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Y.T.さんに翻訳していただきました。ありがとうございます!

アクション・スリラー映画「13ゲーム・サヨーン」

 挑戦者が勝ったら1億バーツの賞金が得られるばかりでなく、本人と周りの者の人生が変わってしまう13問のゲーム。あなたは挑戦しますか?その設問と解答は、スリラー映画「13ゲーム・サヨーン」 ( 13 Beloved )にある。

 去る 9 月 26 日、映画 「13ゲーム・サヨーン」の公式披露会が催された。激しい雨でバンコク中が大渋滞の中、監督のチューキアット・サックウィラクーン(マディアウ)、及び主演のノーイ・ウォンプルーことクリサダー・スコソーン・クレップ、アチタ・シックカマナー(イム)、サランユー・ウォンクラチャーン(トア)が勢揃いした。

 その他、この映画の元になった短編映画「12」の俳優達や、原作の漫画 「 The 13th Quizshow 」の作者エーカシット・タイラットも顔を見せ、 ノーイ(クリサダー・スコソーン・クレップ)の兄のカモンと母のカマラーも応援に駆けつけた。

 先ず、イム(アチタ・シックカマナー)が自分の役について語った。『トーンの役です。トムボーイみたいな向こう見ずな女です。いつも状況打開のリーダーになり、ノーイさんの演じるプーシットに合います。トーンは彼に親近感を覚え兄のように思います。プーシットは輝く存在です。この役をやれて嬉しいです。それは、キャラクターを変えられたからです。本当の私はおちゃめです。プレッシャーがありましたが、多くの経験をしました』

 ノーイは、予告編を見た観客に水中シーンでの経験を語った。『池の場面では、ワイヤーを着けた。池に潜って水中深の或る物を取って来なければならない。潜って物を担いで上がってくるのだ。その物が、自分が実行した証拠になる。担いで上がってくるのだが、これが実に辛い。自分はいつも舞台を駆け回って歌を歌っているので、ワイヤーなんか耐えられると思っていたのだが、それが重くて。ワイヤーを着けて、ずぶ濡れになり、泥だらけになるのだから』

 最後に、チューキアット監督が、この映画を宜しくと語った。『誰もが、幽霊映画か、リアリティゲームの映画か、オンライン幽霊じゃないかと思っているようだが、実際はアクション・スリラー映画だ。人生ドラマだ。見た人は、もし自分がこういう状況に陥ったら、どうするか考えるだろう。この映画には一般のスリラー映画以上の多くのものがある。皆さん、映画を見て、自分ならどうするか考えて下さい』

 この映画「13ゲーム・サヨーン」は、 10 月 5 日より一般公開。 (06.9.28)

(注:映画の公式サイト  http://www.13beloved.com/ :ゲームの問題を、次々と問題をクリヤーする度に賞金が増加して行く。段々難しくなり、これまでやったことのないことに挑戦しなければならない。失敗すれば、これまでに得た賞金を返さなければならない)

外務省主催で「トム・ヤム・クン」の祝賀パーティ

 映画「トム・ヤム・クン」即ち 「 The Protector 」が、 9 月 8-10 日の週末の全米興行成績の第4位にランクされ、少なからず興奮した。この映画のプラチャヤー・ピンケーオ監督は、こんなところまで行くとは予想していなかったと述べた。

 『 8 日夜、 8 日一日だけの数字を知ったが第3位で、2位との差は僅かだった。こんなところまで行くとは思ってもみなかった。「トム・ヤム・クン」は、この週が封切りで、おまけに3位までで最も上映館が少ない映画だった。実に嬉しいことだ。

 通常、米国の Box Office 発表のこの興行成績上位に入るには、少なくとも 1,000 館以上で上映する必要がある。このような数の映画館で上映する映画は、大作映画でなければならない。米国映画でも、こんな数の映画館で上映出来るとは限らない。例えば、「マッハ」(オンバーク)の場合は、 387 館で上映され 17 位だった。これはタイ映画として始めての Box Office 発表の興行成績 TOP 20 入りだった。

 今回は米国での配給会社 Wienstain 社が、巨費を投じ 1,541 館で上映させた。これは「マッハ」が米国で成功し信用を得たためである。そればかりでなく、テレビ、新聞、ウェブサイトでの宣伝にも多額の費用を掛けたようだ。

 上映館の数から言って、 10 位以内には入ると期待していたが、 TOP 5 に入って喜んでいる。タイ映画もここまで来たのだ。アクション映画だけでなく、どのタイ映画も上位に行く権利を持っている。我々の味を分かって貰えたら、引き続いてメニューを味わって呉れると思う』

 去る9月18日外務省とタイ映画協会との共催で、 映画「トム・ヤム・クン」が世界にタイの価値観と文化を広めたことを祝し、 ”Diplomatic Night with Tom Yam Goong” と銘打ちパーティを催し、各国の外交官を招いた。パーティで、主演のトニー・ジャー、ボンコット・コンマーライ(タック)、ペッターイ・ウォンカムラーに記念品が贈られた。

  9 月 22 − 23 日の週末までに、「トム・ヤム・クン」は 1 千万ドル( 3 億 7 千万バーツ)を超える収益を上げると予想される。

中味のある喜劇映画「セープ」

 新作喜劇映画「セープ」(Zapp)は、監督がナティ・パンマニー(プー)、出演者にメータニー・ブーラナシリ(ニノー)、ポーンシダー・ナ=ソンクラー(ベンツ)、カーク・シラー、コム・チュアンチューン、ボーン・チュアンチューン、コティ・アラームボーイといった俳優ならびにコメディアン、それに女性スタントから転進のクワンチャイ・チャントーン(クワン)が華麗なアクション技を披露する。

 喜劇映画であるが、同時に違法の麻薬にも焦点を当てている。9月18日に披露会にて、出演者と監督が映画について、そしてこの映画から観客が得るものに関し話をした。

 先ず、ベンツが自分の役について語った。『セープの役で、良いことをする人です。不正は見ていることが出来ず、正します。この映画は中味があります。滑稽なだけではありません。子供も大人も見られます。それに、この映画で一人のアクション女優が生まれました。そのクワンちゃんだけでなく、私も格闘します。だけど、多くはありません。クワンちゃんは両足で蹴れるのに、私は片足だけですから(笑)。この映画で初めてニノーさんと共演しました。ニノーさんは全力で演技をします。皆さん、映画見て下さいね』

 ナティ監督は『ベンツと二ノーのこの映画をよろしく。きっと見て下さいよ。ニノーは全力でやった。ベンツとは、脚本を書くのに、よく電話で話しをした。ベンツが云うには、この前の映画は滑稽な役だったので、今度はアクションにしてほしいとのことでそうした。この映画ははっきりしている。なにも考えることはない。僕の映画は純粋な喜劇だ。見てくださいよ。ベンツが殴る蹴るのは初めてですから。演技の際、ベンツはどうしたら良いかいつも訊いて来た。気合が入っていたのだ。そして見事にやった。

 この映画に違法な麻薬パーティを挿入した。ベンツとクワンは、人をいじめてはいけない、そして麻薬パーティへの参加はいけないと少年達に忠告する。この映画を必ず見て下さいよ』

 この映画「セープ」は9月21日より一般公開。 (06.9.21)

(静かなアパートが悪がきによりめちゃくちゃに。従来からの住人セープと彼女の友人クワンはチームを組んで、悪がきグループに対抗する…)

タイ香港合作ホラー映画「Re-cycle」

タイ人には映画「ディバージェンス−運命の交差点」 「 A-1 Headline 」「 カオマ」そして 「 the Eye [ アイ]で御馴染みの香港の女優アンジェリカ・リー(李心潔)が来タイし 、 9 月 15 日に行われた新作映画「 Re-cycle 」 (タイ語題名:ピー・ヤーク・クラップマー・クート)のプレミアショーに、タイ人男優ジェットリン・ワンタナシン(ジェー)、監督の一人オキサイド・パン、及びタイ側の製作者ティ・マッチングことソムチャーイ・チアスットターノン(ティ)と共に出席した。

 映画 「 Re-cycle 」は、香港のユニバース・フィルム社とタイのマッチング映画社による2国合作映画である。 ティ・マッチングの目に止まり、この映画に出資することになった理由だが『つまり、オキサイドがプロットを持ってきて、普通の幽霊映画ではない、日常生活を映画にする、見た人は泣くかもしれないと言ったからだ。それに、プロダクション・チームは全てタイ人でもあるから。マッチングのチームは、アジアのロード・オブ・リングスと自負している』

  この映画が第 11 回香港映画批評家協会の Best idea for a Film 部門の Golden Bauhinia Award を獲得したとのニュースは、オキサイドをにっこりさせた。『大切なのは考えることだ。僕は考えることに長時間を掛ける。賞を得て大変嬉しい。この映画は人を驚かすが、映画を見た人は泣きながら映画館から出てくると信じている。恐怖が遂には泣くことに』

 アンジェリカ・リーは『プロモーションのためタイに来たのは初めてです。今回はオキサイド・ファミリーとの2回目のお仕事です。最初の時(映画「 the Eye 」)と違って、今回は慣れていたので楽でした。楽しかったです。今回は CG を最高に使っています。緑の壁の前の演技はしょっちゅうで、想像力を必要としました。後ろに身の回りに幽霊がいると考えなければなりません。家に帰ったら考えないようにしました。この映画での演技はとても怖かったです』

 タイ人で唯一人の重要な役の ジェットリン・ワンタナシン(ジェー)は、この映画に出演を決意したことにつき『僕は芸能界に 14 − 15 年居る。映画出演依頼が沢山あったが、僕は歌手であり、映画はドラマとは違うので、僕の演技力には限界があった。しかし、今回出演したのは、ティ氏が好きなのと、映画「タイムリセット運命からの逃亡」(ターファー・リキッド)以来パン監督が好きだからだ。4−5回は見たが面白かった。気に入った監督なので出たのだ。それに演技もあまり多くなかったし』と語った。

 そして、ヒロイン役のアンジェリカについては『彼女はよく事前の勉強をしてきていた。さすがプロだ。映画「the Eye」での素晴らしい演技を見ていたので嬉しかった。だけど、オキサイド監督と喋っているのを聞いていたら、ヤワラート(中華街)に居るみたいだった(笑)』

 最後にアンジェリカ・リーは付け加えた。『お仕事でも観光でも、タイは大好きです。タイの人は礼儀正しく、心優しい人々です。最初お仕事した時、言葉が一寸問題と思いました。しかし、実際やってみると、そんなに問題ではありませんでした。この映画は随分時間を掛けました。きっと娯楽性がありますよ』そしてタイ語で『タイに来て皆さんにお会いできて嬉しいです。有難う御座いました』と語った。

 この映画「 Re-cycle 」は 9 月 21 日から一般公開される。 (06.9.18)

(注:映画の公式サイト http://www.re-cyclethemovie.com/ :若い作家の書いたフィクションのホラー小説が現実世界に展開する。作者は小説のヒロインの後をつけ別の世界へ…)

コメディアンのジュニア総出演の「ルークタロック〜」

 去る 9 月 12 日、喜劇映画「ルークタロック...トック・クライ・トン」 ( Just Kids ) の披露会が催され、有名コメディアン達の子女が殆どの出演者達が舞台上に犇いた。即ち、チャトゥロン・モックジョックの娘ピンチャノック・ポンブーン(バイプーン)、トアレ・チューンジムの娘サヤーモン・クランマーリ(ボウ)、テープ・ポーンガームの息子パット・ポーンガーム(タイ)、ドーム・チュアンチューンの娘ウォラワン・プリーダークン(アイス)、それにノーン・チャチャチャーの息子スパーポン・イアムスック。

 更に、ラートリー・ウィッタワットの娘クチャマート・プロムサーカーと息子のラッタバーン・ウィッタワット、ノート・チューンジムの娘シシプラパー・ポーンインシー(テーンクワー)と息子のウィラウット・ポーンインシー、そしてシーヌム・チューンジムの娘チャンヤー・チャイサナウと息子のタネート・プーパーニー。

 その他、主演にラピーパット・エーカパンクン(ナーム)とパーティット・ピシットクン(ファイ)、それにクロット・ピシットクンの娘ドアン・アタセーリー(ペート)、ラッカナー・ワタナウォンシリ(ウム)の妹ハンサー・ワタナウォンシリが絡む。忘れてならないのがノート・チューンジムの息子でこの映画の監督のウィラウット・ポーンインシーである。ランシット大学の友人ソーポン・ニモーノン、ウォラウット・チュアンユー及びピテイパーン・カナーサーンソムパットと、この映画を共同監督した。

 コメディアンの子供達、及び励ましに来たノート・チューンジム、シーヌム・チューンジム、ノーン・チャチャチャーと言った親父さん達の話で会場は笑いに満ち溢れた。

 この映画の主役のナームは今回の仕事について『出番が多かったので、大勢の友達と出会うことが出来た。普段あまり集中心がない方なので、演技の時はぐっと集中しなければならなかった』と語った。

 息子の初めての監督作品を全力で支えた頑固親父のノート・チューンジムは『実際、これは子供達の紹介だ。子供達をよろしくお願いする。彼らの将来はこの映画に掛かっている。見て頂いて、子供達の演技が十分面白ければ、自然な演技が出来ていれば、将来彼らにチャンスはある』と語った。

 一方、監督は同様に観客に対し『収益が1億に達するなんて期待していない。しかし、皆様より改善すべき苦言を頂き、また励ましを頂き、次の映画製作へ前進する力になった』と語った。

 この仲の悪いおんぼろ寺の学校と派手な私立学校の間の愉快な映画「ルークタロック...トック・クライ・トン」は、9月14日より一般公開される。 (06.9.14)

(注:仲が悪く喧嘩ばかりしている2つの高校。教師達が音楽を通して生徒同士仲良くさせようと目論む。そして奇跡は起こった…)

ファンタジー冒険映画「サラット・ターディアウ・カップ・デック200ター」

 映画「サラット・ターディアウ・カップ・デック200ター」(片目の海賊と 200 の目の子供)の撮影は、未だ遠く南タイのクラビーの海の帆船上で撮影中である。出演者の一人で武術達人のケーサリン・エーカタウィットクン(ヌイ)は、大変な目に会った。なにしろ、船に乗っただけで、食べた物は戻すし頭はふらふら、それでも殴る蹴るは勿論、刀を振り回さなければならない。果たして上手く行ったのだろうか。

 このシーンは、リット船長(サランユー・クラチャーン)の船に、乗っ取ろうとして敵の船から乗り込んでくるアクション・シーンだ。リット船長の妹ダーオ(ケーサリン・エーカタウィットクン)が、自船から敵の手下を追い払うため闘う。ヌイはこのシーンの大変さを次のように語った。

 『このシーンは、私のこの映画撮影での初めてのアクション・シーンです。敵の手下に扮した多くの男性の先輩達と闘います。船上での撮影の前に、陸上で何度も練習しました。しかし、船の上では全く様子が違いました。場所はとても狭いし、小道具が一杯あります。船の至るところにロープが下がっています。立っている床も何時も水平ではありません。船上で再度練習が必要でした。狭いので本当に必要な人しか船に乗れません。それから大立ち回りになる程、スタッフは各人の安全に気を配らなければなりません。最初の日、船に乗ったとたんに酔ってしまい、ずっと吐いていました。未だ体が適応していなかったのです。何日かすると、体が慣れました』

 この「サラット・ターディアウ・カップ・デック200ター」は、タニット・チットヌクン(ピット)監督の初めてのファンタジー・アドベンチャー映画である。9人の子供が迷って島に到着し、伝説の海賊に遭遇する。皆が協力して財宝を探す危険を冒す。待ち伏せしていた敵と戦い、財宝を守る怪獣と闘う。華麗なスペクタクルシーンとタイの美しい海に、間もなくお目に掛かれるだろう。 (06.9.7)

映画「ドゥアイ・クラウ」(87)が国王在位60年祝賀上映

  1987 年に封切られた映画「ドゥアイ・クラウ」( The Seed )は、監督がバンディット・リッタクン、出演はサンティスック・プロムシリ(ヌム)、チンタラー・スカパット(メム)、ジャラン・マノーペット、クリット・スクラモンコン、更にクライラート・クリアンクライとナルモン・ニラワンと言った一流俳優で、物語は北タイの農民の暮らしと国王陛下に対する全タイ人の信頼を表わしている。

 国王陛下在位 60 年の良き年に当り、この度タイ映画監督協会とファイブスター社が共催でリバイバル上映することが決まり、去る 8 月 31 日この映画の披露会が催された。

 先ず、行事の総裁スダーラット・ケーユラーパン女史が開会の挨拶をした。次いで、タイ映画監督協会のプラチャヤー・ピンケーオ会長より記念品が出演者と関係各位に手渡された。それは額に入った映画のポスターであった。故人のジャラン・マノーペットの分は、トライスリ・マノーペットが代りに受取った。

 俳優達がリバイバル上映に関する感想を述べた。ヌムは『昔の映画の自分の演技振りが見られて幸福だ。特に、この映画は普通の映画ではない。国王陛下の栄誉を讃える映画だ。この映画が再上映されることを、嬉しく名誉に感じる』と語った。ヒロイン役のメムは『北タイの農民の役で、陛下のご慈悲を受けます。特に人口雨で農民を助けてくださる場面は、見て我が国土と国王陛下への愛が高まりました』と述べた。

 バンデイット監督は、この映画について次のように述べた。『今年は大いなる記念すべき年だ。映画界でも我等が国王陛下に敬愛を捧げる行事を考えていた。そこで陛下のご行為に関するストーリーの映画を探した結果、この映画「ドゥアイ・クラウ」が最も相応しかった。そうした訳で、人は上映されるのはドキュメンタリー映画だと思うかも知れない。直訴(ドゥアイ・クラウ)や陛下の話と言えば、ドキュメンタリー映画と理解するからだ。しかし、実際は劇映画であり、僧侶いれば、女もいる、悪者もいれば、抗争もある面白い映画だ』

 この映画「ドゥアイ・クラウ」は、 9 月 9 日 よりリバイバル公開される。最初の一週間 ( 9 月 9 〜 15 日 ) の収入は、経費を差引くことなく、全額が国王陛下の農村開発財団に寄付される。 (06.9.4)

(映画の公式サイト  http://www.fivestarent.com/activeties/DoyKou.asp