タイ映画! Thai Movies!

タイ映画ニュース

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Y.T.さんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

スラユット首相「タムナーン・ソムデット・プラナレースアン〜」を鑑賞

去る 1 月 25 日、スラユット・チュラナーン首相は、閣僚及び夫人と共に 、 SF ワールドシネマ劇場にて、超大作映画「タムナーン・ソムデット・プラナレースアン・マハーラート」( King Naresuan )第1部「ハンサの人質」を鑑賞した。

『実にためになる映画だ。歴史を知ることが出来で娯楽性もある。政府は、この映画は若者に歴史を教える一助になると考え、娯楽と歴史物語の両面から、将来の教育にどのようにして役立てたらよいか文部省と相談するつもりだ。

この映画から得られる重要な観点は、タイ人は愛し合い団結せねばならないということだ。裏切りはいけない、団結すべきだ。団結を崩してはならない。抗争はすべきでない。タン・ムイ(チャートリーチャルーム・ユコン殿下)によれば、映画の収益の全てを、国王陛 下 80 歳の良き機会に、陛下に献上されるとのことだ。この三部作は映画界にとり有益なものになろう』

この独立回復の物語は、タイ映画市場が再び活況を呈する刺激剤になるだろう。老若男女の観客の関心を集めて、歴史的な高収益を上げている。 1 月 18 日封切り後の1週間で、合計収益は 1 億 5 千万バーツを超えた。最初の4日で 1 億 2 千万バーツ 。 1 月 20 日から地方での上映が始ま り、 1 月 22 〜 25 日の収入は一日約 1 千 1 百万バーツ、内訳はバンコクでは一日約 6 百万バーツ、地方で一日約 5 百万バーツになる。

タン・ムイは付け加えて『この映画で一つの新しい現象が現れた。つまり、南部の観客数が新記録を作ったのだ。通常、タイ映画は、観客数と収益の最も多いのは北部で、次いで東北部、南部、中央部そして東部の順だ。しかし、この映画では南部の観客数と収益が急増し東北部と並んだ。中央部、東部も小差で続き、観客が大幅に増えている。これは満足すべき兆しだ。これは、マスコミや後援企業等、多くの筋から協力があったからだ。そして、スタッフも俳優も全力を注入した結果だ』と話された。 (07.1.29)

受験生の365日を追った映画「Final Score 365 ワン〜」

多くの者が大学入試を経験している。大いなる努力と忍耐の期間である。このテーマを採り上げ、受験前の365日間の 4 人の高校 3 年生の実生活に密着した映画が「 Final Score 365 ワン・タームティット・チーウィット・デック・エン」( Final Score )である。

去る 1 月 23 日、 この長い題名の映画の披露会が催され、マニー・カムウアン(エー)、ドンラヤー・マッチャー(ター)、チュティマー・ティーパナーク(ターイ)、チャーリー・トライラット(ネック)、ソンヨット・スックマークアナン(ヤン)そしてチラ・マリクン(ケン)が顔を揃え、まるで GTH 社 の同窓会のようであった。

先ず、 XYZ のボーとエーが持ち歌の“サバーイディ・ル・プラオ”(御元気ですか)を歌いちょっぴり昔を懐かしみ、次いで声の大きい女性歌手スニッサー・スックブンサン(オム)が“マイ・ヨーム・ペー”(負けるものか)を歌い、最後に 6 歳の女の子ワンタナー・ウィライワン(ジアップ)が“ D.M.Y” (年月日)を歌った。

この映画のアイデアを提供したチラ・マリクンは、大勢から選ばれたスウィクロム・アムラナン(ポー)について『彼は一見普通に見えるが、決してそうではない。真面目くさって見えるが、質問には機知をもって答える。両親に無関心みたいだが、両親と話すとき自分のことをルーク(あなた方の子)と呼んでいる。父親のように土木技師になりたいと考えている』と語った。

そして、チラ・マリクンは、映画「マハーウィヤーライ・ムアンレー」( The Tin Mine )の第 4 助監督を務め、この映画の監督のソーラヤー・ナーカスワン(エン)を見やった。彼女は 4 人の受験生の一人で映画の進行役のポーについて『ポー君はスタッフから逃げ回っていました。彼は自分は自分です。例えば、歩くのが速い。スタッフは追いつくのがやっとでした』と語った。

ポーは自己弁護した。『逃げ回ってなんていませんよ。僕は普通にやっていただけです。スタッフの先輩達が追いつかないだけですよ』そして、現在受験勉強中の後輩達に『受験生の皆さんは、先ず自分の夢を持ち、どこの学部に入ろうか考え下さい。夢が小さければ、努力も少なくて済みます。高い夢なら、相応の大きな努力が必要です』

最後に、 XYZ の二人と共に、ポーとその仲間達、ウォラパット・チットケーオ(ルン)、キティポン・ウィチットチャラットクン(ビックショー)、スラーウット・パンヤーティラ(ボット)が一緒に、“クワー・チャ・ラック”(愛する迄に)を歌った。

この映画「Final Score 365 ワン〜」は 、 2 月 1 日より一般公開される 。 (07.1.25)

(注:映画の公式サイト http://www.finalscorethemovie.com/

映画「ビデオクリップ」の新コンビ

映画「ラップ・ノーン・サモーンクワン」(Scared)のパークプーム・ウォンチンダー(プアン)監督の新作映画「ビデオクリップ」で、俳優で歌手のパオポン・テープハッサディン=ナ=アユタヤー(ター)が、新人女優のガーンシリ・アーシラスートシリ(ナムワーン)とコンビを組む。ビデオ盗撮に関する現代社会で問題化している危険性の物語で、それはあなたの愛する身近な人に何時降りかかってこないともかぎらない。

去る 1 月 17 日、映画の重要場面の撮影が、サートン路とナラティワートラーチャナカリン路の交差点の人が雑踏する陸橋の上で行われた。ター扮するケーンは、クリップに盗撮された恋人(ナムワーン)を守るために、心を病む人の命令に従わなければならない。クリップを流出させないため、ケーンは服を脱ぎ、体にレインコートを纏っただけで、豪雨の道路の真ん中に立たなければならない。雨がレインコートの色を落とし透明になり、大衆の面前で素裸同然の姿になる。このシーンの撮影の合間に、ターは感想を語ってくれた。

『このシーンの撮影は恥ずかしい。こんなに人が集るなんて思っていなかった。本番では、映画のストーリーのことだけ考えるようにした。何故ここに立ってなければならないのか。何のために。初めに、僕は監督と果して必要なのか話し合いをした。脚本を読んだ後、監督は理由を話してくれ理解した。監督にGストリングを着けさせてくれとお願いしたが拒否された。人に見られちゃったかな(笑)』

新人主演女優のナムワーンは、ターと一緒の出番はなかったが、初めての映画出演について語ってくれた。

どうして映画に出るようになったのですか?
 『友達がウェブで映画「ビデオクリップ」の主演女優募集を見つけたのです。彼女は、私のキャラクターに合うけど何故応募しないのかと言ったので、送ったのです。好きなキャラクターです。“私はワーンです”と言うような自己紹介のビデオクリップを送って、オーデションに応募して、採用されました』

ビデオクリップに撮られるシーンは性的に興奮しましたか?
 『実際はそんなに性的に興奮するような役ではないのです。監督はスカートの中や入浴の盗撮にはスタントインを用意して下さり、私自身では演技していません』

写真が流出することを心配したことありますか?
 『別に。そんなことは無いでしょうから。それに、そんなにみっともないことはしていません』

映画に初出演してどうですか?
 『挑戦です。映画は初めてですから。第一演技が初めてなのです。演技の勉強をしたことはありません。最初は取り直しばかりでした。監督さんが気の毒になりました。しかし、ターさんが色々助けて下さり、そのうち慣れました』

ターさんとの共演はいかがですか?
 『可笑しいです。ターさんのスタイルが傑作です。一緒に演技をしていても、可笑しくて。だけど、ターさんは素敵です。色々助けて頂きました』

映画「ビデオクリップ」は間もなく完成し、遠からず鑑賞できることだろう。 (07.1.22)

第4回コムチャットルック・アウォードも「Seasons Change」

去る1月17日、コムチャットルック新聞の芸能大賞、第4回2006年度コムチャットルック・アウォードが、スワンルムのBEC TERO HALL で発表され、多くの歌手、俳優及び芸能関係者が詰め掛けた。タイポップス歌謡、ルークトゥン歌謡、映画、テレビドラマの4部門の受賞が発表され、映画部門の受賞は次の通りであった。

作品賞:「プロ・アーカート・プリアンプレーン・ボイ」(Season Change)
監督賞:ニティワット・タラートーン<「プロ・アーカート〜」(Season Change)
脚本賞:「プロ・アーカート・プリアンプレーン・ボイ」(Season Change)
主演男優賞:ウドム・テーパーニット<「コートラ・ラック・エン・ルーイ」(Loveaholic)
主演女優賞:チュチマー・ティーパナート<「プロ・アーカート〜」(Season Change)
助演男優賞:シリチャイ・チアンターウォン<「デック・ホー」(Dorm)
助演女優賞:チンタラー・スカパット<「デック・ホー」(Dorm)
特別賞:「カーンクルアイ」(アニメ)

(07.1.22)

史劇映画「タムナーン・ソムデット・プラナレースアン〜」第1部公開

3部よりなるチャートリーチャルーム・ユコーン殿下(タン・ムイ)の史劇映画「タムナーン・ソムデット・プラ・ナレースアン・マハーラート」(King Naresuan)の第1部「ハンサの人質」は、いよいよ国軍記念日の1月18日に封切られる。第2部「独立宣言」は2月15日に、第3部は年末に上映が予定されている。

去る1月16日、第1部のプレミアショーがSFワールドシネマ劇場で開催され、タン・ムイとワンチャナ・サワッディ陸軍少佐(バード)、ソーラポン・チャートリー(エーク)、インティラー・ジャルーンプラ(サーイ)、ノッパチャイ・チャイナーム(ピーター)、タックボーン・パクスックジャルーン(エフ)、グレース・マハーダムロンクン、サンティスック・プロムシリ(ヌム)、ウィンチャイ・スワーリー陸軍中佐、チャクラクルット・アムマラット(トン)、ナッタリカー・タムプリーダーナン(ナムプン)、プレームシニー・ラタナソーパー(クリーム)、パウィーナー・チャーリファスクン、アムパー・プーシット等の出演陣が顔を揃えた。

そして、忘れてならないのが、第1部で子供時代の黒い親王(ナレースワン大王)役のプラタチャー・サナンワタナーノン(ビージェー)、白い親王(エーカトットサロット王)役のカラン・セーティー(ガオ)、アイ・ティン(オークプララーチャマヌー)役のチラーユ・ラオーンマニー(ガオ)及びマニーチャン役のスチャーダー・チェックシー等の子役達である。

第1部「ハンサの人質」は、1564年の白象戦争から始まる。御年9歳の黒い親王(後のナレースワン大王)は、人質としてハンサワディー(ペグー)に連れて行かれ、ハンサワディーのブレンノーン王に養子として迎えられる。そして、アユタヤーに帰って来たところで第1部は終る。観客はビルマで生活して居られた王子時代の興味深い歴史の断片を知ることが出来る。黒い親王はカンチョン老師のもとで出家し沙弥となり様々な学術知識を身につけ、勝利宝典で兵法を学ばれる。

黒い親王を演じたビージェーは『そんなの難しくなかったです。タン・ムイが台詞を短くして下さったので、長い台詞を暗記する必要がありませんでしたので。その代わり出番が増えました。一番大変だったのは格闘の場面です。僕は格闘が得意ではありませんから。不意打ちを食らって、弟役のせーティー君と一緒に戦う場面です』と語った。

大人になった時代を演じる俳優として、先ずナレースワン大王役のバードが『映画を見た人は子役達を可愛く思うだろう。僕も第1部の映画の中の子役達をとても可愛く思った。それは、第2部も、そして第3部も見たいという気にさせるだろう。映画を見て下さい。そうすれば、この団結は犠牲があってこそということが分かる』と述べた。

エフの番になり『この映画はタイ人のタイ人のための映画です。殿下は誰もが愛国心を持つように作られました。特に今日の国の状況下で、我々各人が国家のために何をすべきか、国のために犠牲となった多くの英雄達のように、社会のためにどうすべきかを考えさせてくれます』と語った。

この他、セントラルワールド・ショッピングセンターの Eden Zone1階がビルマ王宮の謁見の間のセットに変えられ2月4日まで鑑賞出来る。未公開の映画の舞台裏の写真を見たい者は、7階に立ち寄れば2月15日まで展示会が開催されている。

この歴史映画「タムナーン・ソムデット・プラ・ナレースアン・マハーラート」は、1月18日に封切られる。(07.1.18)

(注:映画の公式サイト http://www.kingnaresuanmovie.com/ :ビルマに占領されたアユタヤに独立を回復させた英雄ナレースワン大王の伝記映画)

「ヤンガイ・コ・ラック」、ガイ10年振りの映画復帰

有名なDJで司会者のソムポン・ピーラポンシリ(ガイ)が、映画「ヤンガイ・コ・ラック」(7 Days to Leave My Wife)で10年振りに銀幕に復帰する。どんな映画の主役を引受けたのか、ガイは心境を語った。

『最初主役をやらないかと話があった時、ソムポン・ピーラポンシリが主役だなんて、普通の映画じゃないなと思った。プロットを読んで興味を持ったが、一寸考えさせてもらった。なにしろ、ポット・アーノンの「サティテーク・スットチュアローク」以来映画には出ていない。もう10年にもなる。それに、毎日番組を持っているし、司会の仕事もある。映画の仕事は時間を食うし。

決心するのに、あまり時間は掛からなかった。トーポン・トンカムヘーン監督とは番組でご一緒したことがあり、彼のチームはシスティマチックで能力がある。どんな演技をするのか尋ねたら、ドタバタをやる必要はないとのことで、気に入った。ドタバタではないコメディをやりたいのだ。この映画は脚本が面白いので、顔で笑わせるのではない。何時もの大笑いさせるキャラクターは沢山だ。

もし映画に出るなら、なにか違ったものを出したかった。映画では違った面を見てもらいたい、静かな滑稽さ、愛らしさ、アイデアのある滑稽さ。僕はこの脚本が気に入った。非常に面白いが、カフェ式の滑稽さではない。一人の男の話だ。彼は愛してくれている妻に日頃注意を払わない。彼女は夫に身も心も尽しているのに。夫はその価値に気付いていない。皆さんは、身近の大事なものを見落とさないで下さいよ』(07.1.18)

(注:この映画「ヤンガイ・コ・ラック」は、3月8日封切りの予定)

阿部寛出演のアクション映画「チョコレート」

モンコン・フィルム社が製作費1億5千万バーツを投じたアクション映画がクランクアップした。世界に名を馳せたアクション映画「マッハ!」と「トムヤムクン」の製作者プラチャヤー・ピンケーオが監督する「チョコレート」(Chocolate)である。

遂に、ニッチャーリー・ウィサミタナン(ジジャー)の登場である。この22歳の新人女優は、テコンドー、体操、バレーの素養があり、4年以上前から密かに「マッハ!」「トムヤムクン」の武闘チームで訓練を受けてきた。彼女の特徴は武闘の身のこなしが軽く、しなやかで、そして美しいこと、しかも忍耐力を秘めている。

この他、この映画には多くの実力派が出演している。例えば、アマラー・シリポン(ソム)、サッカダー・インダーことサッカダー・パッタシーマー、ボクシング元世界チャンピオンのシリモンコン・シンワンチャー(オー)、人気ショーガールのディ・フリーメン等。タイ人俳優ばかりでなく、日本の俳優・阿部寛がやくざの役を演じ、韓国の女性格闘家イム・スージョンとオランダの女性格闘家ソーミア・アバルハヤも参加している。

映画「チョコレート」は、再びプラチャヤーとアクション指導のパンナー・リッタクライの協力により生まれたもので、バンコクと日本が舞台である。プラチャヤー監督は、この映画につき次のように語った。

『映画「チョコレート」の呼物は、アクション女優ジジャーだ。普通の人の数倍の能力がある。15歳の時からテコンドーのチャンピオンで、その上パンナー氏のチームで訓練を受け、女性格闘家として完璧な能力を持つに至った。人柄は素直で容貌は美しい。私は彼女を4年以上古式ムエタイで鍛え、しなやかで柔らかい動きのため体操の各種目を学ばせ、ブルース・リーやジャッキー・チェンの型を勉強させた。

映画の中に格闘や命がけのシーンが沢山ある。ジジャーは全ての場面に出演した。この他、人気歌手のアマラー・シリポン(ソム)がジジャーの癌を病む母親役で、サッカダー・インダーがマフィアの親分役で出演した。更に、韓国とオランダの女性格闘家が参加し花を添えている。現在、この映画はクランクアップしたところだ。2007年中には公開できること受けあう』(07.1.18)

映画「ボディ・ソップ・ジョーンウェーン」がクランクイン

GTH社製作で、新鋭監督パウィン・プーリジットパンヤー(ゴルフ)のサイコホラー映画「ボディ・ソップ・ジョーンウェーン」(恨みを抱いた死体)がクランクインした。去る1月11日の朝、同社の幹部とオラチラー・レームウィライ(ペン)、パタラウィリン・ティムクン(メイ)、クリッティラー・インポーンウィチット(ケム)と言った俳優達、それにロックバンド“Slur”のギタリストで主役のアーラック・アモンスパシリ(ペー)が、集り精霊廟にお祈りをした。

撮影が順調(クルアイ)に進行するよう、ペンが吉祥の果物であるバナナ(クルアイ)に線香を挿して立てた。祈願式は無事終了したが、新人のペーは先輩のプロの俳優達と一緒ではにかんでいた。TV番組“ティー・シップ”の司会者ケムと主役女優のメイは暫くぶりの映画復帰だ。メイは『とても良い役です。精神病で鬱状態という、これまでやったことのない役です。上手く出来ない場合は、母のパタラウィディに相談しなければならないでしょうね。だけと、先ず自分の能力でやってみせます』と語った。

一方、ケムは『脚本を読み始めたら止められず、出演を決意した。精神科医の役には興味がある』と、そして我らが主役のペーは『歌手の僕に突然GTHからの誘いがあった。興味を持ちワークショップに行った。新しい経験でとても楽しかった。なんでも新しいことにトライして行きたい』と語った。(07.1.15)

今年中頃には見られる映画「ウィンヤーン・ローク・ターイ」

クランクアップして大分経つのに上映が未決定のタラーテープ・ティウソムブーン監督でアヌチット・サパンポン(オー)とナットタマナカーン・シーニコンチョト(ラン)が主演のホラー映画「ウィンヤーン・ローク・コンターイ」(霊魂・死者の世界)だが、映画ファンから一体何処へ消えてしまったのだと疑念が起こっている。監督に会ったので、どうなっているのか訊いてみた。

『映画「ウィンヤーン・ローク・コンターイ」は消えてしまったのではない。クランクアップして時間が経つが、現在ポスト・プロダクション中だ。つまり撮影後の色調、編集、サウンド・デザイン等々の特殊処理を行っている。僕は各場面の特殊技術を重視している。

例えば画面の色調だが、重要なショットでは光の色を恐ろしげなトーンに調整している。特に、音響は全編で新しくサウンド・デザインを行っている。音響は非常に重要な要素だと認識している。この映画はタイ映画としてはこれまでにないユニークなものになるだろう。スタッフが撮影後の様々なテクニックの部分を特に念入りにやっている。

上映期日だが、サハモンコン社は今年の中頃と云っている。主役のオーとランは全力で演技した、決して観客を失望させることはない。もう暫く待って頂きたい。必ずご覧になれます』(07.1.15)

映画「ゴーイ・トゥ・ゲイ」のポスター撮影

ユタセート・シッパパーク(トム)監督は、映画「ゴーイ・トゥ・ゲイ」(Ghost Station)を急ぎ編集中だが、キアティサック・ウドムナーク(ホイ)とナードン・シラーチャイ(プン)のコンビを呼び、映画の時のように2人にカウボーイの服と帽子に拳銃を持たせ、ポスターの撮影を行った。

先ず、プンがホイの後ろにぴったりくっ付いて立ち、恋人のように抱きしめる。片手に拳銃を持ち、真面目でセクシーな顔をして2人は彼方を見る。この様なポスターを撮影してどう感じたかと、冷やかし半分に感想を聴かれて、2人は目を見つめ合い、可愛い顔を作った。そして、プンは次のように答えた。

『今日、我々は映画「ゴーイ・トゥ・ゲイ」のポスターを撮影した。コンセプトは簡単だ。ただ、ホイと恋人のポーズをとっただけだ。片手に拳銃を持ち、彼方に狙いをつけ、片手はホイの心臓に当てている。もし、ホイとこのぞっとするポスターの撮影をしてどう感じたかと聴くなら、説明は出来ないね。皆さん、蝦蟇を捕まえて飼ってみたら、どう感じたかが分かる。ホイのポーズは女っぽかった。着け睫毛をカールさせてセクシーだったよ。ホイについて講義はしない。どにかく、忘れずに映画を見て下さい。毒はありません。大人も子供も楽しめますよ』(07.1.8)

(注:この映画「ゴーイ・トゥ・ゲイ」は、4月4日封切りの予定)

映画「コン・ヒウ・ホア」で再びマイとピンのコンビ

ピン・ラムプラプルーン監督の映画「コートラ・ラック・エン・ルーイ」(Loveaholic)でウドム・テーパーニット(ノート)の妻の役を演じたウィサー・サーラサート(マイ)は、「コン・ヒウ・ホア」(頭を手に下げている人)でピン監督の妻の役をやることに同意した。この前回より挑戦的な新しい役につき、マイは次のように語った。

『ピン監督との第2作となる「コン・ヒウ・ホア」で、私はピン監督の妻の役をやります。この映画でプーリ(ヒランプルック)さんとクラテー(スパック・チャイモンコン)さんがコンビ役をやりますが、私はピン監督ともう一組の役をやるのです。今度のキャラクターは前作とは大違いです。酒飲みの女で、家族の面倒は見ず、博打に耽っています。服装は田舎っぽく、パトゥン(サロン風の筒型スカート)を穿いて、古い家に住んでいます。ワーワー言って、口汚いのです。

キャラクターを大幅に変えなければなりません。キャラクターを十分理解して、家庭に問題があり酒を飲まざるを得ない人の役に入り込めるよう、事前に勉強してワークショップに入りました。そして、この映画での色々な酔っ払いの状態を理解する必要もあります。私が酔っ払うと、相手にかまわず、ワーワー大声を上げます。最初は嫌でしたが、ピン監督が色々と助けて下さいました。感情を上手く出せるよう助けて下さいましたので、楽しくなりました。喜劇映画は私にとり初めてです』(07.1.8)

2006年封切りの高収益を上げた映画

昨2006年、シリーズ物やリメーク作品を含め多くの内外映画がタイ人ファンを魅了した。そして、タイ映画については、年初から年末まで間断なく封切られ活気がある年であった。

収益が公表されている映画限りだが、最もタイ人の財布から金を奪ったのは、ジョニー・デップとオーランド・ブルームの二人の花形スターが呼び物のハリウッドのシリーズ海賊映画「パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマン・チェスト」で、1億3千5百万バーツを稼いだ。もう一つのシリーズ映画「.M:I:V」は、主演のトム・クルーズが数々の奇行でパラマウント映画を馘首された後であったが、タイでは1億2千万バーツを超える収益を上げた。

タイ映画で最も収益を上げたのは、1億3百50万バーツのコムピン・ケムカムヌット監督の下カンタナー・アニメメーション・チームが製作したアニメ映画「カーンクルアイ」で、第2位はサハモンコン社とワークポイント社の合作映画「ノーン・テン・ナックレン・プーカオトーン」(Nong Teng Naklenpukaotong)で、1億5百万バーツを稼いだ。RS社の「セープ・サニット・シット・サーイイナー」(Noodle Boxer)は、11月末に封切られたところだが既に8千2百万バーツを稼いでおり、2007年に入って更に増収が見込まれる。

タイ国内で封切られたそれぞれの映画の収益はどれほどか。Siamzone.comでは、公表があった各映画のデータを集計した結果を下記に纏めてみた:−

1.パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマン・チェスト(米) 137
2.M:I:V(米)  120
3.X-MEN ファイナルディシジョン(米)  107
4.スーパーマン・リターンズ(米)  104
5.カーンクルアイ(アニメ)(タイ)  103.5
6.ノーン・テン・ナックレン・プーカオトーン(Nong Teng Naklenpukaotong)(タイ)100.5
7.007/カジノ・ロワイヤル(英/米)   96
8.ダヴィンチ・コード(米)   83
9・セープ・サニット・シット・サーイイナー(Noodle Boxer)(タイ) 82.1
10. プロ・アーカート・プリアンプレーン・ボイ(Seasons Change)(タイ)72
11. アンダーワールド:エボリューション(米)   70
12. ゴーイ・トゥ・ヨーム(See How They Run)(米)   70
13. ポセイドン(米)   69
14. ワイルドスピードX3 Tokyo Drift (米)   60
15. ヌー・ヒン ザ・ムービー(Noo-Hin the Movie)(タイ)   57.8
16. エラゴン・意志を継ぐ者(米)   57.1
17. ラック・チャン(The Memory)(タイ)   55.7
18. コートラ・ラック・エン・ルーイ(Loveaholic)(タイ)   53.6
19. デック・ホー(Dorm)(タイ)   52
20. ギャング・チャニー・カップ・イーエープ(Metro Sexual)(タイ) 52
21. Rob B Hood(香港)   48.9
22. マイアミ・バイス(米)   35
23. ガオ…ガオ(The Possible)(タイ)   35
24. ピー・コン・ペン(The Victim)(米)   35
25. 僕の世界の中心は君だ(韓)   30
26. サイレント・ヒル(米/日/加/仏)   30
27. デスノート The Last Name(日)     27
28. デスノート前編(日)   25
29. ワールド・トレード・センター(米)   25
30, ペン・チュー・カップ・ピー(The Unseeable)(タイ)   23
31. ナクプリック・ロン・ルア(Navy Boy)(タイ)   20.68
32. ルーク・タロック…トック・マイ・クラーイ・トン(タイ)   19.03
33. Crank(米/英)   15
34. ラーン・ローク・ローン(Black Night)(タイ)   13
35. プラ・デック・スア・ガイ・ウアック(Magnificent Five)  10.35
36. マークテ・リターンズ(Lucy Looser)(タイ)   10
37. Invisible Wave カムピパークサー・コーン・ハマーサムット(タイ)  5

(07.1.4)

映画「Final Score 365 ワン〜」の記者発表会

去る12月21日、映画「Final Score 365ワン ターム・ティット・チーウィット・デック・エン」(Final Score)の記者発表会が行われた。チラ・マリクンの発案による、大学受験生の365日の実生活を描いた映画で、スタッフと監督は1年間休みなしに仕事をした。チラ・マリクンとスタッフの5人は、決して途中で一人も脱落しないとの誓いの水を飲み交わした程であった。

先ず、映画挿入歌の“ワン・ドゥアン・ピー”(年月日)をミュージックビデオで鑑賞し、次いで司会者より過去の大学受験戦争の体験者の代表として、86年度受験生ユッタナー・ブンオーム(テット)、87年度のウォンタノン・チャイナロン(ノーン)、そして90年度のモダン・ドックことトンチャイ・ウッチャチン(ポット)が紹介された。更に、映画「Seasons Change」の若手俳優陣から、06年度受験生チャルームポン・タンタウィスット(プルー)、07年度のチュティマー・ティーパマート(ターイ)、09年度のラッチュー・スラチャラット(ワーン)が紹介された。そして、それぞれが過去の大学入試の体験を語たり、ターイとワーンの2人は現在行っている受験準備について話した。

テットは受験生活を次の様に総括した。『人間として最も複雑な年だった。つまり、中高教育課程の最高学年である高3にいて、中1〜高3では出来なかったことが、何でも出来た。学園活動では集団の長に位置にあった。しかし、同時に受験勉強をしなければならない。それから、6年続いてきた友人関係は最高に楽しくなっていた。とにかく、とても複雑だった。2つの生活のバランスをとらなければならなかった』

ようやく、実際の映画関係者の番になった。94年度受験生で小柄だが我慢強い女性監督のソーラヤー・ナーカワン(エン)、98年度受験生で肩の上でカメラを365日間回し続けた撮影技師のアヌラック・コンター(ムー)、そして1年間の実生活をスクリーンに映すため撮り続けられた06年度受験生のスウィクロム・アマラナン(プー)、最後に家庭での撮影を容認したプー君の母親ドワンポーン・アマラナン。

最も多くの者から発せられた最初の質問は、母親が息子の撮影を許可するに至った理由であった。『スタッフが息子に連絡しに学校に来ました。当時、息子はタイ音楽のコンサートで演奏していました。私は今時詐欺もあるので気を付けるようにと言いました。しかし、息子は5〜6人の少年の中から選ばれると、お母さんは許可してくれるかと訊いてきました。子供達はこれから働かなければならない若い世代だ、息子の機会を閉ざしていけないと考えました。若い人を支援する観点から見て、息子に機会を与えたのです』と母親は答えた。

エン監督は、プー君の実生活の映画化につき『最初プー君に接触した時点では、他の生徒を選ぶ余地もありました。スタッフが興味を持ったのはプー君一人ではありませんでした。しかし、話をする程、良く知り合う程、プー君なら実際に365日間の撮影が続けられると感じるようになりました。彼は日ごとに違った新しい話題を持っていましたから。撮影の始めのうちは、とにかくがっかりしました。どうしたら良いかムーさんに相談しました。親しくするようにして、あの子の気持ちになるようしました。そうしたら、彼はカメラを気にせず自然になりました。時と場合により自分のすることをわきまえるようになりました』と話した。

最後に、挿入歌“カン・ラ・カン”(お互いに)のミュージックビデオが、そして映画の予告編が上映された。この映画「Final Score 〜」は、2月1日より一般公開の予定である。(06.12.28)