雰囲気と、役者の表情と感情で表わしている」と語った。

次に、3人の助演俳優が順に話をした。先ず、ウトゥムポーン・シラーパン(ジュム)が「私はメークとモークの2人の若者の母親の役です。この映画の重要な役に、ポット監督が呼んで下さいました。映画には15年出ていません。気に入った役もありませんでした。今回の役は大いに気に入りました。終始私は美しくはありません。メーキャップは役者人生で最も長時間要しました。一日6時間も」次いで、スチャーオ・ポンウィローは自分の役につき「主役の上司の役だ。2人の人生を変へる一翼を担う。つまり、独裁者だ」と、チャッチャー・ルチナーノン(ジン)は「サーイの役です。名前の通り、可憐でしとやかな女性です。何にでも直ぐ従います」と語った。

いよいよ、3人の主演男優、ラタナバンラン・トーサワット(エー)、チャイワット・セーントーン(トップ)、ウィーラディット・シーマーライ(ガス)の番になった。自身のロマンティックさについて、先ずエーは「僕はロマンティックな男ではない。僕を知る者は、普通の目立たない男と思っているだろう。しかし、やるときはやる」、トップは短く「僕はちょっぴりロマンティックだ」、最後にガスは「僕はロマンティックだ。気の良い普通の男だ」と話した。

愛の告白の方法について、エーは「歩きながら、“クー・ラック・ムン・ワ”(俺はお前を愛しているぞ)と言うね」、若いトップは「とにかく、雰囲気が盛り上がって、気分が乗ったら、“愛してるよ”とだけ」、そしてガスは「僕にはメェスー(恋を取り持つ女)が必要だ。僕は恥ずかしがり屋なので、メェスーに愛を伝えてもらうよ」と答えた。

ポット監督は、主演俳優の起用について話した。「タイらしい顔をタイ映画に出演させたかった。もし中国や韓国、日本の顔だと、外国で上映する場合、タイ映画に見えない。タイ人の多くは、顔つきが鋭く、スタイルも良い。男の典型となれる。映画では男とゲイか入り組むので」

最後に、ポット監督は「この映画をよろしくお願いする。僕のこれまでとは違ったスタイルなので、皆に伝えて頂きたい。とにかく、我々は全力を尽した」

この映画『プアン:クー・ラック・ムン・ワ』は、9月13日より一般公開される。(07.9.6)

(注:映画の公式サイト http://www.bangkoklovestorymovie.com/ :母と弟のためヒットマンをやっている寡黙な男と、標的の裕福な美男との間に芽生える愛の物語)